総額5000円分のポイント取得には3段階の準備が必要
2020年9月から2021年3月末までのキャッシュレス・ショッピングかチャージで、最大5000円分のプレミアが付く「マイナポイント」。このキャンペーンの目的はキャッシュレス決済とマイナンバーカードを普及させることです。ポイントをもらう方法は、
1. マイナンバーカードを作る
2. スマホにマイナアプリをインストールし、マイナポイントを予約する
3. キャッシュレスサービスを1つだけ選んでマイナポイントを申し込む
という3ステップになります。25000円の商品が20000円で買えるなんて、前代未聞の太っ腹キャンペーンですね。
今すぐやる準備とゆっくりやることを分けてポイントをフルGET
やること1. マイナンバーカードをGET
申し込んでから交付までに、通常でも1カ月ほどかかるマイナンバーカード。まだ持っていない人は、証明書用の顔写真を用意、申込方法を選んで一日も早く申し込みましょう。
「通知カードを捨ててしまってナンバーがわからない!」という人も大丈夫、マイナンバーは住民票にも記載されているので心配ありません。
交付通知書が届いたら、住民票がある市区町村の交付窓口に受け取りに行き、パスワードを決めて登録してもらいます。
やること2. スマホやPCからエントリー
マイナンバーカードを用意したら、マイナポイントの予約をします。
マイナポイント取得ナビの画面にしたがってマイキーIDの設定をするだけです。マイナンバーカードを持っていれば、今すぐスマホからエントリーできますよ。
ここでよくあるつまずきは……
・マイナンバーカードがスマホのカメラで読み取れない
iPhone11ではカメラの位置が左端のため、マイナンバーカードを本体の中央に置くと読み取れないことがあります。中央ではなく、カメラの真下に置くようにすればOKです。
また、スマホカバーの厚みに遮られていることがあります。カバーを外して読み取れば確実です。
・マイナンバーカードのパスワードを間違えてロックされてしまった
役所窓口でマイナンバーカードを受け取るときに設定するパスワードには、数字4桁のもの(利用者証明用電子証明書・住民基本台帳・券面事項入力補助用)と英数字6~16文字のもの(署名用電子証明書)があります。ここで使うのは数字4桁のほうです。
3回間違えるとロックがかかってしまいますが、役所窓口にマイナンバーカードを持参すれば、その場でロック解除→再設定までできます。
ここまでの準備を7~8月にしておけば安心です。
やること3. 決済サービスはゆっくり選ぶ
マイナポイントが加算できるお店(サービス)は1つだけです。マイナポイント事業に参加している決済サービスの一覧をチェックして、1つ選んで申し込みます。
選ぶポイントは、
1. 25000円以上の買い物予定がある人は、その商品が買えるサービスを選ぶ。
2. 日々のお買い物にこまごま使いたい人は、もっともよく使っているサービスを選んで、9月に入ってから25000円分チャージする。
3. マイナポイント期間に合わせてプラスのポイントを付与するサービスも続々!ぜひネットで情報チェックしてダブルにトクしましょう。「マイナポイント プラス特典」「マイナポイント プラス還元」で検索してみてください。
今は一覧になくても、今後申込みが開始されるサービスもあります。マイナポイントの予約はあわてずゆっくりがいいでしょう。
そもそもマイナポイントはほんとにおトクなの?
マイナポイントのもらえる上限は5000ポイント(5000円分)。「キャッシュレス還元には使用限度がなかったのに、少しケチくさくなった!」と感じてしまいそう……マイナポイントは本当におトクなのか、調べてみました。
5000円のマイナポイントは25000円分のショッピングかチャージで付与されます。同じ額のポイントバックをキャッシュレス還元(5%または2%)で受け取るためには、10万円~25万円のお買い物をする必要がありました。
つまり、マイナポイントはキャッシュレス還元の4~10倍おトクだということです。大きなお買い物に、日常のいつものお店に、使うシーンを選んで上手に利用しましょう。
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