優しかった夫が突然別人に!?パートナーが豹変する理由

七味さや 漫画家・イラストレーター
更新日:2020-07-17 06:00
投稿日:2020-07-17 06:00
 結婚や出産といった環境の変化をきっかけに夫がモラハラに豹変した――そんな話をよく耳にします。長い結婚生活を送るとなると、できれば穏やかでメンタルの安定した人と一緒にいたい……そう思いますよね。しかし、激務や病気など、どんな環境下でも穏やかにいられる人っているのでしょうか?
 今回はいただいたお便りを元に、この問題について考えてみたいと思います!

環境次第で、人は変わってしまう

 豹変とまでは言わなくても、パートナーが精神的に不安定になることは誰しも経験があると思います。私の元夫はモラハラではありませんでしたが、離婚の話が出た時は仕事を頑張りすぎた結果、メンタルが不安定でした。

 思うに、穏やかな部分も不安定な部分もどちらも本性なのだと思います。追い詰められた時に落ち込んだり怒りっぽくなったりするのは、人間なら誰しも当たり前のことでしょう。メンタルが安定するかどうかは個人の資質も大いにありますが、環境要因も大きいと思うのです。

 結婚式では病める時も健やかなる時もお互いを愛することを誓いますが、お互いの「病める時」を結婚前に経験できるとは限りません。結婚しないと見えてこないものなんてたくさんあります。だからこそ病める時も支え合う覚悟が大切になってくるのですが、その覚悟が折られるような状況や、どうしても避けられない離婚もあると思うのです。

 離婚に限らず想定外の事態を乗り切るためにできることは、ノラちゃんのようにできるだけ自分をご機嫌にする方法を知っておくことくらいなのかもしれません。特にブラック企業や配偶者のモラハラなど、ストレスの大きい環境から離れることはとっても重要です!

 お便りをくださったHさんは信頼していた旦那さんが別人になってしまい、とても辛かったと思います。まずはストレスから離れ、安心できる環境に身を置いて、ゆっくり心身を回復できる時間が取れることを願っています。

登場人物紹介

リコ
離婚から立ち直りたいアラサー。情緒は大体不安定。弱った時に寄ってきたクズ男にカモにされがち。最終的に大体「ノラちゃ~ん」って泣きついてる。

ノラ
リコの高校時代からの友人。独身謳歌中のアラサーOL。こんなノラちゃんでも、実は情緒不安定になる時もあるんだよ。人に見せないけど。

七味さや
記事一覧
漫画家・イラストレーター
離婚済アラサー漫画家。不注意型ADHD傾向ありの綱渡り人生。世界中からゆるされたくて、「ゆるし系」漫画やキャラクターを描いています。やさしい世界をつくりたい。Xでも随時漫画更新中。お仕事実績はこちら:https://shichimin.com/

ラブ 新着一覧


裏技伝授! モテたい女子におすすめの「オタサーの姫戦略」
「出会いの場に行っても、声をかけられない」「でも、自分から声をかけるのは恥ずかしいし、他の女性の目も気になる」「自分磨き...
伊藤早紀 2019-10-07 06:00 ラブ
夫が離婚調停でぶっ放した アンフェアすぎるドン引き発言3選
 モラハラ男との離婚は、協議が調わずに、調停にもつれこむパターンも少なくありません。さらには、調停の場で驚きのアンフェア...
並木まき 2019-10-07 07:03 ラブ
謎の騒音でマンションの住人から孤立…真由さんのケース#4
 夫のモラハラ行為に耐えかねての心療内科通いが、なぜか「奥さんの発作で旦那さんが苦労している」という事実無根の噂に変わり...
神田つばき 2020-01-11 06:55 ラブ
シングルマザーの再婚問題…なぜ児童虐待が後を絶たない?
 児童虐待事件が後を絶ちません。東京・目黒で虐待死した船戸結愛ちゃん(当時5)が生前、「もうおねがいゆるして、おねがいし...
山崎世美子 2019-11-14 19:24 ラブ
丸ピカ「ドルビーシネマ」で映画デート♡ 家とは違う体験を
 オトナの街、丸の内。秋といえば映画デート、オトナの映画デートといえば、丸の内ピカデリーです。そんな丸の内ピカデリーに1...
ミクニシオリ 2019-10-05 07:41 ラブ
30代の「バカップル」はイタイ…! その“あるある”な特徴4つ
 世間的に30代といえば、キャリアもそこそこあり、恋愛も一通り経験を済ませ、それなりに遊んだ世代と解釈されます。また、多...
東城ゆず 2019-10-05 06:31 ラブ
離婚後に「自己保身」に走る モラハラ元夫の卑怯な作り話3選
 モラハラ男と晴れて離婚が成立し「これで、自由で快適な生活が取り戻せた!」と喜んだのもつかの間、モラハラ元夫の卑怯な保身...
並木まき 2019-10-04 06:00 ラブ
女性からの誕生日LINEは“プレゼント付き”で気遣いアピール♡
 学生時代は義務的に送っていた「誕生日メッセージ」も、社会人になると理由なく送りづらくなりますよね。しかし、例えば ...
ミクニシオリ 2019-10-04 06:00 ラブ
諦めた方がいい? 辛い片思いから“逃げるが勝ち”な理由4つ
 ふとした瞬間に浮かんでくるあの人の笑顔。今日は挨拶をしてくれた。でも、それは私以外の女性にもしている。「私は大勢の女の...
東城ゆず 2019-10-03 16:34 ラブ
彼から返信がない…! 自爆してしまう女性の3つのパターン
 片思いの彼にメッセージをしたのに返信がない。そんな時に黙っていられず、自爆してしまう女性が大勢います。なぜ自爆行動を取...
内藤みか 2019-10-03 06:00 ラブ
精神年齢が低い…! 幼稚な夫が夫婦喧嘩で繰り出す常套句3選
 幼稚な夫との夫婦喧嘩は、必要以上にストレスが溜まる妻も少なくありません。数多くの夫婦喧嘩相談を聞いてきた、魑魅魍魎(ち...
並木まき 2019-10-02 06:00 ラブ
手に入りそうで入らない…男性が女性に好意を持つ距離感とは
 好きな人に好きになってもらいたい、そう望むのは男女ともに感じることです。今回の「結婚につながる恋コラム」は、気になる男...
山本早織 2019-10-01 06:00 ラブ
恋の出会いがない時に陥りがちな3つの行動パターンと共通項
 恋人がもう何年もいない。だけど婚活パーティーや出会い系は自然な出会いじゃないからイヤ。そんな女性が実はかなり多いのです...
内藤みか 2019-09-30 17:03 ラブ
夫はア然呆然…鬼嫁が平然と放った“理不尽すぎる言い草”3選
 鬼嫁と言われてしまう女性は、夫に対して、理不尽すぎる言葉を発する場合も少なくないようです。 納得できない暴言を浴びせ...
並木まき 2019-09-30 06:55 ラブ
“器が大きい”男性と付き合いたい! 特徴&見分け方のコツ
 付き合う前までは“大きな器”を持った男性だと思ったのに、いざ付き合うとすぐに不機嫌になったり、無駄にナーバスだったり…...
孔井嘉乃 2019-09-30 06:52 ラブ
「夫、不倫なう」でも別れたくない妻必読の既婚メス力4カ条
 夫には好きな人がいます。  相手の女性とは毎日LINEをするわけではなく、会うのは2、3カ月に一度のペースもある...
神崎メリ 2019-09-29 06:00 ラブ