ベタつきが苦手な人にも♡ 夏の乾燥におすすめ美容オイル3選

時短美容協会 一般社団法人
更新日:2020-08-10 06:00
投稿日:2020-08-10 06:00
「エアコンによる乾燥が気になる」「夏老けしないで、肌と髪を美しく保ちたい!」、そんなお悩みはありませんか?
 美意識の高い女性の必須アイテムでもあるケアオイルは海外でも人気が高く、筆者が長期滞在したニューヨークでも、美髪・美肌を保つアイテムとして大人気の美容グッズです。しかし、ドラッグストアやコスメショップに行くと、種類が多すぎてどれを使っていいのかわからない……!という方も多いはず。
 そこで、時短美容協会に所属する筆者が実際に愛用しているアイテムをご紹介しながら、夏でも使いやすいオイルや使い方をご紹介します。

1:ホホバオイル

「ホホバオイル」は、ホホバというシモンジア科に属する木の種子から取れるオイル。メキシコなどでは自生していますが、農産物としてはアメリカ南部などで人工栽培されています。

 ホホバオイルの主成分は、“ワックスエステル”というもの。人間の皮脂にも含まれている成分で、肌を柔らかくし、水分の蒸発を防いで潤いを守る効果があるとされています。

 クーラーなどで肌が乾燥しがちな夏におすすめの使い方は、お風呂上がりのボディオイルとしての使用法。

 軽く水分をふき取った後、全身にホホバオイルを塗ってマッサージをすれば、翌日モチモチ肌に! 面倒な時は、かかとやひじなど、特に乾燥が気になるところに塗るだけでも効果を実感しやすいでしょう。

2:アルガンオイル

 アルガンオイルは、アルガンノキというアカテツ科に属する木の種子から取れる油で、アフリカのモロッコ王国でしか産出されない貴重なオイルと言われています。

 アルガンオイルのおもな成分は、肌のハリや弾力を高める“オレイン酸”と“リノール酸”。肌への浸透が良く、サラサラとした使用感が特徴なので、「夏にオイルはベタベタするから苦手」という方にもオススメです。

 化粧水前のブースターオイルとして使用することはよく知られていますが、美容液やクリームなどにアルガンオイルを1~2滴混ぜて使用すると、保湿効果が高まります。

3:スイートアーモンドオイル

 アーモンドは、バラ科に属する木の種子から取れます。スイートとビターの2種類がありますが、オイルには一般的にスイートアーモンドが使われています。西アジアを原産とし、現在は北アフリカや地中海沿岸、カリフォルニアなどの温暖な地域で栽培されています。

 このスイートアーモンドオイルには“オレイン酸”が多く含まれており、髪のキューティクルを保護する効果があると言われています。

 紫外線などで髪にダメージを受けやすい夏は、お風呂に入る前のヘアケアとして使うのがイチオシ。

 オイルを手に取ったら頭皮につけ、円を描くように頭全体をマッサージしましょう。毛穴につまっている汚れを浮かび上がらせ、オイルの栄養素が頭皮に浸透していきます。そのあとは、いつも通りシャンプーを行います。

 また、ドライヤーで髪を乾かした後、オイルを2~3滴手のひらに取って髪全体に使うと、髪のキューティクルが保護されサラサラに♡ 頭皮に多くつけすぎるとべたつきの原因になるので、少量がおすすめです。

まとめ

 夏場のオイルケアは「ベタつくイメージ」が強いですよね。でも、賢く使えば、夏特有の乾燥トラブルの強い味方になります。ドラッグストアや通販でも手軽に購入できるので、是非チェックしてみてくださいね!

〈文・社〉時短美容協会所属/Kanna〉

時短美容協会
記事一覧
一般社団法人
「時短美容」を単なる「省略美容」「ながら美容」ではないものと定義し、多忙な現代女性が「美容の時間を効率的に確保するため」に欠かせない正しい美容知識の普及に努めるとともに、美容にまつわる正確な時短知識を有する「時短美容家」「時短美容協会認定美容家」ならびに、薬機法(旧薬事法)を遵守する「美容ライター」の育成および普及活動を行っています。
WEB:https://fastbeauty.biz

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


熱狂する韓国コスメブームに違和感。顔につけるのに、低価格、パケ買い、なんとなく…だけで買って大丈夫?
 つい先日、資生堂の最終赤字が100億円超との報道がありました。主な理由は中国での事業不振にあるそうですが、実際のところ...
急に夜が淡白になり、枯れてしまった彼氏…【薬剤師監修】浮気以外で考えられる原因は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代で「実年齢+5歳老け見え」は絶対回避したい!【美容家激推し】お助けアイテム3選
 40代を迎えると、ちょっとした老け見えにも落ち込みますよね。「43歳なのに、48歳くらいに見られた…」なんてしょんぼり...
お肌のシミはなぜできる?【美容外科医が解説】薬局で購入可能なおすすめの薬と美容クリニックの威力
 この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、テッパンの不安や疑問を分かりやすく“一発回答”。美容医療11年目の美...
腹痛だけと思ったら大間違い!本当は怖~い「便秘」の5つの影響【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
冬でもテカる! 厄介な「油田肌」3つの原因と対策3カ条。逆効果のケアしていませんか?
「夏はまだしも、真冬の今でも肌がテカるのなんでなの!?」とキレている女性の皆さま、必見!  今回は冬でも肌がテカる原因...
40代に高額な美容液は必要なの? 愛すべきプチプラではなく、全力で投資すべきデイリーコスメは…
 40代半ばを過ぎてくると「高価な美容液に変えるべき?」の疑問が湧いてくる人も多いよう。実際に私のもとへも、「プチプラ美...
脱ネガティブ! マインドフルネスって何?【専門家監修】1日5分から始める簡単メソッドを解説
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
美容家熱弁!40代以上に大人気のプチプラで“買い”な最新作(UV対策、ポイントメイク、ヘアアレンジ)は?
 ここ数年で「プチプラ」と呼ばれるコスメのレベルが、格段に上がっていますよね!  大人世代が使っても納得と満足の両方を...
噂の美容法「タオルで顔拭きはNG」って嘘でしょ!? 医師3人の回答は/専門家監修【美容のウソ・ホント】
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
洋服でお金を浪費する人の特徴4つと回避策。通販サイトは“鬼門”かも?
 お金は稼いでいても、なかなか貯金が貯まらない人に多い特徴が「洋服でお金を浪費している」ケースです。なかには、洋服はたく...
お風呂から出てもすぐに足先が冷えるのはなぜ?【専門家監修】温活で全身ポカポカにする秘訣とコツ
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
20代が実例チェック! アラフォー女性がハマる“逆パンダ”アイメイクの罠
 アラフォー世代のみなさ~ん。若々しさを意識して華やかなメイクをしたつもりなのに、気づけば目元が浮き上がり、さながら“逆...
夫がハゲてきた…プライドも頭皮も傷つけない伝え方と妻にできること3つ
 夫婦の間でも、デリケートで伝えにくいのが「夫のハゲ問題」です。ハゲてきたと感じても正しい伝え方をしない場合、夫を傷つけ...
ダイエット成功の秘訣は「楽痩せ」【薬剤師監修】過去の失敗は“宝”。本当に好相性な超簡単ダイエットは?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
「なんだかキマらない…」【美容家厳選】“メイク下手”40代こそ使いたい! 優秀プチプラ3選
 40代以上の自称「メイク下手」女性の多くが悩む「昔と同じようにメイクをしても、なんだかキマらない」問題。きちんとメイク...