結婚に見た目は必要?「ラブ・イズ・ブラインド」に学ぶこと

しめサバ子 マルチポテンシャライトライター
更新日:2020-03-25 06:00
投稿日:2020-03-25 06:00
 コロナの影響で家にこもる時間が急増加! そんなときは、Netflix鑑賞がはかどってしまいますよね。「テラスハウス」をはじめとした恋愛リアリティーショーが大人気のNetflixですが、今期の大本命は、恋愛実験番組「ラブ・イズ・ブラインド」!

外見を一切見ることなく結婚を決められるか

「ラブ・イズ・ブラインド」は、集められた男女がお互いの外見を実際に見ることなく、会話だけで相手に対してプロポーズし、結婚を決めることができるか否かを実験するリアリティーショー。

 さまざまな男女が登場し、内容も非常に刺激的。他人の恋愛のやり取りを見るのって楽しいですからね。

 この番組では、実際に外見を一切見ることなく、プロポーズして晴れて婚約するカップルが数多く生まれています。「外見」を排除することで「外見以外の要素」に目を向けなければならなくなるため、相手の内面をより理解した上で相手を選ぶことができるようになる感じがしますね。

 さて、番組の内容も気になりながらも、実際の「婚活」でも役に立ちそうな点が「ラブ・イズ・ブラインド」には数多くあったので、そちらを紹介したいと思います!

恋愛と結婚の最大の違いは「外見」の重要性!?

 まずは、この番組の主題にもなっている「外見」の重要性です!

 2回目以降のデートをしたいかどうかを決める要素には、「内面」よりも「外見」が重要であることは、さまざまな心理的な実験からも明らかになっています。

 裏を返せば、どれだけ内面的に魅力がある人に対しても、「外見」というノイズによって多くの人が判断を誤っているということでもあります。

「自分はイケメン好きじゃないから」 という方でも、一緒にいて居心地がいいと感じる理由には、「雰囲気」や「清潔感」といった外面的な部分が影響をしていることが多いのです。

 でも、結婚はこうした「恋愛」における性的な魅力とは異なる資質が必要となります。

 子どもができた時の育児の献身度や、共働きをするときの家事への貢献、相手の立場にたって考えることができるかという思いやり、生活で重視する価値感など、結婚に必要な要素って数多くあり、こうしたものと「外見」とは、全く関係ないですよね。

 つまり、なんとなく「自分は外見を重視しない」と思うだけではなく、「外見より絶対上位に来る条件」を明確に決めてパートナーを選ぼうとしなければ、「外見的魅力」に流されてしまう可能性が高いので注意が必要です。

コミュニケーション能力に騙されないこと

 次に落とし穴になりがちなのが「コミュニケーション能力」の高い男性です。 でも、それって外見じゃなく内面のことだし、いいじゃない?って思いますよね。

 実はコミュニケーション能力は2種類あって、自分のことを良く見せるためのものと、相手と話し合うためのものとがあるんです。ここで要注意なのは言うまでもなく、前者の“自分を良く見せるため”のコミュニケーション能力。

「ラブ・イズ・ブラインド」でもこういうコミュニケーション能力抜群の男が出演しておりました。しかしながら、問題はこういうタイプの男性は具体的なことを話さなくても、相手にいい感じの印象を与えるのが非常に得意だということ。

 騙されないためには、話の雰囲気ではなく、話している内容に目を向けるようにしましょう。

結局、外見のタイプってどれくらい大事なの?

 さて、「ラブ・イズ・ブライド」は外見を全く見ることなくプロポーズをするわけですが、プロポーズ後に相手の見た目が気に入らなくて、気持ちが冷めちゃうってこともあるんじゃない?って気になりますよね。

 こちらの番組、プロポーズの時点で番組が完結するのではなく、その4週間後に結婚式を挙げるまでが描かれています。つまり、プロポーズから結婚するまでの間で、現実を見てお互いげんなりしたり、喧嘩したり、やっぱり顔が生理的に好きじゃない、とかそういう問題にぶち当たるための時間がしっかり用意されているんです。

 プロポーズでは、実際に6組のカップルが生まれましたが、このうち最後まで想いを貫き真実の愛にたどり着いたカップルは、残念ながら全員ではありませんでした。

 でもですね、この別れの原因の中で「顔が好みじゃない」という理由のカップルは一組もいなかったんです。結局、一度深い関係になってしまえば、外見のタイプって重要度がすごい下がるんでしょうね。それより、結局は性格とか価値観とかお金とか、そんな問題なんですよ、別れの原因になるのって。

 そんな当たり前のことを、改めて再確認できる意味でも大変良い番組だと思います。まだ見てない方は、ぜひチェックしてみてくださいね!

しめサバ子
記事一覧
マルチポテンシャライトライター
主に恋愛・性に絡むネタを執筆。ライター業以外にも法務や税務、イベント企画、プログラミング、起業、ひいては寿司を握るなど、興味を持ったことに手当たり次第に挑む。休日はシメサバ作りをこよなく愛する。
X

関連キーワード

ラブ 新着一覧


別れた娘への見栄のために、なぜ俺が? 妻の「もっと稼げ」アピに鼻白む40歳男性
「冷酷と激情のあいだvol.218〜女性編〜」では、再婚相手である夫・ヒデキさん(40歳・仮名)との結婚生活に経済的な不...
並木まき 2024-10-26 06:00 ラブ
「裕福な前夫と暮らす娘がうらやましい」再婚相手に貧乏脱出を求める44歳ノンキャリ女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-10-26 06:00 ラブ
浮気されない女の特徴とは? LINEの返しだけでかわいく演出するテクニシャン3選
「男は浮気する生き物」といわれますが、浮気するかしないかは彼女次第かもしれません。  今回は、一途な男性に彼女とのLI...
恋バナ調査隊 2024-10-26 06:00 ラブ
「不倫の第一歩」となった瞬間5選。元彼と関係を復活させた妻たち、きっかけは?
 いけない恋愛だと分かっていながらも不倫に足を踏み入れてしまう男女。そもそもの出会いやきっかけはなんなのでしょうか? 不...
恋バナ調査隊 2024-10-26 06:00 ラブ
不倫相手の性癖はネトラレ。「他の男にも抱かせてみたい」と相談され… 32歳ホステスの悦び #1
 不倫相手との逢瀬は、女としての悦楽を存分に味わわせてくれる。背徳感や切なさは、時に婚外恋愛の醍醐味ともいえるかもしれな...
蒼井凜花 2024-11-08 15:06 ラブ
夫がダサい。「Sanma」Tシャツって何? 頭を抱える妻たちの叫びと3つの対処法
 どんなに性格が良くて価値観が一致している夫でも、ときに気になってしまうのがダサいファッション…。とはいえ、なかなか本人...
恋バナ調査隊 2024-10-25 06:00 ラブ
嫉妬深い六条御息所は反面教師に…年下男子との恋愛を長続きさせるコツ。「光る君へ」もより楽しめる!
「源氏物語」の作者である紫式部を描いたNHK大河ドラマ『光る君へ』が話題です。  光源氏は何人もの年上女性との恋愛...
内藤みか 2024-10-24 06:00 ラブ
「女友達と遊ぶ旦那」の驚愕実態4連発! 知らぬは妻のあなただけ…
「男女の友情もある」「ただの友達ならいいんじゃない?」と楽観的に捉え、女友達と遊ぶ旦那を許している奥様もいるでしょう。 ...
恋バナ調査隊 2024-10-24 06:00 ラブ
リベラル男子って何? やばすぎる恋愛観と論破する方法。結局浮気したいだけなのか
 リベラルとは、自由主義思想を指す言葉。そして今、自由恋愛主義の「リベラル男子」がやばいと話題になっているとか…。この記...
恋バナ調査隊 2024-10-23 06:00 ラブ
「抱きしめてもいい?」セラピストの彼と観覧車デート…ズキュンの連続!
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。48歳で意を決して女風を体験しセックスの気持ち良さを知り...
mirae.(みれ) 2024-11-20 16:33 ラブ
日曜日メシは焼きそば一択って、なんでやねん! 夫のヘンなこだわりは笑い飛ばすのが吉
 変わり者な夫を持つ妻たちから聞いた「夫のヘンなこだわりエピソード」をご紹介します。思わず笑ってしまうおかしなこだわりや...
私たち夫婦仲が悪くなった原因はなに? “妻の言い分・夫の言い分”6選から見る改善方法
「ろくに会話もしない」「家庭内別居をしている」など、世の中には仲が悪い夫婦も存在します。永遠の愛を誓ったはずなのに、なぜ...
恋バナ調査隊 2024-10-20 06:00 ラブ
彼女を作る気がない人の「脈なしLINE」3選。気になる彼に特徴が当てはまったら長期戦覚悟で
 気になる彼が「彼女はいらない」と思っているなら、いくら頑張ってもあなたの恋は実らないかもしれません。  今回はLIN...
恋バナ調査隊 2024-10-20 06:00 ラブ
「浮気に逃げないよ、俺は」被害者ヅラする妻からの離婚を断固拒否する47歳男性
「冷酷と激情のあいだvol.217~女性編~」では、結婚3年目の夫・マモルさん(47歳・仮名)との離婚を強く望む妻・絢音...
並木まき 2024-10-19 06:00 ラブ
「夫との“授かり婚”を心底後悔…」それでも離婚理由の弱さに焦りが募る39歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-10-19 06:00 ラブ