嫌なオンナになってない?自分を振り返る12のチェックリスト

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2021-02-20 06:00
投稿日:2021-02-20 06:00
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。子供のころは見たまま感じたままを口にできます。でも、大人になるとなかなか本音って言えないもの。当たり障りのない会話で傷つくことも減りますが、親しい関係だと思っていたのに何度誘ってもやんわりと断わられたり、気が付けば疎遠になったような経験はありませんか。
 自分を客観的に見るのは難しいのに、大人になればなるほど誰も真実を言ってくれません。“自分”について一度考えてみましょう。

内面からあふれ出る素敵

「男は40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持て」と語ったのは、第16代米国大統領リンカーン。「30歳を超えたら自分の顔に責任を持とう」とも聞いたりもします。

 さて、女性に特化すればどうでしょうか。私的には「女は35歳を過ぎたら……」あたりで性格や心の成長ぶりなどが表れてくると感じています。顔の造作がすごく整っていても、話しているうちにちっとも美人に見えなくなる人も少なくありません。

 内面からあふれ出る「素敵」が少ない人です。

 話をするときにガサツな身振りと怖い目つきで語っていたり、笑い方に品がない人、立ち振る舞いがすでにおばちゃんの人、電車で足を組んだりして周りに迷惑をかけているのに気づかないイタイ人。

 そんなところに気づかない人は顔立ちがよくても、見る人が見れば美人だと言わないはずです。

IKKOさんに学ぶ内面の「素敵さ」

 私がお会いして感動した芸能人の一人に美容家のIKKOさんがいます。何度かお仕事でご一緒したのですが、物腰も柔らかく他人への気配りや優しい笑顔、抜群の香水のつけ方の塩梅。さすがなものです。

 失礼な言い方かもしれませんが、素は男性の容姿であることをすっかり忘れてしまうほど、素敵があふれ出る素晴らしい方でした。

 なので、若いころ美人だと言われていたのに、今現在あまり言われなくなった人は、ただ老けたとか年齢が……の問題ではないかもしれません。そこも含めて他人は本音を言ってくれないのです。

 時々社交辞令で言われる「〇〇さんは美人だから~」の言葉を鵜呑みしてはいけません。とりあえず昔きれいだったという雰囲気の人には適当に「美人」と言っておこうという、おだてオトナ女子は多いのです。

親友との付き合いにこそ礼節がいる

礼節」とは敬意や慎みの心をもって、度を越さない適度な程合いという意味なのですが、「親友って無茶が言えてケンカもできて……そんな関係を言うんじゃない?」と考えるのも一つでしょう。

 ですが、子供のころはそんな付き合い方だったとしても、大人になると変えていかねばなりません。

 相手に尊敬の気持ちを持ち慈しむ。

 そのような気持ちを持てない関係は、ただの友人か知り合いです。本当にいい友達として長らく付き合いたいと望むなら、程よい距離感を持ちましょう。

 べったりと一緒にいる関係だけが親友ではありません。必要な時には寄り添い、相手の心の痛みをわかるような人に自分もなりたいものですね。

いい人と嫌な人の定義

 どんなに良い人と呼ばれている人でも、100%完璧な人間はいないはずです。では、何を基準に性格の“いい人”“悪い人”とすみ分けしているのでしょうか。

 それは品格や性格や癖を含む人間性を、良くも悪くも10項目あげてみたとしましょう。悪い点が6項目あれば性格の悪い人と呼ばれやすく、いい点が6項目あれば良い人と呼ばれるはずです。

 人はパーフェクトではありません。マイナス箇所が多ければ嫌な人だと思われるなら、歯列矯正のように性格も矯正してみましょう。

 人受けが良くなると周りにも不快な思いをさせなくていいですし、自分もきっと疎外感や孤独感から解放されて生きやすくなるはずです。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


やってもた! 買って後悔した“便利グッズと家電”無駄遣いエピソード。バナナケースってマジで何で買った?
 今日も日本中で便利グッズや便利家電が生み出されています。でも、中には便利なはずなのに使ってみると「絶対いらないわ…」と...
マイメロがちょこん♡ 100均の“ワッペン”で服がめちゃ可愛くなった! 芸能人もハマる、手芸が密かなブーム?
 もともと裁縫が好きで洋服や小物を作るのを趣味としていたのですが、引越しのタイミングでミシンを仕舞い込んでから、すっかり...
おばば軍団から聞いた不思議な話。植物のパワーって本当にある? 花屋おすすめの“魔除けになる”飾り方
 ワタクシはいわゆる「スピなお話」が「都市伝説」関連と合わせて大好物でございます。  仕事柄、葬祭や宗教関係の方々...
姑の「無事でよかった」にウルッ…。義母からの“心に染みた一言”4つ。「うちの宝よ」って照れくさいなあ!
“姑”と聞くと「うわぁ…」とマイナスなイメージが浮かぶ人もいるかもしれませんが、素敵な姑も存在するもの。そんな姑をもつ女...
猫さま「ただ受け止めよ…」風に身を任せる“にゃんたま”のありがた~い説法が聞こえる?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
スター猫ににゃんたま総長まで。個性的なモフモフが大集合! 秋に愛でたい8連発♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 2025年8月にご紹介したもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかし...
中年の“集中力”はどこに消えた? 若い頃と「同じ脳じゃない」と気づいた私の小さな工夫
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
なんで全部マネするの?次男の妻が意味不明…悩む57歳義母が見つけた意外な突破口
 かつての嫁姑問題といえば「同居」や「家事」、「子育て」をめぐる衝突が定番でした。しかし令和の時代を迎え、別居が当たり前...
“イヤホン女子”は狙われる? 知っておきたい夜道のNG行動と自衛テクニック
 悲しいことに、女性をターゲットにした物騒な事件が続いています。日頃から防犯意識を高め、対策をしておきましょう。今回は特...
で、出た~! 絶対に謝らない奴らのお通りだ。友人・職場・恋人のトンデモエピ7連発。逆切れに納得いかない…
「明らかにあなたが悪いよね?」という場面でも、絶対に謝らない人、いますよね。素直に「ごめんね」の一言を言えば済む話なのに...
私だって一人になりたい! 家族は大切だけど…ママが「自分時間」を確保する工夫と伝え方6つ
 夫や家族と過ごす毎日は幸せいっぱいだけれど、たまには「ひとりになりたい」と感じることってありますよね。特に、小さな子供...
「味噌汁の味を覚えないのよ~」義母の“昭和な価値観”に苦しめられ…28歳新妻が取った静かな逆襲
 幸せなはずの新婚生活に影を落としたのは、姑からの「お嫁さんなんだから当然」という圧力と、夫の無関心だった――。令和の時...
猫のしっぽがピン! 誰を待ってるの? 幸せの黄色い花に映える“にゃんたま”見せて♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ぼっち上等! 私が“ママ友”を作らないワケ6選「子どもの言葉で目が覚めて…」
 ママ友がいないことに焦りや不安を抱えている人もいるでしょう。でも「あえてママ友を作らない」という人もいるもの。そんなマ...
「美的GRAND」が大サービスすぎて大丈夫? 1,870円→15,233円相当の付録ってウソでしょ
 今回もなにやらすごそうな『美的GRAND 2025年秋号 通常版』。  本屋で雑誌を手に取ったときに付録の厚みに...
「一緒にトイレ行こ!」40代でそれはキツい。“大人の自覚ゼロ”な女のイタイ言動。謝らないって中身は5歳児?
 40代は立派な大人。だからこそ言動には注意したほうがよいかもしれません。あなたも普段、こんな言動していませんか!?