憧れの気持ちがある時こそ冷静になって
例えばものすごく可愛くてスタイルのいいモデルさんや芸能人がいれば、「どうやって体型を維持しているの?」「おすすめの化粧品は?」みたいなことを知りたくなりますよね。
で、実際に同じことをやってみたり同じものを使ってみたり。そういう体験はきっとどんな人にもあるのではと思います。私も少し前までは憧れ人のSNSをチェックして、おすすめしているものがあればすぐ使ってみたりもしていました。でも今はそれをやめています。
というのも、当たり前なのですが、やっぱり私とその人たちは別の人間なんですよね。性格、目標、家族構成、資産など全てが違います。私たちは自分以外の何者かにはなれないのです。
「俺はキ○タクにはなれないが、キム○クも俺にはなれない」という有名(?)な名言がありますが、まさにこれです!
当然のことなんだけど、いつの間にか見失いがち。憧れの気持ちってとても厄介な面があって、強すぎると情報の選別ができなくなったりします。「あの人が言ってるんだからやらないと」と、ある種の強迫観念に変貌することもあるので怖いですよね。
だから「自分は一体その人のどの部分に憧れているのか?」を考え、その要素を取り入れていく。これが一番良い憧れの人との距離感な気がします。信者になっちゃうとダメってことですね。
自分が「好き!」と思っている人や物との距離感は見失ってしまいがちです。だから、もし皆さんに憧れの人がいるなら、一歩引いてみてくださいね。
登場人物紹介
モジョ子
自信がほしい主人公。コミみたいになりたいが、なかなかできない自分を責めがち。
コミ
モジョ子の先輩。仕事ができるホステスだが、お酒を飲むと暴走しがち。
ママ
どろんぱのママ。お店の女の子をいつもよく見て、適切なアドバイスをしている。モジョ子のことをからかうのが楽しみになってきている。
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