あなたの“色気アピール”や“自分語り”は恋に逆効果なんです

内藤みか 作家
更新日:2020-07-23 06:00
投稿日:2020-07-23 06:00

喋りすぎると恋人候補になれない

お喋りはほどほどに……!(写真:iStock)
お喋りはほどほどに……! (写真:iStock)

 この番組では初めてのデートでディナーを一緒にするので、会話も最初は探り探り。少しずつ情報を集め、お互いに親しくなっていこうとするのですが、この大事な時に出しゃばってしまう女性は、男性に好意をもたれません。

 早く仲良くなりたいという気持ちが先走り、自分のことを知ってもらおうと自分のことばかり喋ってしまうと、押しの強い自分勝手な女性に見えてしまうのかもしれません。

 番組のなかにも、元彼と揉めたときの話をずっと喋り続ける女性がいました。話のなかにはついつい愚痴も入ってしまいます。それを男性は熱心に聞いてはいましたが、決して目は笑っていませんでした。男は元彼の話はできれば聞きたくないし、ずっとあいづちだけ打っているのも苦手なのです。

聞き上手で褒め上手な女性が幸福を掴む

聞き上手で褒め上手な女性が選ばれる(写真:iStock)
聞き上手で褒め上手な女性が選ばれる (写真:iStock)

 結局男性がずっとそばにいてもらいたいのは、セクシーな服を着ていない、あまり出しゃばらない女性なのかもしれません。番組でも、この人を選んだの?と驚いてしまうほど、地味系の女性に決めた男性がいます。なぜそういった女性が選ばれたかというと、信頼できて、長くお付き合いできそうだからでしょう。

 選ばれた女性に共通するのは、聞き上手で褒め上手というところ。上手に質問をし、彼にメインで喋らせ、それを温かくうなずいて聞くのです。そして彼の良いところを見つけ、しっかりと褒める。これらはとても大切なことです。

 なぜならもし結婚したら、長い人生、ずっと夫婦の会話は続くのです。自分の話を聞いて、自分を褒めてくれる女性を男性が選びたいのは当然のことなのかもしれません。

美人よりも愛情深い女性が選ばれる

彼の話をよく聞いて寄り添うことが大切(写真:iStock)
彼の話をよく聞いて寄り添うことが大切 (写真:iStock)

 ちなみに美人かどうかは、あまり重視されていないようでした。美人さんは、自分のルックスがいいことをわかっているので、ついつい露出度の高い服を着てしまうので、そこで減点されてしまうのかもしれません。

 恋を進展させたい時、なんとかして彼に気づいてもらいたくて目立とうとあがいてしまいがちですが、それはよくありません。もし彼の気を引きたいのなら、微笑みながらじっと彼を見つめ、楽しそうに彼の話を聞くだけで、十分なのです。彼は、誰が一番自分の話を聞いてくれているか、しっかりチェックしているのだと思います。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

ラブ 新着一覧


60代で月1回の性交渉は17.7%の実態 我々はいつまで現役でいられる?
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。普段からレスのつらさや...
まめ 2024-03-12 06:00 ラブ
結婚に恋愛感情はいらない説を検証 家族愛のほうが大事?
 近年、「結婚に恋愛感情はいらない」といった考え方が広まりつつあります。特に、婚活中の女性からすると、紹介された男性に短...
恋バナ調査隊 2024-03-11 06:00 ラブ
私が48歳まで処女だったワケ。30代日本人女性の3人に1人が性体験なし
 はじめまして。今回、「コクハク」で「処女」に関するコラムを書かせていただくことになった、mirae.(みれ)と申します...
mirae.(みれ) 2024-03-11 06:00 ラブ
オンラインゲームは不倫の温床? 主婦が恋愛沼にハマるワケ
 近年、オンラインゲームがきっかけで、恋愛から不倫にハマる主婦が増えています。なぜ自宅でやるはずのオンラインゲームから、...
恋バナ調査隊 2024-03-10 06:00 ラブ
資産家なのに62歳まで独男のワケ 彼女からは別居婚を打診され五里霧中
「冷酷と激情のあいだvol.185〜女性編〜」では、付き合おうという話がないままに曖昧な関係が続いてきた62歳のトシオさ...
並木まき 2024-03-09 06:00 ラブ
62歳資産家からの求婚! もう結婚しないポリシーと打算で揺れるバツ1女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-03-09 06:00 ラブ
【画像あり】大谷翔平の結婚で注目されたメジャーリーガーの美人妻たち
 2月29日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(29)の電撃結婚発表は世界を驚かせ、興奮冷めやらぬ様子が続いている...
2024-03-08 06:00 ラブ
現役ネトナン師が激白!ネットナンパのシビアな世界と人妻攻略マニュアル
 皆さんは「ネトナン師」なるものをご存じだろうか?  端的に言うと、ネット上のナンパ師だ。  近年の男女の出...
蒼井凜花 2024-03-15 10:17 ラブ
なんでも納豆がけって…夫が「バカ舌」すぎて料理作りたくない!
 家族のために手間暇かけたり、健康を考えて薄味に仕上げた料理も、夫の舌がバカ舌だと作る気がなくなりますよね(笑)。  ...
恋バナ調査隊 2024-03-08 06:00 ラブ
アラフォーが20歳年下と恋愛できるの? 占い師3人に聞いてみると…
 年下男性と恋愛する年上女性はかなり増えてきましたが、10歳以上の年の差となるとまだまだ少数派。  今回は20代男子に...
内藤みか 2024-03-07 06:00 ラブ
サバ読みした年齢で結婚は可能? いやいや、ちゃんと説明を
 大好きな彼に嫌われるのが怖くて、年齢をサバ読みしたまま付き合っているカップルたち。  でも、望んだはずの結婚の話が出...
恋バナ調査隊 2024-03-07 06:00 ラブ
今度こそダメ男に見切りをつける!事前に見抜くポイントとタイミングは?
 素敵な男性がたくさんいる一方で、女性を不幸にするダメ男もいます。でも、ダメ男の多くは、甘い言葉と巧みな会話術で女性がハ...
恋バナ調査隊 2024-03-06 06:00 ラブ
独身だと同窓会参加は気が重い? 40代の結婚は旧友がおすすめな理由3つ
 かつて苦楽を共にした仲間と再会できる「同窓会」。旧友の今を知れる楽しさもありますが、40代を過ぎても独身の人にとっては...
恋バナ調査隊 2024-03-05 06:00 ラブ
「不倫の第一歩」突然の雨、幼稚園、職場…当事者たちが振り返る瞬間5つ
 いけない恋愛だと分かっていながらも不倫に足を踏み入れてしまう男女。そもそもの出会いやきっかけはなんなのでしょうか? 不...
恋バナ調査隊 2024-03-04 06:00 ラブ
彼の“最初で最後の女”になれる♡ 結婚相手に「童貞クン」を選ぶメリット
 彼氏が童貞だと知ったらあなたはどう思いますか?「女性に慣れていないから不安」「今までの反動で結婚してから浮気しそう」な...
恋バナ調査隊 2024-03-02 06:00 ラブ
「良好だけど円満ではない」冷え切っていても妻を抱く48歳男の虚無感
「冷酷と激情のあいだvol.184〜女性編〜」では、結婚8年目を迎えた夫が「40代の女性は性欲が旺盛」と思い込んでいるこ...
並木まき 2024-03-02 06:00 ラブ