スキンケア(顔につける化粧品)の基本の順番について
まずは、お顔のスキンケアの順番について。水分の多いアイテムをはじめに使い、油分の多いアイテムを後に使うというのが、一般的です。
1. 導入化粧水or導入美容液
2. 化粧水
3. 美容液orパック
4. 乳液
5. クリーム
基本的には、この順番でケアを行えばOK。ただし、商品によっては推奨している順番が違うこともあるので、必ずパッケージの記載を確認しましょう。同様に、ボディケアの場合も、水分タイプのものははじめに、クリームタイプなど油分の多いものは後から使うといいでしょう。
スキンケア・ヘアケア・ボディケアのおすすめの順番
では、スキンケアやヘアケア、ボディケアを同時に行う場合はどうでしょう。こちらは、特に決まった順番があるわけではないので、人によってかなり差があるようです。
ただ、忙しい毎日の限られた時間の中で保湿ケアをするなら、先ほどの基本を踏まえつつも効率的な順番がいいですよね。そこでご提案したいのはこちらの順番です。
1. 髪を包んでタオルドライ
2. 体の水分を拭き取る
3. 導入化粧水or導入美容液→化粧水
4. ボディクリーム
5. 美容液orパック
6. ヘアオイル→ドライヤー
7. 乳液(必要に応じてクリーム)
それでは、順番に詳細を解説します。
1. 浴室を出る直前に髪を包んでタオルドライ
まず、はじめに行いたいのがタオルドライ。トリートメントが終わった後、もしくは浴室から出る前のタイミングで、髪を包んでしまいましょう。
一般的なタオルドライは髪を揉み込むように行われていますが、吸水性の高いタオルを使えば、髪を包むだけでも水分がしっかり吸収されますよ。
2. バスタオルで体の水分を拭き取る
浴室から出たら、事前にバスタオルで体の水分を手早く拭き取ります。これで、後から使う化粧品と、浴槽のお湯の水滴が混ざらなくて済みますね。
ちなみに、タオルは清潔なものを使いましょう。不衛生なタオルを使うと、ニキビなど肌トラブルの原因になるので要注意です!
3. 顔に導入化粧水・導入美容液・化粧水を塗る
体の水分を拭いたら、顔に導入化粧水または導入美容液を塗り、その後、化粧水をつけましょう。
肌の温度が高い入浴後は水分が蒸散しやすく、とても肌が乾燥しやすい状態。2.のタオルで水分を拭く過程はパパッと済ませ、早めに肌を保湿できるといいですね。
4. 体にボディクリームを塗ってパジャマを着る
次に、体にボディローションまたはボディクリームを塗っていきます。とくにパジャマやルームウェアで隠れてしまう部分を中心に、丁寧かつ手早く済ませましょう。
もしもこの段階で顔の乾燥を感じるようであれば、洗顔やクレンジングの洗浄力が強すぎるかもしれません。皮脂の落としすぎは乾燥につながるので、洗浄力がマイルドなアイテムに切り替えてみましょう。
5. 美容液またはパックをつける
そのあとは、顔に美容液をつけ、パックをしましょう。まだ髪がタオルに包まれている状態なので、首の裏側のケアもしやすいですよ。
ただし、肌のコンディションによっては、美容液を化粧水の前に使ったほうが良い場合もあります。特に肌の乾燥が気になる方は、保湿用のセラムやオイルを早めにつけてもOK。その日の自分の状態をよく見て、柔軟にケアしましょう。
6. タオルをほどいてヘアオイルをつけてドライヤー
顔にフェイス用シートマスク(パック)をつけている状態で、タオルをほどいて髪をブラシで整えます。必要に応じて、ヘアオイルやアウトバストリートメントをつけ、ドライヤーで髪を乾かしましょう。ちなみに、温風→冷風の順にかけることで、キューティクルが引き締まり、髪にツヤを出すことができますよ。
もしも、シートマスクを使わない場合は、ドライヤーの前に7.の乳液やクリームを先に行うようにしましょう。
7. パックを剥がして乳液・クリームを塗る
最後に、フェイス用シートマスクを剥がして、乳液やクリームなどの油分の多いアイテムで仕上げていきます。こってりした質感が苦手な方は、油性タイプのジェルもおすすめです。
そして、パジャマやルームウェアから露出する部分にもボディクリームを塗りましょう。
効率のいい順番で、肌の水分を逃がさない♡
お風呂上がりのスキンケアは、やることが多くてうんざりしますよね。しかし、今回ご紹介した順番なら、効率よく保湿ケアができるはず。毎日のルーティンに組み込んで習慣化してしまえば、めんどくささも感じにくくなるかも! この記事を参考に、お肌をいたわるスキンケアをしてくださいね♡
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