大賀ハスってなあに?
東京・町田市の薬師池公園の大賀ハスが見ごろということで、早起きして行ってきました!
「大賀ハス」は植物学者・大賀一郎氏が千葉市の2000年以上前の地層から発掘した種子を発芽させ、広まったもの。
2000年前っていったら、人間がまだ土器とか作ってたころですよ。びっくり。
なんでもハスの果実の皮はとても厚く、発芽能力を長い間保持することができるのだそう。生命の神秘&古代のロマンを感じます。
葉っぱの小さなプールの秘密
ハスの葉には撥水性があり、キレイな雫のプールができます。
雨が降っても水滴はこのような水玉になり、ホコリや虫なども一緒に取り込んで転がって葉の外に落ちていくので、ハスの葉はいつでもキレイな状態なのだそう。我が家にもほしいな、その機能。
薬師池公園の大賀ハスがたくさんの花をつけるのは、実に3年ぶりなのだそうです。
昨年と一昨年は日照不足のため、ほんの数株しか咲かなかったとのこと。
そういった背景もあり、朝8時の時点でハス田の周りが人がいっぱい! みんな早起きしてきたんだなあ。
早朝に咲き昼には閉じてしまう――。そんなハスの花が持つレア感も人々の心をくすぐるのかもしれません。
ヤマユリも見ごろ
公園のあちこちに無造作に生えていた「ヤマユリ」。
堂々たる姿が圧巻です。美しい。
そして「ユリの王様」と呼ばれるだけあって、甘い香りにも癒されます。
種をまいてから株が充実し開花するまで、5年以上の歳月を重ね、株が古いほど多くの花をつけるのだそう。
この子は何歳くらいなんだろうか。
この御堂の薬師如来様は秘仏で、直接拝観できるのは12年に一度、寅年の4月1日から5月5日までの約1カ月間だけ。
次の寅年は2022年。おおっと、来年じゃないか。今から楽しみです。
新たな新名所でお買い物
ちょっと足を延ばして、2020年4月17日にオープンした「町田薬師池公園 四季彩の杜 西園ウェルカムゲート」まで。
ちょうど訪れた日は町田産農産物を販売する「ファーマーズマーケット」が開催されていて、大変にぎわっていました。
おわりに
今回お邪魔した薬師池公園は「新東京百景」などにも選ばれた、町田市を代表する公園です。
大賀ハス以外にもハナショウブや梅、サクラなど四季折々の草花を愛でることができます。
町田駅からバスで20分ほどでこの景色。東京都とは思えないのどかさです。緑が目に優しい……。
またリフレッシュしに来たいと思います。
adress:東京都町田市野津田町3270番地
(編集K)
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