スマホに振り回されてない? SNS疲れの7つの原因&対処法

コクハク編集部
更新日:2020-04-19 06:00
投稿日:2020-04-19 06:00
 あなたは、1日にどれくらいスマホを触っていますか? SNSをしている人の多くは、時間ができるたびにスマホをチェックしているかもしれませんね。しかし、これでは楽しいはずのSNSがストレスになってしまうこともあるんです。そこで、SNS疲れとなる原因や対策方法を、今回はご紹介していきます。

楽しいはずなのに疲れる…SNS疲れの7つの原因

 SNSが当たり前となった現代社会では、どこにいても友達と簡単につながれます。新しい出会いをSNSから見つける人も多いでしょう。しかし、そんな便利なSNSに負担を感じている人が増えてきているようなのです。

 まずは、なぜSNS疲れが起こるのか、原因を見ていきましょう。

1. 人からの評価が気になる

 人はSNSで何かを発信すると、周りからの評価を気にしがち。多くの人は、自分をよく見られたいと思っているでしょう。

 でも、その結果「周りからどう思われているのか?」と、常に評価を気にすることに。良い印象を与えるために、“キャラ作り”をしてしまう人も少なくありません。

2. 頻繁にチェックしなければいけない

 SNSは次から次へと更新されるため、置いていかれないように頻繁にチェックしている人も多いでしょう。友達の投稿に「いいね!」を押したり、なんらかの反応をしたりし続けるのは楽しい反面、心休まる時がなく疲れてしまう人もいます。

3. 知らない人とも簡単につながる

 SNSはさまざまな人と出会えるのが大きなメリットですが、逆に知らない人ともつながってしまうことがデメリットになってしまうこともあります。

 同僚の友達といった直接関わりのない知り合いから友達申請がきたら、「どうしよう?」と戸惑ってしまう人も多いでしょう。

4. 誹謗中傷されて傷つく

 SNSでの自分の投稿に良いメッセージをくれる人もいますが、中には心無いメッセージを送ってくる人もいます。これも、SNSならではのデメリット。

「匿名だから分からないだろう」という軽い気持ちで、誹謗中傷をしてくる人も存在するため、注意が必要です。

5. 友達のSNSに嫉妬する

 SNSでは、誰もが自分がアピールしたいことを発信するものです。悪いことや嫌なことよりも、嬉しいことや楽しいことを載せている人が多いでしょう。

 そのため、人のSNSというのは幸せに映ります。真実は分からないのに、それを真に受けて友達に嫉妬してしまう人もいます。

6. 知りたくない情報も入ってくる

 SNSは世界中の人とつながることができ、情報を得られる便利なツールです。しかし、自分が見たいものだけや得たいものだけが得られる訳ではありません。

 たとえば、自分への誹謗中傷や元彼の情報など、知りたくもなかった情報が入ってきて、心が乱されてしまうこともあります。

7. 反応するのが面倒

  SNSで発信したら、あなたは周りの反応を待つでしょう。同じように、あなたの友達もあなたからの反応を待っています。

 それを知っているからこそ、友達が更新するたびに「反応しなければ」と思ってしまう人も多いのではないでしょうか? 余裕がある時であれば良いですが、状況によってはそれが面倒になったり、負担になることもあります。

SNS疲れから解放されるには?3つの対処法

 常にスマホを手放せずにSNSチェックばかりしていると、「なんだか、スマホに振り回されている」と感じる人も多いはず。そんなスマホ疲れを感じている人は、対策を取り入れることがおすすめです。

1. スマホを使わない時間を作る

 スマホ使用時間は人によってそれぞれですが、中には20時間以上使用している人もいるそう。そんなスマホ疲れから解放されるためには、スマホを使わない時間を作ることが大切です。

「22時以降は、スマホは使わない」「1日◯時間以内の使用にする」など、ルールを作ってみると良いでしょう。

2. リアルな人間関係を築く

 便利なSNSですが、活用している人の中には「SNSでの人付き合いは薄い」と感じている人もいるはず。友達同士でつながっているのであればまだしも、一度も会ったことがない画面上だけの付き合いの場合には、「親友」とは到底言えないですよね。

 ちゃんとした人付き合いをしたいと思うのであれば、実際に人に会うことが大事です。リアルな人間関係を築くことで、SNSの付き合い方も変わってくるでしょう。

3. 必要最低限のアカウントに整理する

 SNSで多くの人とつながると、「友達がたくさんいる」と勘違いしてしまいがち。しかし、SNSでのつながりはあくまでもネット上のものです。多くの人とつながることが、プレッシャーになる人もいるかもしれません。

 そんな時には、思い切ってアカウントを整理しましょう。必要最低限にすることで、ストレスのない環境を作ることができます。

SNS疲れしない使い方に切り替えよう!

 SNSを活用して世界中の人とつながることは、とても魅力的で楽しいこと。しかし、つながりが増えれば、その分ストレスやプレッシャーも大きくなります。

 メリットをデメリットにしないためにも、SNS疲れの原因を知って対策を練りながら上手に活用していきましょう。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ライフスタイル 新着一覧


男性同士は褒め合わない?男女で全く違う「褒め文化」の話
 先日、友だちが彼氏とケンカして家出し、我が家にやってきました。とにかく怒ってたので話を聞くと、「私は彼氏を褒めるけれど...
寿司か、シミ取りレーザーか。
 ストリッパーの仕事は10日単位である。会社員時代は7日単位で、そのうちの2日は休む習慣だった。だから10日なら3日くら...
見事!家事育児丸投げ上司を黙らせた ナイフ張りにキレッキレなLINE3選
 思ったことをはっきりと発言する人は、「きつい人」と誤解されやすい傾向にありますよね。  でも、嫌味を感じないほど...
少し冷たくなった空気 気候の変化と人間の進化の夢と現実
 天気はよくても空と運河の青が寒々しい。向こうに見える高層ビルに入ったオフィスは、きっとガンガンに暖房を効かせているんだ...
ポカポカ毛布の上でたまたまを披露!初々しさにきゅん♡です
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
1泊14万円 天国にふさわしい館「ハレクラニ」に泊まってみた
 旅行でハワイに行くとなったら、まず始めに「どこのホテルにするか問題」が浮上します。ラグジュアリーな海向きのホテルにする...
葬儀代は減り、ペットのお悔やみ花は“予算度外視”…弔いは何で図る?
「ありましたっけ?」。今年の秋もそう思うぐらい短こうございました。異常に長い夏は11月のはじめまで続き、いきなりの冬……...
いい夫婦? 出会った頃と見た目が変わっても変わらないもの
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
異次元の入り口かにゃ? 興味津々の“たまたま”をロックオン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
どこにたどり着くのか分からない こんな気持ちのときがある
 あっちでもないし、こっちでもないし、でもやっぱりこうだし……。  行って戻ってこんがらがって。結局は同じ場所に戻...
「すっぴん」と“シミ撃退”韓国旅行の話
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
喪中はがきが届いたら? 寒中見舞い等で相手に心を伝えるためのマナー集
 年末が近づいてくる頃、突然「喪中はがき」が届いて慌ててしまった人もいるはず。  特に、日本の季節やイベントにまつわる...
春巻ではなくハルマキ?自炊疲れでも10分&大さじ4の揚げ焼きで“天国”へ
 餃子サンや焼売サンに比べて、どことなくハードルの高さを感じるのが、春巻サマです。  餡作りからしておっくう。だか...
#3 立川の夫と恵比寿の彼、女の幸せはどちらに?元アイドルが選んだ道は
【#1、#2のあらすじ】  かつて2流アイドルグループの中堅メンバーだった麻美は、現在立川で専業主婦として平凡な毎...
#2 専業主婦がライブ配信にハマるわけ「誰かが私の才能を見出して…」
【#1のあらすじ】  かつて2流アイドルグループの中堅メンバーだった麻美は、現在立川で専業主婦として平凡な毎日を送...
#1 10代で絶頂期の30歳元アイドル、まだ終わらないと信じる女の日常
 JR立川駅から徒歩で20分ほど。立飛のららぽーとからも、モノレールの駅からも、微妙に遠い住宅街の狭小住宅が麻美の現在地...