「大地のハンター展」で最強の“女の敵”に遭う 2021.6.9(水)

コクハク編集部
更新日:2021-06-09 06:00
投稿日:2021-06-09 06:00
 上野の国立科学博物館で開催中の「大地のハンター展」に行ってきました。この「大地のハンター展」は、さまざまな生物の「捕食」に焦点を当てて構成されています。ざっくり言ってしまえば「肉食系」の集い。絶滅したものから、現生のものまで多岐にわたって紹介しています。

低身長女子は巨大ワニの夢を見るか

 来場者の度肝を抜くのが「太古のハンター」エリアに展示している、白亜紀に生息していた巨大ワニ「デイノスクス」の実物大生体復元モデル。

 でかい! 強そう! かっこいい!

 私は低身長がコンプレックスなので、こういう大型生物にめっぽう弱いのです。ここまで大きくなくてもいいけどさ。

 チビチビとさんざん馬鹿にしてきた奴らを、ペロっと丸呑みしてくれないものだろうか。いや、その前に私が、デイノスクスにおいしく食べられてしまいそうだ。

リアル「ワニワニパニック」状態に興奮

 足を進めていくと、「水辺のハンター」エリアに到着。

 ワニが一堂に介してお出迎えをしてくれます。リアル「ワニワニパニック」状態。

 岡崎京子先生の名作中の名作「pink」を読んで以来、ワニが大好きなんですよ。なんなら飼ってみたい。ワニのいる生活ってどんな感じなんだろう。

イケメンワニのギャップにキュン死

 数いるワニの中でも私の推しはこちら。

マレーガビアル」サマ。

 ちょっと角張った頭部に、シュッと尖った顎がなんともイケメン。鋭い歯と小ぶりの前足のギャップにきゅんきゅんします。ギャップ萌え~♡

カエル界のアイドルは女の敵

 今回の展示で一番印象的だったのがこちらのカエルちゃん。カエル界の絶対的アイドルと名高い「ベルツノガエル」です。

 どうですか。このむっちりBODYに黒目がちの潤んだ瞳。癒しと許しをたたえた口元のほほえみ。

 モテ要素をこれでもかとぶっこんだチートキャラです。

 こんなかわいい顔しているのに「口に入ればカエルや昆虫のほか、小型の鳥類や哺乳類まで捕食する」との説明が……。

 うわー。怖いわー。まじ怖いわー。

 こういうタイプが合コンにいるとぜーんぶメンズをかっさらっていくんだよね。まさに「女の敵」 。

 この手の女子に何度煮え湯を飲まされたことか! 「ベニツノガエル」系女子に完敗した夜、泣きながら食べた味噌ラーメンの味を私は忘れない。

「BEASTERS」のキャラにも会える

「大地のハンター展」はアニメ化もされている板垣巴留先生の人気漫画「BEASTERS」とコラボしています。

 キャラクターが要所要所で解説をしてくれる「BEASTERS」ファンにはうれしい演出です。

「タガメサイダー」の気になるお味

 お土産に「タガメサイダー」なるものを購入。

 うん、普通のサイダーでした。

 食糧難を救うとして注目の「昆虫食」。機会があればいろいろ試してみたいところ。ちょっと勇気がいるけどねー。

おわりに

「大地のハンター展」は6月13日まで。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、来場にはオンラインによる事前予約が必要です。

 さまざまな生き物の捕食シーンを見てみませんか?

(編集K)

 address:東京都台東区上野公園7-20 国立科学博物館(東京・上野公園)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


いよいよ子宮全摘へ 入院女子が涙した必須&便利グッズ17選
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひと...
暑い日はずっとシエスタ…大事な“にゃんたま”を冷やす後ろ姿
 暑い日をどう過ごすか。  きょうは「夏だって毛皮を纏ってるぜ!」のにゃんたま君の知恵を拝見しましょう。  ...
ピルでツルツル肌に? 知っておきたい8つのメリットと危険性
 ピル連載も4回目。第1回目の「日本はピル後進国!『ピル=避妊』の考え方は遅れています」でも少し触れましたが、今回は、ピ...
勤務時間が長い! “自分しかできない仕事”をゼロにする方法
 定時上がりは憧れるけど、いつも勤務時間内に処理しきれず残業――。当然、プライベートの時間はカット。1日1時間の残業で、...
不妊症大国ニッポン…卵子凍結で産みたい人が産める社会へ
 子供を産みたい人がちゃんと産めるような社会にしたい。不妊治療で悲しむ人をゼロにしたい。これが私の願いであり、目標です。...
ワンオペ育児の日本と違う…台湾の妻が悩む“親戚の過干渉”
 国や地域によって、育児にまつわる文化の違いは様々ですよね。日本では日々忙しく過ごしているワンオペ育児ママが沢山いらっし...
「サボテン」には感情が? あなたの優しい言葉がトゲを抜く
「スマホをやりながら寝るのって絶対に睡眠妨害されてますよ。」  最近ワタクシの体メンテナンスをしてくださる方から言...
高級タワーマンションのラウンジで自撮りをする女の一生
 最近、たまたま都内の最高ランクのタワーマンションに行く機会が数回あったのですが、そこで2人組の美しい女性がラウンジのソ...
去勢手術は3日後…にゃんたま記念撮影でモフモフとお別れ
 これぞ! 鈴カステラ! 出来立てホヤホヤの美味しそうなにゃんたま!  食べちゃいたくなる、愛おしいにゃんたまω!...
猛暑の夏…健康な高齢者でも熱中症予防を“家族ですべき”理由
 介護士をしていた経験をもとにライターをしています。筆者はこれまで、認知症の症状や認知症を発症した時の具体的なケアについ...
がんでごめんね…「人生最後の生理」はある日突然やってきた
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひと...
さくらももこさんのエッセイに学んだ 本当の「時は金なり」
「時は金なり」という言葉、年を取れば取るほど心に沁みるのはなぜでしょう。私がこの意味を意識したのは、さくらももこさんのエ...
産毛のような初々しさ…もうすぐ去勢する“にゃんたま”の刹那
 羊毛フェルトで作られた「にゃんたまストラップ」が巷で流行中。フニフニ揉むと、心癒され気持ちが落ち着くのだそう。 ...
結婚したら退職する? 自分が幸せになるための人生の歩み方
 少し前のOLだったら「寿退職」なんて当たり前だったのでしょうが、今はそうはいかないですよね。共働きが普通だし、お金の心...
大人になっても趣味に没頭したい! おすすめできる3つの趣味
 ストレス社会で闘う毎日にふと疲れた時、「何もかも忘れたい」と思うことはありませんか? 多くの人は飲み会や買い物で鬱憤を...
鬼灯って読めますか?夏の風物詩「ホオズキ」の意味と活用法
 地域によりますが、八月はお盆月でございます。  八月の声を聞くとワタクシのお店もお盆のお支度で慌ただしくなり、店...