オジサンからのLINEに潜む「絵文字」に隠された本心3選

並木まき ライター・エディター
更新日:2019-03-21 07:22
投稿日:2019-02-18 06:00

若い女性に好かれたいオジサンほど使う絵文字

 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきです。読者のみなさま、こんにちは。

 今回は、不倫願望があるオジサンや、若い女性に好かれたいオジサンほど好んで使っている絵文字について、考察をしていきたいと思います。

 LINEの何げない絵文字には、実はオジサンたちの強烈な心理が潜んでいることもあるのです。

ケース1:ハートが連なっている絵文字

「今日は楽しみにしてます(ハートが連なっている絵文字)」「昨日はありがとう(同)」など、ハートが連なってるピンク色の絵文字を使っているオジサンのLINE、正直言ってキモいですよね。

 この絵文字に託された心理としては「若い子から、若いオヤジだと思われたい」という憎めない願望に加えて「できることなら、君とシたい」「実はキミがタイプです」などの想像以上にキモい心理が隠されているパターンも多いです。

 通常の赤いハートを使わずに、わざわざ「ピンク色」を選んでいるあたりにも、ハレンチな心理が見え隠れします。

ケース2:赤色で主張しまくりなビックリマーク

「今日はヨロシクね(赤いビックリマーク)」「楽しみにしてますネ(同)」など、テキストの「!」で済む内容なのに、わざわざ赤いビックリマークに変換して送られてくるオジサンからのLINE、こちらも正直ちょっとウザいですよね。

 この絵文字を使ってくるオジサンは、色のイメージのとおり、絵文字に並々ならぬ気合いを託しているケースも多く、黒色のテキストである「!」ではなく、あえての“赤”を選んでいるあたりに、勝負をかけている心理が見え隠れします。

 赤色は、勝負パンツや勝負ネクタイなどで好むオジサンも少なくなく、そんな心理がうっかり、絵文字にも反映されてしまうのでしょう。

 何を勝負するのかはオジサンによって個人差がありますが、エロい願望を秘めているオジサンも多用する絵文字だけに、警戒しておくに越したことはないかもしれません。

ケース3:両手を頭の上で組む「OK」の絵文字

「了解です(頭の上に手を回し○を描く絵文字)」「大丈夫ですヨ(同)」など、オジサンが“OK”の絵文字を入れてくるLINE、これも相当キモい場合が多いですよね。

 この絵文字には、男性バージョンと女性バージョンがあり、オジサンなのになぜか女性バージョンの絵文字をくっつけてくるパターンでは、キモさが増長されがちです。

 絵文字を入れずとも意味が通じる会話にもかかわらず、わざわざこの絵を選んで差し込んでくる背景には「優しい男だと思われたい……」という小心者なオジサンも目立ちます。

 今回ご紹介する中では、最も女性にとって害のないタイプとも言えますが、日ごろから女性バージョンのこの絵文字を多用するオジサンには、やや執念深い人も散見されます。

 男なのにわざわざ女性バージョンを選ぶあたりに、無類の女好きな本性が、チラ見えしてしまっているのかもしれません。

まとめ

 オジサンからのLINEに意外な絵文字が入っていると、ちょっと困惑してしまうこともあります。

 そういえば先日、40代半ばの自称オジサンとお寿司を食べたときに「俺は、若い子とのLINEでは、オジサンだと思われないように、その子のテンションに合わせた文体を心がけている」という話を聞きました。

 相手によって文体を七変化できるスキルがある“真にモテるオジサン”と比べると、相手が誰であれ、定番絵文字を多用しているオジサンは、そういう意味では、ただキモいだけで、憎めない存在でもあるのかもしれません。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「そうめんでいい」って何?料理が原因で火蓋が切って落とされた夫婦喧嘩
 夫婦喧嘩といえば、「浮気」や「性格の不一致」が思い浮かびますよね。でも、侮れないのは「料理にまつわる夫婦喧嘩」。今回は...
恋バナ調査隊 2023-08-20 06:00 ラブ
「お前は不倫する女だろ?」略奪婚後に本性露わに…モラハラ夫に苦しむ女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-08-19 06:00 ラブ
「前妻に謝りたい…」人並みの奥さんになれない女との再婚を悔いる50男
「冷酷と激情のあいだvol.156〜女性編〜」では、不倫の末に結婚をした和美さん(43歳・仮名)が、夫であるフミオさん(...
並木まき 2023-08-19 06:00 ラブ
「誕生日おめでと」をせがむ男…“察してちゃん”LINEが送られてきたら?
「こう答えてほしい」「こっちの気持ちを分かって!」という意図を感じる“察してLINE”が送られてきたら、あなたはどう対処...
恋バナ調査隊 2023-08-19 06:00 ラブ
羨ましくさえ感じる今日この頃…結婚しない人を「賢い」と思う5つの瞬間
 最近は、結婚しない女性が増えてきています。「寂しくないのかな?」と思う一方、羨ましく感じる既婚者も少なくないのではない...
恋バナ調査隊 2023-08-19 06:00 ラブ
ブラとパンツがバラバラのバレバレ! めちゃ恥ずかしかった下着の失敗談
 好きな男性といいムードになったときに「ヤバ! 今日の下着最悪なんだった……」と焦った経験はありませんか? 今回はそんな...
恋バナ調査隊 2023-08-18 06:00 ラブ
明石家さんま&大竹しのぶはレア?離婚後も仲良しな元夫婦の特徴と副産物
 離婚後の元夫婦というと険悪なイメージがあるでしょう。もちろん、泥沼裁判まで発展した離婚なら険悪な関係で終わりそうですが...
恋バナ調査隊 2023-08-18 06:00 ラブ
“カードはあるが現金はない”の気苦労 結婚に不向きな金持ち彼氏あるある
 お金持ちな男性と付き合っている女性は、うらやましいですよね。交際中は奢ってもらえたり、結婚すれば大きな安心を得られたり...
恋バナ調査隊 2023-08-18 06:00 ラブ
親切の押し売りって…世話焼き夫“うざい”あるあると迷惑な時の対処法
 多くの女性が、家事や育児に協力してくれない夫を嘆き、「家事や育児に協力的な夫になってほしい!」と願う人は多いでしょう。...
恋バナ調査隊 2023-08-17 06:00 ラブ
結婚していないとかわいそう? いいえ、独身生活が最高すぎる5つの理由
 一昔前までは、30代で結婚していないと「かわいそう……」なんて思われちゃう時代でした。でも今は、独身を謳歌する女性も増...
恋バナ調査隊 2023-08-17 06:00 ラブ
パパ活の逆!? ママ活狙いの彼女たちがマッチングアプリで増えているワケ
 じわじわと浸透しているかもしれないママ活。パパ活の逆で、若い男性が年上の女性とデートをして、お小遣いをいただくものです...
内藤みか 2023-08-17 06:00 ラブ
ベタ惚れ彼氏をゲットしてプロポーズされちゃう3ステップ
 恋愛中の方は今のパートナー、出会いを探している方は次の男性との恋は実りあるものにしたいですよね 。  できれば自...
若林杏樹 2023-08-16 06:00 ラブ
大切な子供の未来のために…離婚予備軍が大事にしたい準備期間と3つの対策
 夫婦関係を続けてはいるけれど、気持ちはもうない……。そんな離婚予備軍の女性でも、子供がいると別れるべきではないのでは?...
恋バナ調査隊 2023-08-16 06:00 ラブ
「夫、いる?」子どもが巣立った後の夫婦関係を考えるとゾッとする
 子どもが低年齢の時は、子どものお世話に手一杯で早く成長してくれないかな……と考えた経験があるのは私だけではないはずです...
豆木メイ 2023-08-15 06:00 ラブ
給料日に「5000円貸して」の少額無心…別れた夫のしょーもなLINE3選
 離婚大国とも言われる日本では、毎日実に多くの夫婦が愛にピリオドを打っています。でも「離婚したからもう自由!」とはいかな...
恋バナ調査隊 2023-08-15 06:00 ラブ
貴女の度数は? オスを引き寄せる「フェロモンジャッジ」に挑戦!
 素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...
太田奈月 2023-08-15 06:00 ラブ