NHK和久田麻由子アナ「紅白司会」内定か? 秋からの現場復帰に局が絶大な期待を寄せるワケ
現在、NHK局内をにわかにザワつかせているのが、“NHKの女王”こと看板アナの和久田麻由子アナ(36)の復活だ。今年1月25日に第2子を出産し育休を取得していたが、この10月から再び現場に復帰するという。
そんな中、早くも取り沙汰されているのが、和久田アナが現場復帰後に担当する番組について。和久田アナは、これまで「ニュース7」「おはよう日本」「ニュースウオッチ9」などNHKの基幹番組のキャスターを務めてきた。それに加えて、大晦日の「NHK紅白歌合戦」の司会に2度にわたって抜擢されるなど、まさに人気と実力を兼ね備えた局の看板アナだった。
「和久田アナの人気はいまだに健在です。しかも、2人の子供を出産し、仕事と子育てを両立する姿は、視聴者受けがものすごくいいわけです。復帰後は再び『ニュース7』『おはよう日本』『ニュースウオッチ9』のどれかを担当すると言われています」(NHK関係者)
NHKがここまでして局のイメージを気に掛ける理由は、先の参院選にもあったという。周囲の再三にわたる説得を無視し、最後は後ろ足で砂を掛けるようにしてスピード退職して出馬した「日曜討論」元キャスター牛田茉友(40)が大ヒンシュクを買い、そのままNHK批判に直結しているのだという。
「牛田元アナは国民民主党の新人候補として出馬し見事、初当選を成し遂げた。ところが、議席を大幅に減らした自民党や議席を増やせなかった立憲民主党…さらには多くの視聴者からは非常識だという批判を受けているんです」(前出の関係者)
それもそのはず、NHKの番組作りのモットーと言えば「不偏不党」が旗印。いわば、その看板に泥を塗られた格好だというのだ。
「牛田元アナが担当していた『日曜討論』はまさに政治討論番組です。そのキャスターが、突然退社して、特定の政党から出馬するなどあってはならないことですよ。NHKは受信料で成り立っている公共放送なんです。牛田元アナの出馬はNHKにとって消すに消せない大きな黒歴史となったわけです」(前出の関係者)
そうした状況のNHKにとって、和久田アナの復帰は救世主の出現に等しい話だという。
「早速、紅白の司会に内定したと言われています」(民放キー局編成関係者)
さらに、NHKが和久田アナの好感度に期待を寄せる理由が他にもあるという。
「肺がんが見つかった稲葉延雄会長は会長職を継続するものの、3年の任期満了を迎える2026年1月で勇退との見方が強い。後任には井上樹彦副会長が有力視されていますが、和久田アナの復活は、まさに新会長の花道を飾る明るい話題になるでしょう。それでなくても来年度は当初の600億円から大幅に上回る建設費657億円を投じた新情報棟の稼働を控え、バッシングにさらされることは確実ですから」(前出のNHK関係者)
一つでも明るいニュースが欲しいNHK。和久田アナに大きな期待が寄せられている。
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