誰も好きになったことのないイケメンが恋に落ちた瞬間とは

内藤みか 作家
更新日:2020-08-27 06:00
投稿日:2020-08-27 06:00
 一部のイケメンには「恋愛に興味がない」「女性も男性も好きになったことがない」と言う人がいます。そんな人は、鏡に映った自分だけを愛して一生を終えるのかと思われがちですが、実は、恋に落ちる事例があります。そのことについてレポートします。

何もかもデキる男の目的意識

 イケメン大学生のKくんは22歳。トップクラスの私大に入り、とある国家資格試験を目指している彼は、いわゆるジャニーズ系の甘いマスクで、とにかくイケメンです。高校時代は塾の帰りに女の子たちが何人も待ち伏せしていて、地元ではアイドルのように扱われていたのだとか。

 そんな彼ですが、待ち伏せする女の子たちが連絡先を渡してきても全く応じず、黙々と勉学に励んでいたそうです。当時は親の期待に応えるために、いい大学に入るために必死だったのだとか。恋愛も、大学に進学して落ち着いてから楽しめばいいと考えていたのです。恋愛する受験生たちを「勉強に集中できるんだろうか」と心配していたというから真面目です。

ちっとも恋愛したくない

 そして現役で第一志望の大学に入学し、テニスサークルに所属したのはいいのですが、ちっとも恋愛する気になれず、そんな自分に驚いたそうです。そのルックスなので、飲み会では大勢女の子が寄ってきたのですが、同じ大学同士で恋愛すると勉強の妨げになる気がして、その気になれなかったそうです。

 卒業までに国家資格に合格することを目標としていた彼は、下宿先のアパートで再び猛勉強の日々を送り始めました。けれど、繁華街を歩くと必ず女性が「一緒に飲みませんか」などと声をかけてきます。知らない女性とならちょっとくらいいいかと一晩を共にすることもありました。けれど、体はスッキリしても、恋愛感情は起きず、どの女性とも二回目はありませんでした。

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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