子どもを希望する男性からの申し込みが…
美菜子さんも五十嵐先生のアドバイスどおり、お見合いでお会いしたのは5人。4番目に出会った宏一さんと結婚しました。当時お2人は42歳。宏一さんのプロフィールには「子どもを希望している」欄にチェックが入っていて、「なぜ自分にお申し込みをされたのか」と、戸惑ったそうです。
ですが、ご縁を逃すのはもったいないと思い、お会いしてみたところ、「もし子どもができたらというだけの話で、強くは求めていません」と即答。
「会わずにお断りしていたらつながらないご縁だったので、とりあえず会ってみることが大切だと実感しています」とは、美菜子さん。運命の出会いはいつどこで訪れるかわからないという、教訓のようなエピソードです。
ただ、真剣交際に発展してから、宏一さんの強いこだわりが発覚。働く女性にとっては、なかなか酷なこだわりです。筆者は失礼ながら、「それは無理!」と言ってしまいました。そのこだわりとは。それでも美菜子さんが宏一さんと一生をともにすごすと決めた理由とは。
次回に続きます。
取材協力:日本仲人協会
前回の学び
1. 恋愛や結婚に向けて、外堀を埋めるのは一歩間違えると別離につながる危うい行為かも!?
2. 単なる交際ならOKだけど、結婚は考えられない彼女に、「自分は一生、結婚する気はない」と、独身主義を装って貫く男性もいる。
3. 「結婚前にマンションを購入すると婚期が遅れる」という都市伝説は、事実ではない。
4. 「未婚の一人暮らしでペットを飼うと婚期が遅れる」という説も、根拠のない都市伝説。
今回の学び
5. 男性にとってお金で解決できない唯一の事柄が、自分の血をわけた子どもを育てること。だから40代の女性は婚活の場において、市場価値が低い!?
6. 40代以上の女性は、婚活の場で自身の“市場価値”をわきまえることこそが、婚活の第一歩。
7. 婚活は短期集中、多くの人数に会いすぎない!
8. 運命の出会いはいつどこで訪れるかわからない。とりあえず会ってみることが大切。
※シリーズタイトルの「確率8%」とは…5年に一度実施されている国勢調査の直近データを基に、2010年の45歳の未婚男女が5年後の2015年までに何%結婚できているかを算出したもの。「コクハク」は40代50代大人婚の"リアル"を物語る数字だと考えます。
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