お肉に巻けば、さらにお酒が進む
大将のお気に入り料理で店でも提供している一品。
「食べ歩きをしている時にほれ込んだ味です。何回か通って、その店の大将にレシピを教えてもらいました。そこから自分なりにアレンジしましたが、隠し味は企業秘密です。家庭では、お好みで味の素を使うとお店の味に少し近づきます。べちゃっとなってしまうとシャキシャキ感がなくなるので、さっと軽く混ぜてください」
確かにおいしい。風味は強いですが、辛味は少なく2種類のネギの食感も楽しめます。文句なしです。
「砂肝ポン酢と絡めて食べてもおいしいです。牛肉や豚肉を焼き、巻いて食べても、お酒が進みますよ」
うまい、簡単、手間いらず。ダンツマの真骨頂のようなおツマミです。
【材料】
・白ネギ 3分の1本
・万能ねぎ 3分の1束
・ゴマ油 少々
・黒こしょう 少々
・塩 少々
・味の素 お好みで
【レシピ】
(1)白ネギを細く斜め切りする。
(2)1を10分間水につけて辛味を抜き、十分に水気を切る。
(3)万能ねぎを3センチ幅に切る。
(4)ネギと全ての調味料をボウルの中で和えて、お皿に盛り付ければ完成。
本日のダンツマ達人…橋本幸政さん
▽はしもと・ゆきまさ
1982年、京都府京都市生まれ。20歳の時に、洋服が好きでアパレル関係の仕事に就こうと上京するも、趣味の食べ歩きが転じて、飲食の世界へ。老舗焼き鳥店で串打ち、焼きの修業を経験した後、食品卸業者へ就職し、流通を学ぶ。「焼き鳥 しょうちゃん」のオープンから大将として腕を振るう。
▽焼き鳥 しょうちゃん
約40年前に吉祥寺で創業した高級焼き鳥店「鳥竹」の大将が70歳で引退したのを機に、株式会社「鳳凰」がレシピをそのまま引き継ぎ、2015年に高級店の味を格安で食べられる店としてオープン。山梨県産の朝〆健味鶏を使用。1番人気は低温調理でじっくり焼いたタレのレバー串焼き(120円)。東京都武蔵野市吉祥寺本町1―23―3 とみふくビル1F。
(日刊ゲンダイ2018年11月23日付記事を再編集)
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