バスタイムを“ながら作業”で! 働く女性の就寝前の時短テク

藤田裕美 美容師・ヘアメイク
更新日:2019-04-12 06:00
投稿日:2019-04-12 06:00
 仕事に家事にプライベートに――。日々忙しく、身の回りや自分のことになかなか時間が取れない。でも、しっかりお肌や髪のケアをしないと大変なことになってしまう!
 そんなあなたには絶対おすすめ。バスタイムに“ながら作業”の時短テクニックを導入し、体のお手入れをしながら自分の時間を有効に使いましょう。

半身浴の休憩タイムに洗髪や洗顔

 できることなら毎日バスタブに浸かりたいですよね。シャワーだけで簡単に済ませてしまうと、冷えの原因にもなるし、汚れをしっかり落としきれないかも……。

 少し面倒でもお湯を張り、体を温めましょう。お気に入りの入浴剤を用意しておけばバスタイムも楽しみになります。

 ここでお勧めしたいのが「反復浴」です。

 40度前後のお湯に5分ほど全身浸かり→休憩5分→入浴5分→休憩5分を3、4回繰り返します。休憩の間にシャンプーや洗顔、歯磨きなどをしておけば時短になります。

 水分補給のためのお水を持って入り、汗をいっぱい出してダイエット効果も。また、体を温めることで老廃物が出やすくなり、睡眠の質も高まると言われています。

 41~42度の熱めのお湯はリフレッシュに適しています。お風呂から出て、家事や仕事をもうひと頑張りしようかな、という時や朝風呂などにもピッタリ。

 38〜40度のぬるめのお湯はリラックス効果も。寝る前のゆったりした時間に適しています。

 反復浴は実は体力をかなり消耗します。疲れすぎている時や体調が悪い時には控えましょう。

髪を乾かしながらマッサージや運動も

 最後の5分間の入浴時に、洗った髪をタオルで巻いておきましょう。しっかりめに巻くことでタオルドライが省けます。

 入浴後は浴室内で体をふき、すぐに全身に化粧水を。体にはボディクリームを塗って保湿します。

 浴室から出たら、着替えて髪をほどき乾かしますが、この際、ドライヤーを吊るすなど固定して両手を使えるようにしましょう。ホームセンターに行けば、固定する器具が売っているはず。

 後ろから髪にドライヤーに当てつつ、パックやフェイスクリームを塗ってマッサージを開始。

 終わったら、引き続き髪を乾かしながら、スクワットなどの簡単な運動をします。ここでパックもいいですね。髪にもお気に入りのアウトバストリートメントを付けるのを忘れずに。

疲れていてもそのまま寝ないこと!

 これで、脱衣所の扉を開いたら、寝るまでの全ての工程が終わっています。

 ポイントは、疲れているからといってダラダラしたりそのまま寝ないことです。

 忙しい毎日でもテキパキ動くことでキレイを保つことが可能です。少ない時間でワンランク上の自分を目指してみませんか。

藤田裕美
記事一覧
美容師・ヘアメイク
都内のサロンに勤務後フリーのヘアースタイリストに転向。メディア等のヘアーメイク、講師などの活動。2014年恵比寿にプライベートトータルビューティーサロンを設立。美容師免許保持。
http://starlier.jp/

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


女性は30代以降、筋肉量が年間1%ずつ減!?【医療従事者監修】今すぐ試せる“ぽっこり下腹”引き締め術3選
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
【検証】メイクしたまま寝ると汚肌一直線?20代美容ライターが3日間オフなしで過ごしたら意外な結果に…
「メイクを落とさないと肌が荒れる」とはよくいったもの。メイクをしたまま寝ると毛穴に詰まった汚れや皮脂が酸化して、肌荒れや...
「美容医療」反対派と賛成派の意見。トライする前の参考にしたい
 いつの時代も、女性は美しくなりたいと思うもの。そして、今の時代、美容医療や美容整形がより手軽になり、挑戦する人も増えて...
更年期の“意外と知らない”基礎知識/更年期症状は遺伝する? 出産経験の有無は影響する?【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
熱狂する韓国コスメブームに違和感。顔につけるのに、低価格、パケ買い、なんとなく…だけで買って大丈夫?
 つい先日、資生堂の最終赤字が100億円超との報道がありました。主な理由は中国での事業不振にあるそうですが、実際のところ...
急に夜が淡白になり、枯れてしまった彼氏…【薬剤師監修】浮気以外で考えられる原因は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代で「実年齢+5歳老け見え」は絶対回避したい!【美容家激推し】お助けアイテム3選
 40代を迎えると、ちょっとした老け見えにも落ち込みますよね。「43歳なのに、48歳くらいに見られた…」なんてしょんぼり...
お肌のシミはなぜできる?【美容外科医が解説】薬局で購入可能なおすすめの薬と美容クリニックの威力
 この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、テッパンの不安や疑問を分かりやすく“一発回答”。美容医療11年目の美...
腹痛だけと思ったら大間違い!本当は怖~い「便秘」の5つの影響【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
冬でもテカる! 厄介な「油田肌」3つの原因と対策3カ条。逆効果のケアしていませんか?
「夏はまだしも、真冬の今でも肌がテカるのなんでなの!?」とキレている女性の皆さま、必見!  今回は冬でも肌がテカる原因...
40代に高額な美容液は必要なの? 愛すべきプチプラではなく、全力で投資すべきデイリーコスメは…
 40代半ばを過ぎてくると「高価な美容液に変えるべき?」の疑問が湧いてくる人も多いよう。実際に私のもとへも、「プチプラ美...
脱ネガティブ! マインドフルネスって何?【専門家監修】1日5分から始める簡単メソッドを解説
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
美容家熱弁!40代以上に大人気のプチプラで“買い”な最新作(UV対策、ポイントメイク、ヘアアレンジ)は?
 ここ数年で「プチプラ」と呼ばれるコスメのレベルが、格段に上がっていますよね!  大人世代が使っても納得と満足の両方を...
噂の美容法「タオルで顔拭きはNG」って嘘でしょ!? 医師3人の回答は/専門家監修【美容のウソ・ホント】
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
洋服でお金を浪費する人の特徴4つと回避策。通販サイトは“鬼門”かも?
 お金は稼いでいても、なかなか貯金が貯まらない人に多い特徴が「洋服でお金を浪費している」ケースです。なかには、洋服はたく...
お風呂から出てもすぐに足先が冷えるのはなぜ?【専門家監修】温活で全身ポカポカにする秘訣とコツ
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...