赤リップが似合わないのはなぜ? 原因をチェック
「赤リップが似合わない…」「肌から浮いているように見える……」と思った時に、まず振り返って欲しいのは、色の選び方を間違えていないかという点です。
赤リップが浮く原因は「間違った色選び」
赤リップが浮いてしまうのは、ほとんどの場合、自分に合わない“赤”を選んでしまっているのが原因です。選ぶ時に、「赤ならどれも一緒だし、とりあえず安いのを探そう♪」という気持ちで選んでいませんか? 実は筆者も、はじめて赤リップを買った時には値段だけ見て購入して、失敗した経験があります。
子どもの頃に使ったクレヨンは12色が主流でしたし、その中に赤は1色しかなかったものですから、たいていの人は“赤”と聞いたら1色しか思い浮かばないんですね。しかし実は、“赤”にはたくさんの種類があります。実際、“赤リップ”はブランドや商品ごとに少しずつ色味が違い、唇にのせた時の発色も違います。
「美人しか似合わないんでしょ?」は間違い
よく「赤いリップは美人しか似合わない」と言われることがありますが、本当は「自分に似合う赤を知っている人が、美人に見える」というだけのことかもしれません。たとえば、普段「美人だなぁ」と思っているお友達でも、もし似合わない色をつけてメイクをしたら、きっと違和感を覚えるはずです。
メイクは、その人の魅力を引き出すためのもの。自分に似合う色を知っているかどうかによって、その人が本来持つ良さを表現できるかどうかが、違ってくると思います。
いろんな「赤リップ」があることを知ろう♡
店頭で赤リップを選ぶ時は、手の甲に複数のブランドの赤リップを何色か出して、数本の線を引くようにして発色を見比べてみてください。
購入前にこの一手間を行うことで、「同じ“赤リップ”に見えてもまったく違う色だった」ということが分かるはず。さらに鏡を見ながら手の甲を顔の横に並べて、自分に似合うかどうかを確認できたら、さらにGOODです!
パーソナルカラー診断が役立ちます♡
自分に似合う色を知るためには、「パーソナルカラー診断」も非常に役に立ちます。パーソナルカラー診断とは、その人の髪色、目の色、肌の色や印象などを見ながら、“ドレープ”という色の布を当てて、顔色と調和する色を確認しながら診断していくという方法です。
色は、イエローベースの春・ブルーベースの夏・イエローベースの秋・ブルーベースの冬の、4つの群に分類されます(16の群で診断するサロンもあります)。服の上からドレープを当てて顔色を見てみると、同じ赤でも自分に似合う赤とそうでない赤があることが分かるはずです。
イエベの人、ブルベの人、馴染みやすい赤を知ろう!
パーソナルカラーで自分の分類がわかったら、馴染みやすい赤を選んでいきましょう。分類別に馴染みやすいのは、以下の“赤”です。
・イエローベースの春→やや朱色に近い温かみのある赤
・イエローベースの秋→やや暗めのブラウン寄りの赤
・ブルーベースの夏→ローズピンクに近い強い爽やかな赤
・ブルーベースの冬→少し青みが強いボルドー寄りの赤
一度自分に似合う赤色を見つけると、その色と重ねたり、混ぜたりして、新しい色を作っていくことができます。ほかの色のリップも、取り入れやすくなるはずですよ。
マット・ツヤ・シアーなどの質感も見極めて
赤リップを選ぶ時に、口紅の質感を見極めるのも大切。たとえば、さらさらとしたマットタイプの赤リップはくっきりとした印象を与えるので、モード系のファッションに似合います。また、微細なパールが配合されていたり、油分が多めだったりするリップは、ツヤ感が出てフレッシュな印象になるので、コンサバファッションとの相性が良いでしょう。
また、主張の強い赤リップが苦手な方は、元の唇の色が透けるようなシアータイプのリップを選んでみるのもおすすめ。マットな赤リップよりは、比較的、肌に馴染みやすいです。迷った時は、口コミサイトでスウォッチ画像を見比べてみても良いですね。
赤リップを選ぶなら、似合う“赤”を知ることからはじめよう♡
この記事では、赤リップが似合わないと感じた時に振り返って欲しいことと、自分に似合う“赤”を見つけるコツをお届けしました。
同じ赤色のリップなのにこんなにたくさんの色があるなんて、なんだか奥深さを感じますね。ぜひ、楽しみながら、あなたに合った色を選んでみてください♡
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