妊娠6週目で自然流産…不妊治療の病院で告げられた病名とは

山本早織 結婚につながる恋のコンサル
更新日:2023-01-26 19:45
投稿日:2020-05-24 06:00

「何がいけなかったの?」と自分を責め…

 始まりは入浴前、「あれ? 出血?」っとショーツにほんの少し付いていた血液からでした。

 次の日も出血だったら病院に行こうという思いと、「大丈夫!」と言い聞かせながら夜中まで携帯で「妊娠5週 出血」と検索をしていました。

「着床出血があり、実は問題ないときも多い」という記事を読みたくてとにかく私の心を救ってくれる記事を探していたように感じます。

 次の日の朝、「ショーツに出血してない」と喜んだのもつかの間、信じられない量の血液が体から流れ、私はそのまま自然流産をしました。

 病院の診察台に乗った時、何か大きな塊みたいなものが抜けていく感覚があり、超音波を見ながら先生が「あ〜、これはもうダメだね」と……。

 私に限って……という思いしかなく、33歳にもなって大泣きをしました。

 初めてのことで涙が止まらず、「何がいけなかったの?」と自分を責め、しかしこの気持ちをどうすることもできず、不安と苦しさだけが残りました。

30歳を超えたらブライダルチェックを

 この経験から、本気で子供が欲しい!と考え、今の自分の体が妊娠に適しているのか、きちんと調べようと不妊治療の病院へ行くことに。

 30歳を超えた女性にはブライダルチェックを事前にすることを心からお勧めします。「自分は大丈夫」そんな風に人間は感じてしまう生き物。若いころは体をいたわるよりも、楽しいことに流されるのではないでしょうか。

 子宮はとても素直で、どんなに若く見えてる人でも童顔の人であっても、きちんと老いていると言われています。

 しかも、1991年以前は30歳以降に初産の女性からが高齢出産だったのに対し、現在は35歳以降に上がっています。しかし、いくら医療が進歩しているとはいえ、人間としての機能は添加物や環境汚染の影響で下がっているのではないか?と感じます。

 実際、昔に比べて現代女性の生理の回数は400回も増えていると言われています。

 閉経が40歳だった昔とは違い、現在は50歳近くまで上がっているし、妊娠の回数も減っているので生理が止まる回数も減り、必然的に生理が多くなっているよう。

「生理が多いなら排卵が多いってことだから妊娠のチャンスが上がるじゃん」と私は思いましたが、それは全く楽観的な考え。

 実は、排卵をして生理が来るというプロセスは女性にとって大きな負担になっていて、そのため現代女性は子宮内膜症や子宮体がんなどの疾患を患ったり、妊娠の機会が減っていくことで乳がんの危険も増えると言われているのです。

 さらに、現代女性はおしゃれなどを優先したり、糖分の多い食べ物や飲み物、冷たいものなどで体を冷やしがち。

 そのため生理トラブルも多いようです。

 私自身も、10代の時のダイエットやグラビアアイドル時代の無理から、20代で子宮筋腫があると診断されたこともあります。

山本早織
記事一覧
結婚につながる恋のコンサル
16歳で芸能デビュー。ヤングジャンプやマガジンなどの雑誌やドラマや舞台で活動後、24歳で引退。フラワーデザイナーとして独立し、スクールで恋愛アドバイスをしていたところ、生徒10名を結婚へ導いた。現在は結婚相談所事業と仲人BARを運営し、婚活男女を結婚へ導いている。https://saoriyamamoto.com

ライフスタイル 新着一覧


「勤労感謝の日」働く自分やあの人に感謝!2022.11.23(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
花屋解説!コロナ禍の「喪中ハガキ・メール」お悔やみマナー
 今年もあと1カ月程度。猫店長「さぶ」率いる我がお花屋さんも、年末の準備をしなければいけない時期になっておりました。 ...
「アヒル隊長 大冒険セット」再販に歓喜! 2022.11.22(火)
 昨年11月、数量限定発売されたバスクリン「きき湯とアヒル隊長 大冒険セット」。現在、再販しているのを知っていますか? ...
女から嫉妬されやすい女性の特徴 無意識ほど怖いものはない
 女性の中には、「なぜか同性から嫌われる」という人がいます。相手に何かしたわけでもないのに、初対面から嫌な態度を取られた...
SNS疲れしたあなたへ 30代は“中途半端な人間関係”の清算を
 いまや年齢に関係なく、多くの人が「使いこなして当たり前」のSNS。でも、表情も声色(こわいろ)も分からないSNS投稿で...
白×黒柄のカモフラ!? めちゃ尊い“たまたま”に心が洗われる
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
外で心が乱されても居場所があれば大丈夫 2022.11.20(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
ステージ衣装用の真っ赤なランジェリーで“魔法”にかかった
 書店員として本を売りながら、踊り子として舞台に立つ。エッセイも書く。“三足の草鞋をガチで履く”新井見枝香さんの月イチ連...
残業して当然なの? 子なし女性がイラッとした非常識LINE3選
 アラサー・アラフォー世代には、子持ち女性と子なし女性が混在しますよね。だからこそ、自分と環境が異なる女性へLINEする...
2022-11-19 06:00 ライフスタイル
“業界用語”炸裂トークにイラッ!「皆が知ってる」前提は危険
 みなさんは友達が同じ職種の方って、どのくらいいますか?  私はほとんどが自分とは違う業種で働いている人ばかりです。そ...
新宿から35分!「里地里山」で心に栄養を 2022.11.17(木)
「疲れたー、疲れたー、やっぱり疲れたー」  が、口癖になっている筆者に「日めくりコクハク」でもおなじみ、街の景観を...
苦手ならしゃーない!義理の姉とは適度な距離感をキープして
 どんなにコミュニケーション能力が高い人だって、「苦手だな」と感じる人はいるものです。それがプライベートの関係であれば、...
キスだけにしておけばいいのに…欲ばり“たまたま”の失恋物語
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
菊=仏花は古い!改め「マム」は邪気祓いにも一役買います
 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が最高にオモシロイです! 放送が待ち遠しく毎週日曜日には古(いにしえ)の人々のドラマ...
秋の日はつるべ落とし 長い夜どう過ごす? 2022.11.16(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
おひざ大好き♡ 甘えっ子“たまたま”がいっぱいな癒しのお店
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...