欅坂46ライブ配信大成功 平手はまだ共にある!“みんなで欅”

こじらぶ ライター
更新日:2020-06-06 06:00
投稿日:2020-06-06 06:00

1期生のお姉さんメンバーのツイートに沸いたファンらが“平手保護者会”と命名

 脱退以降「欅共和国2017」やその他の映像作品を持っているにもかかわらず見返すことができなかった“平手亡霊ヲタク”たちも、現メンバーや既存ファン、そして同じような亡霊ヲタクみんなで同じ時間に映像を見て感想をいい合い、思いを共有できるならと久しぶりに“欅坂46の平手”を含む映像を見つめ直すことができたようだ。

 まだ16歳になりたてで圧巻のパフォーマンスを見せる平手。その姿に「やっぱダメだ泣いちゃう……」としながらも、最後までメンバーや他のファンと時間を共有した亡霊ヲタク。

「欅共和国2017」に限らず、平手が参加したライブのほとんどは、平手が圧倒的“主人公”として存在する。それでも1、2曲の披露で終わる音楽番組と違って平手以外のメンバーが映る時間は長い。

 また平手抜きの少人数ユニット曲も多く、もしかしたらDVD/Blu-rayでは飛ばしてしまっていたかもしれないそれらのパフォーマンスを初めてちゃんと見た平手ファンもいたかもしれない。

 欅坂46公式Twitter上では、平手ソロ曲「渋谷からPARCOが消えた日」の際、1期生のお姉さんメンバーたちが「赤ちゃん(みたいに幼い1期最年少平手)がバイク(後部座席に)乗ってるかあいい」、「赤スーツやばい!かっこいいなぁ ほっぺた可愛い。」、「バッグステージでみんなで歌ってたよね」、「歌声も好きです♡」と一斉に平手愛を爆発させたツイートを連発し、それが“平手保護者会”などとファンの間でも話題になった。

平手友梨奈はまだ欅坂46に寄り添っている

 このやりとりに平手亡霊ヲタクもあらためて1期生の平手への想いを痛感しただろう。

 そして18年加入の2期生も平手ソロについて「赤いスーツ似合いすぎて、、かっこいい!!」とつぶやいたり、平手脱退後加入の新2期生もライブのクライマックス「不協和音」で「最後の平手さんの髪の間から見える視線がカッコ良すぎて目を奪われます」と言及するなど、平手を慕っていることも伝わったはずだ。

 こうした現役メンバーが平手を愛し支えてきたことを改めて感じることで、一度欅坂46から離れてしまった平手だけを応援する亡霊ヲタクもまた欅坂46を大切に思い直す契機になったのではないか。

 何より平手本人がその身を削って欅坂46を一番に想い、守り、在籍最後まで“欅魂”を継承してきた。自分がいなくなったからといってファンがグループから離れていくことは望んでいないだろう。

 これまで7人の1期生が“卒業”したが、彼女たちと違い平手だけが欅坂46から“卒業”せずグループを“離れ”、欅坂46と同じ事務所に残った。平手がグループ、メンバー、スタッフを愛し愛されているということだけでなく、存在としてまだ欅坂46と共にある、寄り添っていることの表れではないだろうか。

 今回のライブ配信で欅坂46公式Twitterにグループ名、ライブ名より上に表記された「#みんなで欅」。これが意味するところは、現メンバー、運営スタッフ、視聴する人々みんなで欅坂46のライブ配信を楽しもうということはもちろんだが、卒業・脱退したメンバーも含め、みんなで欅坂46ということも意図されていただろう。

 そして“みんなで欅”(※)は、18年に2期生が加入した際、平手がメンバー全員を集め「1期生とか2期生とか関係なくて、みんなで欅なんだよ」と語り、先輩に遠慮していた2期生の心を大きく動かした言葉と合致する(参照:欅坂46脱退・平手が唱え続けた“みんなで欅”…欅魂の継承<後>)。

(※)…ちなみに欅坂46より一足早く、先輩乃木坂46が過去の東京ドームライブをYouTubeで配信した際のハッシュタグは“おうちでドーム”。明らかに“みんなで欅”はさらに別の意味が込められているように思える。

こじらぶ
記事一覧
ライター
STARTO ENTERTAINMENT、秋元康系女性アイドル、ローカル、地下アイドル等数々の現場を経験。Xでもご意見を募集しております。

エンタメ 新着一覧


『あんぱん』のど自慢といえば「ひよっこ」有村架純を思い出す。メイコが歌うのはどの歌なのか?
 夕刊の話がなくなり、時間を持て余すのぶ(今田美桜)だったが、夕刊の代わりに月刊誌を出せることに。岩清水(倉悠貴)と歓喜...
桧山珠美 2025-07-03 18:11 エンタメ
TOKIO 国分太一騒動で危うい“料理イケメン”たち「男子ごはん」での気になる発言
 またひとり、旧ジャニーズのタレントが消えてしまいました。今度はTOKIOの国分太一(50)です。今月20日、無期限の活...
東海林(津田健次郎)はエラいのかポンコツなのか? ともあれ“ツダケン”の魅力的な演技に惚れ惚れ
 高知新報が夕刊発行の申請をし、のぶ(今田美桜)は編集長を任された東海林(津田健次郎)と先輩記者の岩清水(倉悠貴)と共に...
桧山珠美 2025-07-01 18:19 エンタメ
【再募集】2025春ドラマどうだった?面白かった&ガッカリを教えて!『あんぱん』『最後から二番目の恋』『対岸の家事』etc
 引き続き、2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。続々と最終回を迎えた4月よりスタートの春ドラマ、あなた...
「あんぱん」竹野内豊らが退場→津田健次郎と倉悠貴が新たに補充。イケメン好きにも優しい朝ドラに感謝したい
 闇市で渡された東海林(津田健次郎)の名刺を頼りに、高知新報にやってきたのぶ(今田美桜)。しかし、東海林は全く記憶にない...
桧山珠美 2025-07-01 17:39 エンタメ
さや香、バッテリィズ…意外と多い「不仲コンビ」にグッとくる理由。仲良し芸人だけが正解なのか?
 千鳥MC『相席食堂』(ABC/テレビ朝日系)の6月3日放送回にて、「カウンセリング相席」と称した、お笑いコンビ・流れ星...
『あんぱん』嵩(北村匠海)に“たっすいがー”の面影はない。のぶへの言葉が胸を打つ「正しい戦争なんか、あるわけがないんだ」
 空襲の焼け野原でひとり佇むのぶ(今田美桜)の前に、嵩(北村匠海)が現れて再会を果たす。釜次(吉田鋼太郎)から事情を聞い...
桧山珠美 2025-07-01 17:39 エンタメ
国分太一活動休止で消えた「TOKIO再集結」の光…木村拓哉に見せていた別の顔
 6月20日、複数のコンプライアンス違反があったとして、TOKIOの国分太一(50)が無期限の芸能活動休止を表明した。出...
こじらぶ 2025-06-25 07:50 エンタメ
大泉洋こそ“真のモテ男”じゃないか?「かくかくしかじか」の圧倒的な存在感に新たな一面を見た
  先日、いろんな意味で話題の映画「かくかくしかじか」を鑑賞してまいりました。「東京タラレバ娘」や「海月姫」などのヒット...
「あんぱん」のぶ、“落とし前”の付け方はそれでいいのか。次郎役の中島歩はあまりにも素晴らしかった
 終戦から5か月が経ち、国民学校ではGHQの指導のもと軍国主義教育からの転換が図られる。のぶ(今田美桜)は病気が一向に回...
桧山珠美 2025-07-01 17:39 エンタメ
『バチェラー6』第8話(最終話)を正直レビュー! ラスト予想、当たった人いるの? 制作サイドにまんまと騙されました
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第8話。本編最終回です。小田...
中村未来 2025-07-25 15:23 エンタメ
曽田陵介、FANTASTICS佐藤大樹と“縁”に驚き「青春時代の人が隣にいた!」甘酸っぱい中学生の頃
 2019年に俳優デビューをきっかけにドラマ、映画、舞台とさまざまな作品に出演。そして先ごろ放送を終了した『いつか、ヒー...
望月ふみ 2025-06-23 07:00 エンタメ
【募集】2025春ドラマの感想は? 面白かった&ガッカリを教えて!『対岸の家事』『最後から二番目の恋』etc
 コクハクでは2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。4月よりスタートした春ドラマ、「面白かった」作品や「...
72歳、ザ・ぼんち里見まさとに“若い女子”が熱狂。イケジジブームが来るか? 老害にならずモテる大人の魅力
 去る5月17日フジテレビ系で放送された結成16年以上の漫才師による大会『THE SECOND~漫才トーナメント~・グラ...
「あんぱん」ここがヘンだよ、戦争パート。のぶが夫に駆け寄らないのはなぜだ?
 次郎(中島歩)からの便りに顔を輝かせるのぶ(今田美桜)だったが、それは海軍病院からだった。のぶが不安な気持ちで病室に入...
桧山珠美 2025-06-21 12:55 エンタメ
『バチェラー6』第7話を正直レビュー!石森さんの“事実発覚”に全視聴者が驚いた…。辻󠄀本さんの高度な会話テクにも注目
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。第7話は、クアラルンプールへ久次米...
中村未来 2025-06-21 06:00 エンタメ