友達と音信不通に…見切られオトナ女子の自己チェックと対策

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2021-04-03 06:00
投稿日:2021-04-03 06:00
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。時々LINEで連絡を取り合ったり、お茶したり食事をしたり、女同士の時間も楽しいですよね。しかし、慣れ合いになると最低限のマナーや常識を守れなくなってしまう人も少なくありません。親しき中にも礼儀あり。最低限のルールを甘く軽く考えていると、せっかくのご縁を打ち切られてしまうことだってあるんです。アナタは見切られオトナ女子になっていませんか?

時間にルーズな人は要注意!

 いつもきちんとしている人が、たまたま遅刻したのならまだ許容範囲内です。しかし毎回10分や15分遅れてくる人っていますよね。そういう人に限って、ギリギリになって遅刻の連絡を入れます。

 たかが10分かもしれませんが、相手がもし待ち合わせ時間の10分前に来ていたら、単純に20分も待たせてしまう計算になります。しかも相手はもう目的地に到着しているかもしれません。

 仕事の都合などで約束時間に遅れそうな場合は前もってわかるはずですから、最低でも1時間前には連絡を入れておくほうがベストです。相手にも時間の配分、段取りがあることを考慮しましょう。

「遅れてごめんね~」と駆けつけると「ううん。大丈夫」とほとんどの友人は答えてくれるでしょう。しかし、一応「大丈夫」と言ってくれているだけなのです。

怒っていても顔に出さないだけ

 時間をルーズにされ続けると相手に対するストレスが溜まってきます。そんな時にドタキャンなどしようものなら、関係は確実にヒビが入ります。「遅刻されて気分が悪い」とストレートに表現する人は滅多にいませんし、大人になると嫌なことも顔に出さないようにします。

 笑って許してくれているからといって甘えてはいけません。たび重なる遅刻魔は言い訳にも嘘が混じるのを友人は知っています。電車の遅延を理由にしていても、スマホで遅延情報を調べて嘘のウラをとっています。「体調が悪い」と当日約束をキャンセルされて心配していたのに、インスタを見るとコンパに行っていたことを知ってしまった人もいました。

 その後「ウツウツして誰とも話したくない」と、心の病のふりをして距離を置いたそうです。

ドタキャンや遅刻してしまった時の正しい対応3選

・誠心誠意謝る(心土下座状態ぐらいの勢い)
・嘘の言い訳をしない(寝坊したなら寝坊と素直に言う)
・飲食のお会計を出す(もしくは自分が多めに出す)

自分の相談ごとばかり話す人

 友人に相談して悩みを聞いてもらいたいのはわかりますが、自分の話をするばかりかアドバイスに全く耳を貸さない人がいます。愚痴を言うはけ口として、一緒にいる時間は終始自分の悩みごとばかり話す人です。

 恋人が浮気したといった単発的な一大事ならともかく、離婚しようかどうか迷っているなど解決に時間を有するような悩みを毎回話しているのもいただけません。

 会話の差し込み程度で終わるならいいのですが、せっかく会っているのですから、相手の話も聞きましょう。女性同士はおしゃべりがしたくて時間を共有するのですから。悩みごとばかり聞いていると一緒にいても楽しくありません。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


戦うべき相手は過去の自分 時には昇ってきた階段を振り返る
 時には昇ってきた階段を振り返る。ずいぶんと上がった、と誇りに思うこともあるし、まだこんなところか…と凹むことも。 ...
親を嫌いになってもええやん? 40女が手放せた“無理と我慢”
 早いものでもう2月。新年をきっかけに、今年こそは! と決意を新たにした方も多いのではないでしょうか。  筆者もそのう...
コミュ力ゼロ、ママ友関係が苦痛でしかない…テッパン切り口&対処法
 子育てをはじめるともれなくついてくるのが、たくさんの人間関係。保育園や学校、ママ友との交流の機会が多いので、コミュ力の...
愛しいおんにゃの子に猛アピール♡“たまたま”君の恋の行方は
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
悔やまれる添い乳よ…子育てが落ち着いた40代ママが語る育児後悔エピ
 子育て期間中は、何が正解なのかわからないまま日々育児と向き合わなくてはなりません。しかも、子供によって成長の速さも性格...
世界的にフラワーバレンタインが来てる!愛の告白より感謝を伝える日に
 立春(2月4日)を迎え、暦の上では春。ですが、この記事を書いている最中にもテレビ画面には「本日関東地方は雪」ニュースが...
入籍お知らせで赤っ恥!させていただきますはダメ、巷でよく聞く変な敬語
 日本語って本当に難しいですよね! 中でも、日本人ですら間違えてしまうのが、敬語です。    案外、正解を知っている...
飛び立つのは怖いけど…いくつになっても思い切りって大事
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
“万年毛玉ジャージ”のママ友ん家がレベチ!良くも悪くもドン引きしたエピ
 人は見かけでは判断できません。特に、相手の本当の部分が垣間見えるのが「家の中」です。  いつも綺麗な人なのに家がすご...
朝寝坊にイチャイチャバレ…夫の実家に帰省した時の“珍”失敗談4つ
 結婚すると、長期休みや年末年始に夫の実家に帰省する人が多いですよね。そして、夫の実家への帰省中に、夫の家族から引かれる...
発達障害児の長男 児童精神科で勧められた「プレイセラピー」を受けたら
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
ちょいワルと見せかけて…実はおしゃべりな“たまたま”にキュン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
鉄橋の間をゴーゴーと風が通ってゆく…ここは夢と現実の境目
 鉄橋の間をゴーゴーと風が通ってゆく。眼を閉じて、橋と共に吹き飛ばされる自分を想像してビクッとする。  と思ったら...
太陽のように明るく!「娼」の成り立ち、知っていますか
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ソロウエディングってなに? 痛いとは限らない意外なメリットと注意点
 最近流行っている「ソロウェディング」をご存知ですか? ソロウェディングは、一人で結婚式を挙げたり、ドレスを着たウェディ...
中途入社ちゃん「ご迷惑では ご都合は ご連絡は」接客AIか?気遣いすぎ
 人への気遣いは大切。まったく気を遣わなければ、ギクシャクしたり口論になったりするため、最低限の気遣いは必要でしょう。 ...