コロナ禍の今だからこそ…オトナ女子が見直したい3つのこと

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2020-04-18 06:00
投稿日:2020-04-18 06:00

コロナの話題ばかりで不安だけど…

 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。TVやネットニュース。世間はコロナウイルスの話題ばかりで、精神的にも経済的にも不安は拭えません。

 明日はどうなることやらと、ウイルスを恐れてマスクをつけて外出していますが、気づくと口紅をつけなくなった自分がいました。メイクでマスクが汚れるのが嫌で薄化粧になった女性は多いはずです。

 テレワークが増え、動きやすい服装に変わりました。気分もふさぎ、女子力もだだ下がりです。

 “STAY HOME”――自宅で過ごす時間が増えました。コロナウィルスの収束のメドもついていませんが、あえて滅多にないこんな時間をポジティブに使う、抱えている問題も一度手放してみるなど、自分を前向きに奮い立たせてみませんか。

1. 幸せ体質に変えてみる

 政府のコロナ対策案がどうなるのか、感染者はどうだなど、毎日ニュースに釘付けになって、後手後手に回るカメ国会(遅っ!)にイラ立ちも覚えていましたが、気持ちを切り替える事にしました。

 予想もしない状況下で、私は誰かの決断待ちをする依存型になっていたのです。

 自分ができることは自分で考えてやってみる。他人が手を差し伸べてくれることは、当たり前ではなくありがたいこと。そう思いを変えることができれば元気が出ました。

コロナ離婚」に発展する多くも期待と依存からくる不満の蓄積です。

 それらを減らすことも“幸せ体質”への近道です。家庭内でもひとりで頑張る必要はありません。

 この際、遠慮することなく“できることを、できる人が、できる時にしましょう”、そうハッキリ伝えてみませんか。

 女性だけが家事をする時代はもう終わりました。同居する者は皆、家のことはやるべきなのです。専業主婦さんでも、自分だけがやらなきゃと頑張らないことです。

 不満の種は取り除きましょう。

2. 離婚を考えている人達へ

 杏さん、東出さん夫婦は本当に離婚するのでしょうか?

 いまだかつてない人類の危機的状態が訪れています。女優の杏さんのケースでお話をしますと、結婚当初から人には言えない、気苦労や苦しみがあったと思います。妊娠中の浮気ほど妻が一生恨みを引きずることはありません。

 数多くの相談を受けてきた私が思うに、日本は平和で幸せな国であったと言うことです。

 食糧もなくて疫病や紛争などで、いつ命を落とすかどうか分からない国では、浮気なんてありません。生きるのに必死だからこそ、大切な物がはっきりと分かるのでしょう。

 今、離婚を考えている人に申し上げたいことは、相手に万が一何かあっても悲しまないし、なんとも思わない。そんな気持ちであれば離婚を選択してもいいと思います。潮時です。さっさと別れるのがお互いのタメかもしれません。

 しかし、ほんの少しでも愛情が残っていて、相手が死ぬほど反省し懺悔している限りは、最後にもう一度歩み寄ってもいいかもしれません。子供がいる夫婦ならなおさらです。自分に何かがあった時に、子供を守ってくれるのは父親です。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


介護施設の選び方…入所前に“本性”を暴くチェックポイント
 近ごろ、ニュースで目にするたびに高齢者への虐待に心を痛めています。筆者は、これまで6つほどの介護施設で働きましたが、そ...
失敗しない家の選び方 快適生活のため気をつけるポイント6つ
 筆者は、これまでの人生で実家の引っ越しも入れると、8回ほど引っ越しをしています。そのうち5回ほどは、結婚や仕事の都合、...
えっ転移? 子宮頸がん術後に襲いかかる後遺症リスクのお話
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひと...
やっと会えたね♪ 水辺でデートを楽しむ幸せ“にゃんたま”
 望遠レンズを覗いていると……きょうのにゃんたまωは、水辺で決闘!?  いいえ、水辺で逢い引きです。  雨が...
オンナが恋愛ネガティブになる“不幸のスパイラル”脱出法とは
 いつからだろうか? 仕事は楽しくできるのに、プライベートではなぜかネガティブ。特に恋愛に関しては腰が重い。 「この人...
犬を飼いたいと思ったら…救える命があることも知ってほしい
 近ごろは空前のペットブームですね。「犬って可愛いなぁ」と思う人も多いのではないでしょうか。散歩をさせている犬をみれば「...
小さな優しさが呼んだ奇跡…ワタクシは花のチカラを信じます
 死ぬまでにしたいことはなんですか――? そんなことを突然聞かれても、どれだけの方が答えられるのでしょうか。  あ...
大人のストレス発散方法5つ! イライラ社会をどう生き抜く?
 日々、ストレスを感じることは多くあります。仕事や人間関係でどうにもならないことに遭遇すると、やきもきしてしまいますよね...
愛しいあの子を待ち伏せ…気品あふれる白い“にゃんたま”王子
 きょうは、幸せの白いにゃんたまω。  綿アメみたいにふわっと品性あるにゃんたまなので、「白にゃんたま王子」と名付...
身近な人の変化に気づいて 認知症の兆候が疑われる3つのこと
 身近な人の変化に「認知症かも……」と疑いたくなることはありませんか? 認知症が社会的な話題となり、「もしかして」と思う...
ストレス発散や美肌にも…キックボクシングで女性の悩み解決
 働き方改革で残業が少なくなりアフター5(ファイブ)を楽しむ時間の余裕ができた今日この頃。早く帰っても何をしたらいいのか...
いよいよ子宮全摘へ 入院女子が涙した必須&便利グッズ17選
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひと...
暑い日はずっとシエスタ…大事な“にゃんたま”を冷やす後ろ姿
 暑い日をどう過ごすか。  きょうは「夏だって毛皮を纏ってるぜ!」のにゃんたま君の知恵を拝見しましょう。  ...
ピルでツルツル肌に? 知っておきたい8つのメリットと危険性
 ピル連載も4回目。第1回目の「日本はピル後進国!『ピル=避妊』の考え方は遅れています」でも少し触れましたが、今回は、ピ...
勤務時間が長い! “自分しかできない仕事”をゼロにする方法
 定時上がりは憧れるけど、いつも勤務時間内に処理しきれず残業――。当然、プライベートの時間はカット。1日1時間の残業で、...
不妊症大国ニッポン…卵子凍結で産みたい人が産める社会へ
 子供を産みたい人がちゃんと産めるような社会にしたい。不妊治療で悲しむ人をゼロにしたい。これが私の願いであり、目標です。...