なぜ男性は女性に花をプレゼントする?男性心理を花屋が考察

斑目茂美 開運花師
更新日:2020-06-03 06:00
投稿日:2020-06-03 06:00

花屋が思う「なぜ男性が花を選ぶのか」

 男性がお花をセレクトした理由として考えられるのは5つ。

1)ロマンチックな思考の持ち主で、自分もお花が好き

 選ぶお色やお花の種類も、ご自分がお好きだったり気になったりしているものをお選びになるのでございます。ゆえに、出来上がった花束を見てご自分も大満足。また、お相手の女性に花のような癒しを求めると同時に、女性にも「美しいものが好きであること」を望んでいらっしゃいます。

2)女性との経験が豊富

「女性は花が好き」という方程式を身にしみてご存知。花は美しい姿の陰で大っぴらに「生殖活動」をしている、目に見えた「究極のエロス」ということも本能的に察知していらっしゃる。

3)プレゼントの品が思い浮かばない

 センスはないけど失敗したくないと思っている男性でも、プレゼントが花ならば「花屋」というプロに見立ててもらえる、という利点に大いに期待を寄せている、いじらしい男心。

4)差し上げる女性がお花好き

 贈る方と贈られる方とのコミュニケーションが取れている証拠。好きなものを贈って彼女が喜べば自分も嬉しいという論理。

5)差し上げる女性のことがとにかく大好き

「女性は花のような癒しの存在」と思っていらっしゃる。とにかくお相手の女性が大好きで、とても大事に思っていらっしゃる。

「きっと喜ぶ」「きっと好きな花のはず」と、大好きな女性の笑顔を見たい一心でお花屋さんに飛び込んできちゃう。

 ワタクシの思っております理由は、こんな感じでござんすよ。

もしもアナタがお花をいただいたのなら…

 もしもアナタが、大切な男性からお花をいただいたのならば……おめでとうございます。きっとアナタはその男性に愛されていらっしゃいますよ。とてもね。

 いただいたお花の大きさなんて問題ではないのでございます。たとえ1本だろうが、抱えきれないほどの大きな花束であろうが、それはあなたへと向けられたその男性からの愛情の大きさとは必ずしも比例はしていないのでございますよ。

 大好きなアナタを喜ばせたい一心で、その男性が勇気を出してお花屋さんとコンタクトを取ったいじらしい男心! ソワソワ、モジモジ挙動不審だったその方が、彼女のための花束が出来上がった途端に見せる満面の笑みの理由はきっと、大好きなアナタの喜ぶ笑顔を想像してのこと。

 プレゼントをいただいた時には、ぜひ歓喜の声を上げてくださいませ。きっともっとアナタのことを好きになってしまうはず。

 アナタには、大切な方からの贈り物に込められた気持ちを大事にしてあげる「女性としての器量」を兼ね備えた余裕のある優しい女性であって欲しい。それが、「男性から愛されるずっと幸せな女性」なのではないか、とワタクシ思うところでございます。

 花が二人の関係をさらに深めるキューピットとして良い仕事をしてくれますことを……遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


【2023年人気記事】新宿立ちんぼ女性に異変…進む売春のフリーランス化
 あけましておめでとうございます。2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記...
【2023年人気記事】ラブホテルに泊まりました。
 あけましておめでとうございます。2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記...
駆け落ちにマッチングアプリ…いつの時代もロマンティックに憧れる
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
【2023年人気記事】新幹線で帰省、ヤバい親子に遭遇!お互い様の解釈
 あけましておめでとうございます。2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記...
年が明けたところで 正直なんも変わらないけれど…
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
あけましておめでとう! 2024年はどんな年になるだろうね
 スサノオノミコトが造った日本初の宮、島根県須我神社。  なかなかゆっくり参ることはできないから、気持ちだけでも、...
姦、嫐、嬲…スキマ時間に読み方クイズはいかが? 漢字って奥深い。
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
女同士の嫌味合戦に終止符を! 相手を黙らせる冴えた返し方
 女同士の嫌味の言い合いは、いつだって熾烈。 相手が職場の上司や同僚だと、言い返すことができずストレスになってしまう場合...
また!snsのアイコンコロコロ変えるの何で?4つの心理&注意したいこと
 あなたはsnsのアイコンをどのくらいの頻度で変えますか? snsを始めてから一度も変えたことがない人もいれば、月に一度...
義母「唐揚げは?」嫁「そうですね」義母「明日は鍋」献立確認もやもや!
 義母から送られてきたLINEでもやもやした経験はありませんか? 嫁いびりをするような義母であれば、不快なLINEに何度...
信頼の証じゃない 身内に“八つ当たりする”人の心理と対処方
 今回はお悩み相談回です。職場に好きな人がいる男性の方なのですが、よく想い人の女性から八つ当たりされるのだとか。 「信...
派手な集団に遭遇 ざわついた飲み屋で包まれる昭和の空気
 とある飲み屋で派手な集団に遭遇。チンドン屋さんのお出ましだ。  年末にしんみりしても仕方がないから、ここは景気よ...
ぎゃああ! 暖かいところで越冬するカメムシ(涙)、安全な捕まえ方は?
 家の中に出る虫で、ゴキブリを怖がる人はたくさんいますよね。でも、実はゴキブリと同じくらい不快度が高い虫がいます。  ...
口づけしたくなっちゃう♡ 真っ白な“たまたま”にロックオン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
なぜお正月の飾りに竹?めでてぇ年賀の最強アイテムはSDGs的にも超優秀
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋にも、まもなくお正月がやってきます。  今年の暮れも嵐が過ぎ去った後のように荒れ放題に...
知人「やさしいたい焼き屋のおじさん」私「あれ母親」地雷踏んだLINE
 人にはそれぞれ絶対に踏んではいけない「地雷」があります。でも、それが何かはわからないケースがほとんど。今回は、LINE...