初心者は気をつけて!マッチングアプリに潜む“3つのワナ”

内藤みか 作家
更新日:2020-11-12 06:00
投稿日:2020-11-12 06:00
 長引くウィズコロナ生活により、出会いのシーンも大きく変わり始めています。そんななか、活発なのはマッチングアプリ。自宅にいながらにして異性と知り合えるので、巣ごもり生活にはぴったりなのです。けれど初心者が引っかかりやすいワナもあるので気をつけましょう。

コロナ禍でマッチングアプリが人気

 人が大勢集まる婚活パーティーをまだ少し怖いと感じる人が少なくありませんが、アプリで出会うのなら感染の心配は全くありません。そのため、今まではパーティーに出会いを求めていた女性も続々マッチングアプリを始めるようになりました。けれど、初心者ゆえのリスクがそこにはつきまとっています。

「マッチングアプリで知り合った男性に大金をだまし取られた」などという報道も以前からあります。

 アプリには真剣に交際相手を探しているわけではなく、遊びたいだけの人やお金目当ての人も大勢いるということを忘れないようにしましょう。簡単にお金を出さないのは当然として、アプリ初心者が陥りやすいワナを3つご紹介します。

気をつけたい「3つのワナ」

既婚者が潜んでいる

 マッチングアプリで知り合い、男女の関係になってから「実は既婚者だ」と知らされる……。初心者が既婚者にだまされるケースが何例もあります。初心者ゆえに「アプリで知り合う人は独身ばかり」だと思い込んでしまいがちですが、既婚者が独身だと嘘をついて潜り込むことがあるので、相手を信じすぎないことが必要です。

 本気で好きになってから既婚だと知り、泣く泣く不倫関係をスタートさせた女性もいますが、人を騙すような男性には、勇気を出してこちらからNOと伝えるべきでしょう。こうした男性に遭遇しないためには「独身証明書」の提出を義務づけているようなきちんとした婚活サイトを選ぶのが一番です。

【あわせて読みたい】マッチングアプリで“ヤリ目男”を見抜く術!既婚男性にも注意

密室にならないようにする

 また、新型コロナウイルスを言い訳に「外は危ないから、僕の部屋に来ない?」と誘う男性が急増しています。夜遅く会った時に、夜の街が軒並み時短営業だったため空いている店がなく、誘われるままに彼の部屋で飲むことになった女性がいましたが、お酒が進むにつれて男性のボディタッチが激しくなり、男女関係を強要され窮地に陥ってしまったのです。

 望まない関係にならないためにも、初対面では密室状態にならないことが肝心です。女性の肉体だけが目当ての男性に狙われてしまう危険があります。カラオケボックスやネットカフェも密室のようなものですから慎重になったほうがいいでしょう。地方では待ち合わせ場所で会ってすぐに男性の車に乗る女性がいますが、人がいないところに連れて行かれ、車中で関係を迫られる人もいるのでおすすめできません。

すぐに会わず、じっくりやり取りを

 マッチングアプリですぐに会いたがる男性は、セックスだけが目的である場合が少なくありません。会ったその日にエッチをしたら、それっきり連絡が来なくなったという女性も何人もいます。感染症が流行しているなか、相手の女性の安全に配慮せず、会うことをせかす男性がいたら、誠意を疑ってもいいかと思います。

【あわせて読みたい】それでも出会い系で「すぐ会える人」を探す男性たちの事情

 マッチングアプリで知り合い、結婚まで進むようなカップルは、最初にたくさんのメールを交わし、お互いのことを知り合ってから実際に会うことが多いようです。なかには1年近くずっとメールだけをやり取りしていたというカップルもいるほど。特に遠距離の場合、なかなか会えないのですが、それでもメールをきちんと返してくれるような男性は、信頼度も高いのでしょう。

自分に合うサイトを選んで

 気になるのは、初心者の女性はアプリのチョイスを間違えやすいところ。婚活をしたい女性なのに、遊び目的の男性が多いアプリを選ぶなど、首をかしげたくなるような選択をしていることがあるのです。

 真剣に婚活をしたいのなら、真剣に結婚相手を探している男性が大勢集まっているようなアプリやサイトを選びましょう。月額料金などがかかる場合もあるかもしれませんが、それだけ良質の出会いがあるのかもしれません。マッチングアプリはたくさんあるので、そのなかから自分の目的に合っているものをしっかりと選びましょう。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


元彼と友達になるメリットとデメリット。完全に縁切りする時はいつ?
 彼氏と別れるとき、バッサリ縁を切るべきか、それとも友達になるべきか悩みませんか? そんな悩みを抱えている女性に、元彼と...
恋バナ調査隊 2024-07-18 06:00 ラブ
妻の「レスだけど仲良し」に潰された夫の本音 無言の圧力をかけてない?
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。  セックス...
豆木メイ 2024-07-16 06:00 ラブ
恋愛感情ない結婚の「夜事情」5選 アラフォー夫婦の“その後”を聞く
「お金のために結婚した」「親を安心させるためにお見合い結婚した」など、恋愛感情がない相手と結婚している人もいます。そんな...
恋バナ調査隊 2024-07-15 06:00 ラブ
意中の彼と“宿泊デート”。自宅まで押しかけ、時計の針は21時を過ぎた。
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。20代でハマったメタル音楽のオフ会で知り合った遠い北の地...
mirae.(みれ) 2024-10-08 11:44 ラブ
既婚女性と独身男性“禁断愛”の終わり方5選。縁はあっけなく切れるもの?
 読者の女性のなかには、独身男性と不倫している方もいるのではないでしょうか。でも、残念ながら既婚女性と独身男性の不倫はバ...
恋バナ調査隊 2024-07-14 06:00 ラブ
友情か恋愛か。友達と同じ人が好きになり“カマかけLINE”を送ったら…
 友達と同じ人が好きになってしまい、友情か恋愛かを選べずに苦しんでいる人は多いようです。  中には、自分の気持ちを...
恋バナ調査隊 2024-07-14 06:00 ラブ
「元妻とマッチング」の後悔 即ブロせずにベッドインした47歳男の決意
「冷酷と激情のあいだvol.203〜女性編〜」では、5年間前に離婚した元夫とマッチングアプリで再会し、よりを戻したいと考...
並木まき 2024-08-17 09:03 ラブ
別れた元夫とマッチング成立!デートで確信、ガチ復縁望む44歳女の心痛
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-07-13 06:00 ラブ
【写真でプレイバック】表情がくるくると変わる石丸伸二氏
【この写真の本文に戻る⇒】 彼が『石丸伸二さん』『ひろゆき氏』推し…論破系男性との結婚でうまくいく女性と回避法は?
彼が『石丸伸二氏』『ひろゆき氏』推し、論破系男子との結婚でうまくいく女性と回避法は?
 7日放送のフジテレビ系「Mr.サンデー“七夕決戦”都知事選SP」に出演した元乃木坂46の山崎怜奈(27)と、都知事選で...
「子供ができた♡」図々しい不倫女に怒り心頭!妻が震えた驚愕LINE10通
 妻に内緒でこっそり不倫を続けている夫…。いえ、気付いていないと思っているのは夫だけ。妻は気付いていない振りをしながら、...
恋バナ調査隊 2024-07-10 06:00 ラブ
離婚を思いとどまった“子供の一言”、反対されて改めて気づくことがある。
 ちょうど今「夫とはもう暮らせないな…」と離婚を考えている女性もいるでしょう。でももし子供がいるなら、ぜひ子供の意見も聞...
恋バナ調査隊 2024-07-10 06:00 ラブ
これぞ港区女子が生きる術か。ボンビー女が港区おぢ経営者に口説かれた話
 筆者は都心から外れたアパートに住む「そこらへんの女」だが、ボンビーなくせに実業家の知り合いが多い。港区のタワマンで行わ...
時短美容協会 2024-07-09 06:00 ラブ
夫に料理任せたら、夕飯あるのに餃子を買ってくる男のナゾに答えが見えた
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。  我が家で...
豆木メイ 2024-07-09 06:00 ラブ
不倫カップルの倦怠期はチャンス? よりよい未来を選ぶためにしたいこと
 不倫カップルの多くは、妻や夫に隠れて恋愛のスリルや刺激を味わっていますが、不倫カップルといえども、ときめきはいつか冷め...
7人目説は本当?何人目の彼氏と結婚すれば幸せになれるか、先輩妻に聞く
 幸せな結婚生活を送っている女性を見て「付き合って何人目の彼氏と結婚したの?」と気になることはありませんか? 実際のとこ...