大切な女性へ…男性が花に気持ちを込めて贈る「愛妻の日」

斑目茂美 開運花師
更新日:2021-01-27 06:00
投稿日:2021-01-27 06:00

「愛妻の日」にご来店の男性への接客方法

愛妻の日」の大きな目的の一つは「あなたの愛妻を幸せな気分にさせてもらいたい」ということ。

 そのために男性は女性にプレゼントをする……というのが常套手段ではございます。背中を押された男性にとってそれはお花だったり、アクセサリーだったり、スィーツだったり……。あれこれ奥様の喜ぶ顔を想像しながらのアクションであることは間違いございません。

 ですが世の中、背中を押されてスンナリ愛妻のためのプレゼントを購入できる男性ばかりではございません。

 シャイな男性のために提唱した「愛妻の日」ではありますが、それすらおぼつかない殿方が恥ずかしくてお店の外や入り口でモジモジしてらっしゃるのが1月31日なのでございます。

 本職が花屋のワタクシではございますが、1月31日の夕方から現れ始める「モジモジ難民」にお声掛けしながらオススメしている接客方法ご紹介させていただきたく存じます。

1.奥様のお好きなお花やお色はお分かりですか?

モジモジ難民」がお花屋さんに入店したら最後、こちらから色々と話しかけないと口をへの字に曲げて一切喋ってくださらない方が多いのでございます。

 それはひとえに花屋での立ち回りの仕方がわからないからでございます。でも、奥様を思う一心で勇気を振り絞りご来店なさったのは間違いございません。

 男性の希望のプレゼントに寄せてあげたい、と思うのが花屋の仕事でございます。

 何がお好きかおわかりにならないならば、常に人気の高い「バラ」や「ガーベラ」、花粉の散らないユリだけどバラの豪華さを持つ最近人気爆発の「八重のユリ」などをオススメしておりますよ。

季節の花やオススメの花言葉を持つお花ではいかがですか?

 今の季節オススメのお花はたくさんございますが、中でもチューリップやフリージア、スイトピーは今がトップシーズン。色も種類も豊富にあるのが旬の花の強みでございます。

 花言葉もチューリップは「思いやり」や「愛の告白」。フリージアは「親愛の情」、スイトピーは「優しい思い出」など、男性から女性に差し上げる旬なお花のベストじゃね? という印象がございますわよ。

お客様の感謝の気持ちは花束の大きさと必ずしも正比例ではございませんよ。

 プレゼントをお作りする場合、ワタクシ達お花屋さんが伺わなければならない大事なことは「ご予算」でございます。
もうそれすら言うのが恥ずかしくて「あー」「うー」を連発なさる男性も、実は珍しくないのでございます。

 そんなお客様にいつも申し上げるセリフが、こちらでございます。

「一本だって十分。大切なのは愛妻を喜ばせたいと思う気持ち」。

 逆に一本だからこそ、花瓶がなくても手持ちのビンやグラスでお部屋に飾りやすい、という考え方だってございます。お花屋さんオススメのとっておきの一本は、ご主人から奥様への感謝の気持ちが間違いなくいっぱいこもっておりますからご安心くださいませ。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


賞味期限じゃない?ホステスが“客のボトル”を捨てるワケ。キープされる常連の条件
 みんさんはボトルキープってしたことありますか? なんかかっこいいですよね、いかにも「常連」って感じが出ますし…。 ...
こんなはずじゃなかった!“イメチェン失敗”の切なすぎるエピソード。頑張りすぎて「整形?」
 過去、イメチェンに失敗したことはありますか? メイクにファッション、ヘアスタイル……思い切って踏み出した結果、思いがけ...
キラキラ輝く猫さまの曲線美…見よ、これが太陽系に輝く“にゃんたま”だ!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
は? 遅刻するのは「待たされたくないから」!? 常習者の謎ムーブ5選。待たされる気持ちにもなって!
 人と待ち合わせをしたら時間を守るのがマナーです。でも、中には約束時間を守れず、毎回遅刻してくる人も…。今回は、毎回のよ...
あれ?誰とも喋ってない… 「コミュニケーションにはお金がかかる」という現実。孤独と戦うおばさんの生存術
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
「普通が得する時代に…」キラキラネーム世代が陥る“名付け疲れ”。唯一無二の名前=愛の証だった時代の功罪
 キラキラネーム、シワシワネームなど年代によって“名前”の傾向が異なります。名前が“社会的ラベル”になる現代では、名前を...
「あと10分」で4時間待ち!“遅刻”擁護派の私がキレた瞬間。やっと来た友達の信じられない一言
 みなさんは友人間での“遅刻”について、どう考えますか? 遅刻で友情に亀裂が入ったという衝撃エピソードを、みなさんにも共...
なんで“未読スルー”するの!? LINEの返信トラブルあるある。ガン無視される理由、あなたにあるかも…?
 LINEを送っても未読のまま返信がなかったり、それまで盛り上がっていたグループLINEの会話が止まったりすると、「嫌わ...
なんて見事な“にゃんたま”…!毛繕い中のねこ様がひょいっとポージング♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「渡鬼」のよう? 娘の子どもは特別扱い、息子の子どもは…母の“孫びいき”が生んだ深い分断
 娘の孫には深く関わり、息子の孫には一歩引く――。家庭に潜む「実家びいき」と「孫差別」の背景とは?
【動物&飼い主ほっこり漫画】第106回「コテツ妖精になる」
【連載第106回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽの...
【漢字探し】「秒(ビョウ)」の中に隠れた一文字は?(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
「気づかなかった」って本当? ズルさを感じる“忙しい”アピLINE3選。それ、やりたくないだけでしょ!
「忙しい」とアピールされたら、相手に少なからず遠慮したり気を遣ったりしますよね。しかしその心理を利用して、あえて忙しいア...
断捨離、終活…「モノを持たない」って本当に幸せなのか? 65歳童貞が提唱する“ミニマリスト”と真逆の生き方
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(65)。多忙な現役時代を経て、56歳...
お前はアイドルグループか? 更年期の味方「HRT」との出会い。婚活ぐらいマッチングが難しいやつめ
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...