更新日:2021-04-07 06:00
投稿日:2021-04-07 06:00
ヒョウ柄のシャツを着る同期
昔、会社勤めをしていた頃、わりと仲の良い同期男性がおりました。
バイト先の六本木での生活が楽しすぎたために、大学卒業まで8年もかかってしまったというA君。観念して勤めた会社での彼の職種はエンジニアというお仕事でしたが、優しく繊細で控えめなA君にはピッタリだったようです。
しかし性格とは裏腹に、六本木バブリー生活のファッションセンスが抜けず……。肩が凝りそうな図太い喜平ネックレスと関節が曲がらないくらいバカでかい金の指輪を身に付け、バラエティ豊富なペラペラに薄いヒョウ柄のシャツの上に、浴びるほどの香水とブラックミンクのロングコートを肩に引っ掛けて、毎日出勤しておりました。
そんな彼が社内でイジられないわけがなく、ニコニコ笑顔でいたものの、なんとなくいつも孤立しておりました。
ところが、ある日突然にそんなA君の「ヒョウ柄六本木バブリーファッション」に終焉の時がやってきたのでございます。
めでたく身近な女性との交際宣言をしたかと思ったら、スピード結婚。ある意味「正気」に戻ったA君は、完全にヒョウ柄と決別をし、普通のおじさんになってしまいました。「寂しくて心細かった自分だけど、ヒョウ柄シャツを着ることは心の拠り所だったかも……」なんて、A君は言っておりました。
ヒョウ柄を見ると思い出す、A君。お花にも、そんなA君みたいに全身ヒョウ柄をまとったお花がございます。
ということで、今回は「ヒョウ柄のおかげで子孫繁栄 アルストロメリア」の解説でございます。
ライフスタイル 新着一覧
地味〜に嫌がらせをしてくる相手、どう対処するのが正解なのでしょうか? 今回はLINEで受けている“地味な嫌がらせ”を3...
お正月は実家近くのゴルフショップへ福袋を買いに行くのが毎年恒例となっています。父はそこで毎年福袋を購入しその1年間着倒...
グループLINEが苦手で、気を遣いながら適度な距離感で参加している人は多いようです。でもなかには、空気が読めなさすぎて...
コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
女性社会では、相手にマウントをとることで自分を優位に立たせようとする人が多いですよね。
今回は、メイクや美容に関し...
世間的に「おじさん」にカテゴライズされる生き物には、頑固で気難しいイメージがあるかもしれませんが、同じおじさんでも「イ...
我が家の可愛い可愛い2匹の愛猫、もんさま(15歳)とこっちゃん(14歳)。早いもので彼らもすっかりシニア猫になりました...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
猫店長「さぶ」率いる我がお花屋に、毎日のように悩めるお客様がいらっしゃいます。花の管理や花合わせ、年中行事に冠婚葬祭の...
女の敵は女。とにかくマウントを取らないと気が済まない人や、計算高く天然キャラを装う人…。
今回はそんなウザい女たち...
仕事を押し付けてくる人はウザいですが、逆に自分の仕事を奪ってくる人も厄介。スケジュールを立てていざ取り組もうとしたら、...
女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
2024年、ドラマ『お別れホスピタル』や『Re:リベンジ-欲望の果てに-』などで深い印象を残した俳優の内田慈さん。現在...
パートナーなしの51歳独女ライター、mirae.(みれ)です。この歳で独身だと「子どもは欲しくないの?」「子どもがいた...
