離婚直後だからこそ…!新しい交友関係に飛び込むメリット

七味さや 漫画家・イラストレーター
更新日:2020-08-14 06:00
投稿日:2020-08-14 06:00
 離婚したばかりの時って、なんとなく世間に後ろめたい気がしませんか。私は人と会うのが怖くなり、友人の結婚式をお断りしてしまいました。できることなら誰も知らない街へ行って、離婚のことは隠して生きていきたい……なんて思ったこともありました。
 この漫画の主人公・リコちゃんも、離婚後しばらく泣き暮らす(暇な)生活をしていました。が、前回のお話ではノラちゃんの会社でアルバイトをさせられる流れに……。どうなる、リコちゃん!?

少し立ち直ってきたら、いろんな人に会って視野を広げよう

 離婚によってエネルギーが奪われ、心身共に疲れ果てた状態の時は、何よりもまず精神的な回復を優先すべきだと思います。でも少しエネルギーがたまってきたら、仕事を始めたり新しいコミュニティに参加してみるなど、今までの環境とは全く違う「外」に出てみるのもいいかもしれません。

 新しい出会いや刺激は、過去のことを少し忘れさせてくれます。私自身も離婚後、オンライン講座を通して新しいコミュニティに参加してみました。最初こそ人見知りしたものの、交流する中でだんだん、どこか明るい気持ちになっている自分に気がつきました。

 1人でモヤモヤ考えていると視野がどんどん狭くなるし、孤独も手伝ってネガティブ思考になりがちです。人と話すだけでも発散になる上に、今までの人間関係にはなかった色々な人と話すことで視野もぐっと広がります。

 何より「離婚前の自分」を知らない人に囲まれる環境は気楽でもあります。お仕事であれば人に必要とされる実感を持てる機会が多いので、思いきって転職するのもいいかもしれません。

 ……とはいえ2020年8月現在、新型コロナウイルスが拡大中のご時世です。私も実家にこもりきりな環境に限界を感じていまして、引っ越したいのに地元から動けず、やきもきしています。

 会える範囲で人と会ったりオンラインのコミュニティを活用したりする傍ら、隙あらば今後どんな土地でどんな人たちとの出会いを探そうか毎日のように妄想中。もう、イメトレだけは準備バッチリです!!

登場人物紹介

リコ
離婚から立ち直りたいアラサー。ついに無職から(無理やり)パートタイマーに。販売員しかやったことがなかったのに、いきなりの事務職。果たして職場に馴染むことはできるのか!?

丸山課長
株式会社リサバ食品・総務部総務課課長。リコの直属の上司。馴れ馴れしいが大変気さくなため、課のメンバーからは親しまれ(かつ支えられ)ている。赤いメガネがトレードマーク!

ノラ
リコの高校時代からの友人。ひきこもり落ち込むリコを見かねて、自分の勤めている会社の求人にリコを推薦。実は食品メーカーの研究開発職でした! リコとは部署が違うけど、たまに気にして総務課に見にきてる。

七味さや
記事一覧
漫画家・イラストレーター
離婚済アラサー漫画家。不注意型ADHD傾向ありの綱渡り人生。世界中からゆるされたくて、「ゆるし系」漫画やキャラクターを描いています。やさしい世界をつくりたい。Xでも随時漫画更新中。お仕事実績はこちら:https://shichimin.com/

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


見た目とキャラが合わないのは当然!悩んだときの考え方
「見た目の印象とキャラがだいぶ違うよね」と言われて、悩んだことはありませんか?  自分が周りに与える印象と実際の自分と...
夜明けとともに起きだしたコハクチョウの胸の内
「あ~! 眠いけど、きょうも1日がんばるかあ!」  なんて言ってたりして。今朝の自分のことだけど(笑)。  ...
SNSや現実でも…他人の容姿批判がやめられない人は2種類いる
 みなさんの周りに、他人の容姿(ビジュアル)についてうるさい人、いませんか?  私はそういう人を見るたびに「かわいそう...
バカにしてる、よね? 部下になめられる理由と上司が改めたい悪癖3つ
 キャリアアップはうれしいけれど、部下ができると「なんだかなめられている気がする…上司としての威厳がないのかな?」と新し...
いつだって癒しを提供…成長が楽しみな“たまたま”を愛でる
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
そのあえぎ声、どこまでが本当ですか?
 素朴な疑問、と頭に付ければ何を聞いても許されるとは思っていないのだが、失礼を承知で、どうしても聞きたいことがある。 ...
落ち込んだらシーラカンスのことを考えるといいかもしれない
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
お正月にしめ縄って必要かぃ?「しめ縄」と「しめ縄飾り」の違いも解説
 今年もあと2週間を切りました。年末だというのにあまりの暖冬、ここ数日は少しは寒くなったものの更年期のワタクシは、本職の...
「女は見た目がすべて」の思い出に悶々…容姿いじりのトラウマの克服法
「女は見た目がすべて」なんて言葉が昔からあるように、男性よりも女性の方が外見を厳しく見られる傾向です。そして残酷なことに...
人生初のぎっくり腰なぜ発症? 40女の激痛を救った意外なコスメは…
 齢46、人生初のぎっくり腰になりました。腰が砕け、身動きがまったく取れない状態に陥るって本当にあるんですね。  デス...
韓国は「ひとり飯」ほぼタブー! おひとり様=みじめな人認定で苦労した
 ちまたでは『孤独のグルメ』(テレビ東京系)や『ひねくれ女のボッチ飯』(テレビ東京系)、『めんつゆひとり飯』(BS松竹東...
2023-12-19 06:00 ライフスタイル
自然の石を積んだ石垣でできた江戸時代から続く「棚田の村」
 見知らぬ土地で、山道を越えて現れた見事な石垣に圧倒される。ここまで積み上げる労力を想像すると途方に暮れるし、これが自然...
“たまたま”とももうすぐお別れ…去勢前のおやつシーンを激写
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
#2 友達の結婚、喜べないのはなぜ? 勝ち組を裏切りだと感じてしまう記憶
【#1のあらすじ】  ミュージシャンの沙恵は高円寺に暮らし、芸人の卵や音楽仲間と毎日飲み歩いている。高円寺はうんざ...
#3 結婚で“輪”から去る友人への寂しさ。心地よい独身生活で失ったもの
【#2のあらすじ】  ミュージシャンの沙恵は高円寺に暮らし、毎晩芸人の卵や音楽仲間と飲み歩いている。高円寺はうんざ...
妙齢って何歳? 三省堂 現代新国語辞典のいまっぽい凡例に注目
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...