欅って、書けない?卒業回で見せた長濱の涙
およそ1年前、2019年7月30日をもって、平手友梨奈(19)の盟友であり、彼女に並び欅坂46のツートップの1人といわれた長濱ねる(21)が欅坂46を卒業した。
これまで筆者は長濱が欅坂46の平手にとって重要な人物として、卒業発表以降の2人の模様を綴ってきた(参照:平手友梨奈・欅坂46での1617日の軌跡 #9、#11、#12など)。今回はそんな欅坂46“てちねる(てち=平手の愛称)コンビ”のグループでの最後の様子から現在に至るまでをまとめてみた。
まず長濱の卒業日前には、卒業後に放送されることになっていた欅坂46の冠番組「欅って、書けない?」(テレビ東京、以下「けやかけ」)で長濱の卒業回が収録された。
この回では、長濱がメンバー1人1人とメッセージを交わす時間が設けられた。平手の順番が来て向かい合うと明らかに感極まって言葉に詰まり、この日初めて長濱は、“メッセージを交わす前”から「うぅっ」とおえつ交じりに涙をこらえきれなくなった。
長濱が平手に「一緒に朝ランニングへ行ったりとか、すごく1番最初から気にかけてくれて、すごくその優しさに沢山救われたので、これからも無理せずいて欲しいなと思います」と伝えると、平手も「でも、1番は身体に気を付けて、これからも応援しています」と応えた。
平手のメッセージの短さを淡泊に感じたファンもいたようだが、長濱加入当初からお互いを支え合ってきた“てちねる”だ。16年9月の握手会で行われた長濱生誕祭では平手からサプライズの手紙があったが、思い起こせば、それも実に簡潔なものだった。
「ねるへ いろいろと思い返してしまい、実際ねるの前に立って読むと想像したら泣いてしまうと思って、あと単純に照れくささもあるので今回全ての想いを一言にまとめました。欅坂46に入ってくれてありがとう。これからも一緒に頑張っていこうね」
手紙が平手からだと分かった瞬間に“読まれる前”から泣き出した長濱。想いを言葉に出すと泣いてしまうからと短くまとめる平手。それは3年経った「けやかけ」長濱卒業回でも変わらなかった。公では多くを語らずとも、長濱卒業発表直前の19年2月頃2人で食事に出かけたように、私的にはしっかり話し合いをしてきたはずだ(参照:平手友梨奈・欅坂46での1617日の軌跡 #6)。
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