「キャンメイク」夏の新作で大人の“マスク顔メイク”に挑戦!

時短美容協会 一般社団法人
更新日:2020-07-22 06:00
投稿日:2020-07-22 06:00
 マスク生活が続く今、日々のメイクを見直している女性も多いですよね。リモートワークやちょっとした外出ではメイクをしっかりしなくなった……という女性も、メイクをする際は「メリハリ」を意識した仕上がりがオススメです。今季のトレンドは、グラデーションなど暖かみのあるカラフルな色合い。なにかと暗くなりがちな日常に、ポップなカラーを加えて気分を変えるメリットも期待できそうです。
 そこで、コスパを最小限にしつつ旬メイクが楽しめる「キャンメイク」の既存品と新作を使って、時短美容協会に所属する美容マニアな筆者が、マスクにも相性のいい夏のカラーメイクをレクチャーします。

1:質感とメリハリをポイントに

 オトナ女子のカラーメイクを引き立てるのは「肌の質感」です。こっくりとした暖かみのある色を使ったメイクにマットすぎる肌だと、暑苦しく見えるため夏には不向き。透け感があるエアリーな肌の質感が、夏のカラーメイクと相性バツグンです。

 いつものようにファンデーションをのせたら、パウダーは軽くのせる程度に控えましょう。

 そして「メリハリ」を加えるために、ハイライトの前に、シェーディングをしていきます。使うのはシェーディングパウダー。

 オークルベージュで肌馴染みが良く、二、三度重ねても、濃くなりすぎません。おでこは、ひょうたんの形にシェーディング。メリハリの重要な役割である鼻は、まず眉間から鼻筋に向かって、まっすぐのせていきます。

 鼻先はブイの字に重ねて、中央にハイライトを指でのせると、ナチュラルだけれど立体的に。最後に濡れた質感に見える、練りハイライトを頰にのせて完成です。

 シェーディングをしていると立体感が出せるので、マスクを取った時にも差がつくメイクに!

2:ダブルカラーでアイメイクをアップデート

 目元は、マスク生活において唯一、おしゃれ顔に見せることができるパーツ。単色グラデーションのアイメイクではなく、夏はダブルカラーのグラデーションが新鮮です。

 イエローベージュで顔色を明るく見せつつ、メリハリを意識。

 左下のイエロベージュで、上下にグラデーションをした状態です。これだけでも可愛いのですが、ポップな印象を加えたいので、ベリー系の色をさらに加えていきます。

 こちらのパレットの左下の色を、下まぶたの中央にのせていきます。

 ふわっとした柔らかさと、メリハリが出ますよね。

 真ん中のホワイトのラメを目頭から馴染ませたら、完成です。

 いかがでしょう? 夕焼けのサンセットのようなグラデーションの目元は、夏のデートにぴったり。非日常感を際立たせてくれますよ。

3:口元にもダブルカラーを仕込む

 マスクによって、なかなか口元をみせる機会が少なくなったからこそ、大事にしたいリップメイク。

 リップをしていないと、血色が悪く見えて、残念な顔にも見えやすいですよね。

 可愛いもキレイも叶えてくれるのが、ブラウンカラーのリップ!

 ステイオンバームルージュの新色をさっと一度塗りすると、ほどよいツヤ感と血色が加わります。

 これだけでも良いのですが、レッドカラーを中央にのせると、さらにメリハリ顔に。その上からグロスを重ねると、ぐっと奥行きが出て艶っぽくなりますよ。

まとめ

 今回は、大人気「キャンメイク」の新作を中心に、マスクに合うメイクに挑戦してみました。プチプラコスメなら、フルで買ってもコスパよくトレンドメイクが楽しめます。

 オトナ女子が挑戦しやすいカラーメイクは、夏のお出かけにもぴったり。オンライン映えも狙いやすいので、リモートワークにも最適です。

〈文・社〉時短美容協会所属/石田沙耶加〉

時短美容協会
記事一覧
一般社団法人
「時短美容」を単なる「省略美容」「ながら美容」ではないものと定義し、多忙な現代女性が「美容の時間を効率的に確保するため」に欠かせない正しい美容知識の普及に努めるとともに、美容にまつわる正確な時短知識を有する「時短美容家」「時短美容協会認定美容家」ならびに、薬機法(旧薬事法)を遵守する「美容ライター」の育成および普及活動を行っています。
WEB:https://fastbeauty.biz

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


熱狂する韓国コスメブームに違和感。顔につけるのに、低価格、パケ買い、なんとなく…だけで買って大丈夫?
 つい先日、資生堂の最終赤字が100億円超との報道がありました。主な理由は中国での事業不振にあるそうですが、実際のところ...
急に夜が淡白になり、枯れてしまった彼氏…【薬剤師監修】浮気以外で考えられる原因は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代で「実年齢+5歳老け見え」は絶対回避したい!【美容家激推し】お助けアイテム3選
 40代を迎えると、ちょっとした老け見えにも落ち込みますよね。「43歳なのに、48歳くらいに見られた…」なんてしょんぼり...
お肌のシミはなぜできる?【美容外科医が解説】薬局で購入可能なおすすめの薬と美容クリニックの威力
 この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、テッパンの不安や疑問を分かりやすく“一発回答”。美容医療11年目の美...
腹痛だけと思ったら大間違い!本当は怖~い「便秘」の5つの影響【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
冬でもテカる! 厄介な「油田肌」3つの原因と対策3カ条。逆効果のケアしていませんか?
「夏はまだしも、真冬の今でも肌がテカるのなんでなの!?」とキレている女性の皆さま、必見!  今回は冬でも肌がテカる原因...
40代に高額な美容液は必要なの? 愛すべきプチプラではなく、全力で投資すべきデイリーコスメは…
 40代半ばを過ぎてくると「高価な美容液に変えるべき?」の疑問が湧いてくる人も多いよう。実際に私のもとへも、「プチプラ美...
脱ネガティブ! マインドフルネスって何?【専門家監修】1日5分から始める簡単メソッドを解説
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
美容家熱弁!40代以上に大人気のプチプラで“買い”な最新作(UV対策、ポイントメイク、ヘアアレンジ)は?
 ここ数年で「プチプラ」と呼ばれるコスメのレベルが、格段に上がっていますよね!  大人世代が使っても納得と満足の両方を...
噂の美容法「タオルで顔拭きはNG」って嘘でしょ!? 医師3人の回答は/専門家監修【美容のウソ・ホント】
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
洋服でお金を浪費する人の特徴4つと回避策。通販サイトは“鬼門”かも?
 お金は稼いでいても、なかなか貯金が貯まらない人に多い特徴が「洋服でお金を浪費している」ケースです。なかには、洋服はたく...
お風呂から出てもすぐに足先が冷えるのはなぜ?【専門家監修】温活で全身ポカポカにする秘訣とコツ
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
20代が実例チェック! アラフォー女性がハマる“逆パンダ”アイメイクの罠
 アラフォー世代のみなさ~ん。若々しさを意識して華やかなメイクをしたつもりなのに、気づけば目元が浮き上がり、さながら“逆...
夫がハゲてきた…プライドも頭皮も傷つけない伝え方と妻にできること3つ
 夫婦の間でも、デリケートで伝えにくいのが「夫のハゲ問題」です。ハゲてきたと感じても正しい伝え方をしない場合、夫を傷つけ...
ダイエット成功の秘訣は「楽痩せ」【薬剤師監修】過去の失敗は“宝”。本当に好相性な超簡単ダイエットは?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
「なんだかキマらない…」【美容家厳選】“メイク下手”40代こそ使いたい! 優秀プチプラ3選
 40代以上の自称「メイク下手」女性の多くが悩む「昔と同じようにメイクをしても、なんだかキマらない」問題。きちんとメイク...