理想は成長し合えるカップル♡ 彼を尊敬できなくなったら?

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2021-04-12 06:00
投稿日:2021-04-12 06:00
 大人の男女のお付き合いでは、「成長し合える関係」を理想とする人が増えてきます。実は、お互いに成長し合える関係でいることは、恋愛が長続きする秘訣にもなるそう。そんなカップルには、どんな特徴があるのでしょうか? また、もしも彼を尊敬できなくなった時には、どうすれば良いのでしょう?

成長し合えるカップルってどんな関係? 7つの特徴

「彼氏とは、お互いに成長できる関係がいい」、そんなふうに思う女性は多いです。でも、相手が同じような価値観を持っているとは限りません。そこでまずは、成長し合えるカップルの特徴を見てみましょう。自分が理想とする恋愛像のヒントになるかもしれません。

1. 尊敬し合える

 お互いを尊敬し合えることは、成長し合えるカップルの最大の特徴です。尊敬の気持ちが欠けてしまうと、人によっては相手を見下したり、軽視してしまうことも。これだと喧嘩になりやすいのはもちろん、関係を続けることも難しくなってしまいます。

 尊敬できる相手といると自分も頑張ろうと思えるため、常に新しいことにチャレンジする気持ちが湧いてきます。その結果、いつも新鮮な姿を相手に見てもらえて、マンネリしづらくなるというメリットもありますね。

2. 一人の時間を有意義に過ごせる

 学生時代のように「四六時中一緒にいても飽きない」と思えるのは、相性の良い証拠かもしれません。しかし、なかなかそうはいかないのが現実。

 大人になると、それぞれの仕事や人間関係、趣味や勉強などがあるため、一人の時間をいかに上手に使えるかが大切だったりします。会えない時間を有意義に過ごせることも、成長し合うカップルには欠かせないことでしょう。

3. 価値観を押し付けず、尊重し合える

 育った環境や経歴は人それぞれですので、価値観は一人一人違って当たり前。しかし、中には自分の価値観を押し付けて、相手の色を変えようとする人もいます。

 その点、成長し合えるカップルは、自分の価値観を相手に押し付けず、尊重し合うことができます。「ちょっと違うな」と思うことがあっても、「それも相手の一部」だと許すことができたり、上手に伝えて妥協点を見つけることができるのです。

4. 自立している

 精神面でも経済面でも、すべてにおいてお互いが自立していることも、成長し合えるカップルの秘訣でしょう。

 どちらかが相手に寄りかかってしまうと、本来対等であるはずのカップルのバランスは崩れてしまいます。「もしも相手がいなくなったとしても、変わらずに生活をしていける」、そういった基盤があるからこそ、計算なしで相手を大切に思うことができますし、たとえ相手が病気になったとしても、経済的に苦難に陥っても、前を向いて支え合うことができる関係を作ることができるでしょう。

5. 欠点を補える

 人間誰しも、長所があれば短所もあります。相手の短所が見えた時、ただがっかりするのではなく、補おうと行動できるのも成長し合えるカップルの特徴です。

 相手が口下手なら、自分から連絡を頻繁にとってみたり、片付けが苦手であれば、マメに掃除をしてみるなど。そういったお互いの気遣いでトラブルは減りますし、そんな相手の姿を見て自分も変わろうと思えるため、ますます良い関係性を築いていくことができます。

6. 褒め合える

 相手の良いところを見つけて褒め合えるのも、お互いに成長できるカップルの証でしょう。誰かを手放しで褒めることができるのは、自分に余裕や自信があり、精神的に落ち着いているからこそ。

 好きな人に褒められて、嫌な気がする人なんていません。褒め合うことができるとお互いに気持ちよくいられますし、褒めてもらったことを意識して保とうとしたり、高めようとするでしょう。これも、それぞれの成長の原動力になるはずです。

7. ポジティブな気持ちになれる

 成長し合える相手と一緒にいると、ポジティブな気持ちになれますし、自然と笑顔も増えます。夢を語ったり、相手に一番に報告したくなるような楽しい話題が増えるため、精神的にも安心でき、お互いが癒しの存在になれるでしょう。

 恋愛面でそういった状態を作れたら、悩みも少なくなるため、仕事や趣味、スキルアップにと、思い切り打ち込める環境が作れます。そうすることで、また成長できる……と、良いループを作れるのです。

もしも相手を尊敬できなくなったら…?

 恋が始まった当初は、相手をかっこいいと思えたり、素直に「すごい」と思える瞬間があったはず。しかし、いつしか相手のことを尊敬できなくなったら、どのように対処すれば良いのでしょうか?

尊敬できなくなった理由を考える

 物事にはきっかけがあるはずです。最初は尊敬していたはずなのに、なぜそうではなくなってしまったのかを考えてみましょう。

「あの仕事をしている時の彼が好きだった」というのであれば、彼に仕事に打ち込んで欲しいと思っているのかもしれませんし、「誰にでも優しい彼を尊敬できた」というのであれば、優しくない彼の姿を見てしまったのかもしれません。

 それを改善できるようであれば、サポートしてみるのもあり。しかし、一度失ってしまった「彼を尊敬する気持ち」は取り戻すことができない可能性もあるので、どうしても修正できないような理由であれば、別れを考えたほうが良い場合もあります。

「成長」を求めすぎている可能性もある

 彼に悪いところはまったく見当たらないのに、尊敬できなくなってしまったという場合には、彼に「成長」を求めすぎているのかもしれません。向上心が高い女性に多いケースだと思いますが、自分のスピードと同じように相手にも成長してほしいと思ってしまうのです。

 しかし、価値観や成長の速度は人それぞれ。そもそも、相手は「成長」に重きを置いていない可能性もあります。相手が変わらずに穏やかに笑顔を向けてくれるからこそ、自分が思い切りチャレンジできているのかもしれませんよ。悪い部分だけを見るのではなく、良い部分に目を向けてみましょう。

恋愛に正解はない!「成長」にどのくらい重きを置く?

 自分の理想が「成長し合えるカップル」だったとしても、価値観は人それぞれ。成長したことで「昔はこんなところがよかったのに変わってしまった……」と相手が離れていってしまう場合もありますから、価値観を押し付けないことが大切です。

 そう考えると、成長し合える関係を求める女性は、相手も同じように成長し合いたいと思ってくれる男性を見つけたほうが手っ取り早いのかもしれません。でも、好きになる相手や今の彼がそうであるとは限らないため、見て見ぬふりができるなら、成長は自分だけの目標にしておくという道もあるでしょう。

 恋愛に正解はありませんから、そこも含めて、「相性」なのかもしれませんね。

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

関連キーワード

ラブ 新着一覧


別れた娘への見栄のために、なぜ俺が? 妻の「もっと稼げ」アピに鼻白む40歳男性
「冷酷と激情のあいだvol.218〜女性編〜」では、再婚相手である夫・ヒデキさん(40歳・仮名)との結婚生活に経済的な不...
並木まき 2024-10-26 06:00 ラブ
「裕福な前夫と暮らす娘がうらやましい」再婚相手に貧乏脱出を求める44歳ノンキャリ女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-10-26 06:00 ラブ
浮気されない女の特徴とは? LINEの返しだけでかわいく演出するテクニシャン3選
「男は浮気する生き物」といわれますが、浮気するかしないかは彼女次第かもしれません。  今回は、一途な男性に彼女とのLI...
恋バナ調査隊 2024-10-26 06:00 ラブ
「不倫の第一歩」となった瞬間5選。元彼と関係を復活させた妻たち、きっかけは?
 いけない恋愛だと分かっていながらも不倫に足を踏み入れてしまう男女。そもそもの出会いやきっかけはなんなのでしょうか? 不...
恋バナ調査隊 2024-10-26 06:00 ラブ
不倫相手の性癖はネトラレ。「他の男にも抱かせてみたい」と相談され… 32歳ホステスの悦び #1
 不倫相手との逢瀬は、女としての悦楽を存分に味わわせてくれる。背徳感や切なさは、時に婚外恋愛の醍醐味ともいえるかもしれな...
蒼井凜花 2024-11-08 15:06 ラブ
夫がダサい。「Sanma」Tシャツって何? 頭を抱える妻たちの叫びと3つの対処法
 どんなに性格が良くて価値観が一致している夫でも、ときに気になってしまうのがダサいファッション…。とはいえ、なかなか本人...
恋バナ調査隊 2024-10-25 06:00 ラブ
嫉妬深い六条御息所は反面教師に…年下男子との恋愛を長続きさせるコツ。「光る君へ」もより楽しめる!
「源氏物語」の作者である紫式部を描いたNHK大河ドラマ『光る君へ』が話題です。  光源氏は何人もの年上女性との恋愛...
内藤みか 2024-10-24 06:00 ラブ
「女友達と遊ぶ旦那」の驚愕実態4連発! 知らぬは妻のあなただけ…
「男女の友情もある」「ただの友達ならいいんじゃない?」と楽観的に捉え、女友達と遊ぶ旦那を許している奥様もいるでしょう。 ...
恋バナ調査隊 2024-10-24 06:00 ラブ
リベラル男子って何? やばすぎる恋愛観と論破する方法。結局浮気したいだけなのか
 リベラルとは、自由主義思想を指す言葉。そして今、自由恋愛主義の「リベラル男子」がやばいと話題になっているとか…。この記...
恋バナ調査隊 2024-10-23 06:00 ラブ
「抱きしめてもいい?」セラピストの彼と観覧車デート…ズキュンの連続!
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。48歳で意を決して女風を体験しセックスの気持ち良さを知り...
mirae.(みれ) 2024-11-20 16:33 ラブ
日曜日メシは焼きそば一択って、なんでやねん! 夫のヘンなこだわりは笑い飛ばすのが吉
 変わり者な夫を持つ妻たちから聞いた「夫のヘンなこだわりエピソード」をご紹介します。思わず笑ってしまうおかしなこだわりや...
私たち夫婦仲が悪くなった原因はなに? “妻の言い分・夫の言い分”6選から見る改善方法
「ろくに会話もしない」「家庭内別居をしている」など、世の中には仲が悪い夫婦も存在します。永遠の愛を誓ったはずなのに、なぜ...
恋バナ調査隊 2024-10-20 06:00 ラブ
彼女を作る気がない人の「脈なしLINE」3選。気になる彼に特徴が当てはまったら長期戦覚悟で
 気になる彼が「彼女はいらない」と思っているなら、いくら頑張ってもあなたの恋は実らないかもしれません。  今回はLIN...
恋バナ調査隊 2024-10-20 06:00 ラブ
「浮気に逃げないよ、俺は」被害者ヅラする妻からの離婚を断固拒否する47歳男性
「冷酷と激情のあいだvol.217~女性編~」では、結婚3年目の夫・マモルさん(47歳・仮名)との離婚を強く望む妻・絢音...
並木まき 2024-10-19 06:00 ラブ
「夫との“授かり婚”を心底後悔…」それでも離婚理由の弱さに焦りが募る39歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-10-19 06:00 ラブ