令和ロマン高比良くるま“早期復帰”しない方がいい…《スポンサー絡みの忖度?》でさらに炎上のリスクあり
「仕事を辞めさせられる、降板させられる、CMがなくなるのはやり過ぎだと思います」――という意見もある。お笑いコンビ「令和ロマン」の高比良くるま(30)が2019年末から20年末までオンラインカジノ賭博をしていたことを認め、謝罪し、活動自粛状態にある一件。元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(55)は17日、フジテレビ系の朝の情報番組「めざまし8」で、そうコメントしていた。
その一方で、ネット上には《半年くらい謹慎して反省してやり直した方が長い目で見たらいいと思います》《世論が許して、スポンサーが大目に見なければ復活できない》なんて冷ややかな声も少なくない。
「確かに、オンラインカジノのユーザーに対する“見せしめ”の印象はありますよね。さらに、くるまさんは時効が成立している。と言ったところで、中居正広さんも示談が成立していたのに、世論のバッシングに追われる形で芸能界を引退した。それだけ世間の芸能人を見る目は厳しくなっているわけです」(在京キー局プロデューサー)
バドミントン元日本代表の桃田賢斗(30)は、2016年4月に都内の違法カジノ店で賭博をしていたことが発覚。無期限の出場停止処分が解けたのは翌17年5月と、1年あまりかかっている。
「くるまさんは桃田さんより“悪質性”が低いとはいえ、確かに半年くらい謹慎して世論の逆風が収まるのを待った方が賢明かもしれません。逆にあまり早く復帰すると、復帰させたテレビ局に対してバッシングが起こりかねないご時世です。慎重に世論の動向を見極めていくことになるでしょう」(スポーツ紙芸能担当デスク)
令和ロマンは一昨年、昨年と、史上初の2年連続「M-1グランプリ」優勝を達成した次世代を担うホープだ。文字通り“令和のロマン”を体現しているコンビで、いずれ所属事務所の“稼ぎ頭”になるのではという期待も大きかった。それだけに関係者が早期復帰を願う気持ちはよく分かるが、ひと筋縄ではいかないようだ。
「くるまさんの相方・松井ケムリさんの父親が大和証券の副会長というのは業界内では知られた話です。そして吉本興業が福岡市で運営する劇場は、ネーミングライツ契約をして『よしもと福岡 大和証券劇場』になっている。さらに父親はフジテレビの系列局の監査役も務めるなど、業界との関係は浅からぬものがあります。周囲があまり性急にコトを進めようとすると、《スポンサー絡みのコンビだから忖度しているのか?》なんて根も葉もない噂まで立ってしまって、さらに炎上しかねません」(前出のスポーツ紙芸能担当デスク)
そうなると復帰が遠ざかるどころか、今の世の中、絶望的になってしまう恐れも出てきそうだ。
「このところ芸能人のスキャンダルが相次いで、セレブや上級国民に対する世論の“発火点”が下がってきています。令和ロマンだけ特別扱いされているというイメージは、絶対に持たれてはいけません。むしろ《厳しすぎる》と思われるくらいがちょうどいいかも」(前出の在京キー局プロデューサー)
李下に冠を正さずじゃないが、今は関係者が妙にかばってみせたり、下手に勘繰られるような“おぜん立て”をしない方が令和ロマンのためのようだ。
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