婚活で“選ばれない女”ほどやりがちな自己満足メイク3選

並木まき ライター・エディター
更新日:2019-09-10 06:20
投稿日:2019-02-21 06:00
 モテとメイクには、深い関係があると言われます。婚活をしているのになかなか「選ばれない」と嘆く女性には、メイクに残念な共通項もあるみたいです。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とし、時短美容家としても活動する並木まきです、皆さまこんにちは。
 今回は、婚活で“選ばれない女性”ほど、やりがちなアラサー・アラフォーメイクの落とし穴に迫ってまいります。

貧相、ガッつき、キツそう…

1. ナチュラルを追求したつもりが「貧相な顔」

 ここ数年はずっと、自然な仕上がりのナチュラルメイクブームが継続中です。実際モテメイクとしても、もてはやされていますし「ナチュラルなメイクが好き!」を公言する男も多いです。

 しかし「ナチュラル」を意識しすぎてハマりがちな落とし穴のひとつに、“手抜きにしか見えないズボラ調の仕上がり”が挙げられます。

 肌のアラや色むらを隠しきれていないベースメイクや、自然な仕上がりを追求しすぎて貧相にしか見えない短いまつ毛、優しげな目もとを演出したくてアイラインを省いたやる気のない目……など、引き算をしているつもりの失敗メイクは数知れません。

 ナチュラルを追求しているつもりの“貧相な顔”な女には「ズボラ」「手抜き」「女を捨ててる感」など容赦ない評価をくだす男も多く、選ばれない女に陥りがちな典型にも。

2. 健康そうに見せるつもりが「やる気満々ガッつき女」

 ツヤ肌全盛期は過ぎたものの、まだまだちまたでは“ツヤ感”を意識したベースメイクがリアルトレンド。

 しかしここにも、まさかの“選ばれなくなる落とし穴”が潜みます。

 適度なツヤ感を加え、健康的に見せるつもりのメイクなのに、時間の経過とともにそのツヤが単なる“テカリ”になってしまうと、この時点で男からは辛辣な感想を抱かれがちなのです。

「不潔そう」「ガッついてそう」など、テカリ顔の婚活女性へのネガティブな印象は強く、清楚系なメイクが好みな男ほど、テカっている女を避けたがる傾向も否めません。

3. クールビューティーを追求したつもりが「キツそうな女」

 知性のある女性は、婚活において有利とも言われます。

「付き合うだけなら見た目重視だけど、結婚となると賢い子がいい」と口にする男も少なくなく、メイクで“クールな知性”を演出するのは、婚活テクとしても有益です。

 しかしクールを追求しすぎた結果、アイシャドウやアイラインによるキツい目もとや、薄い唇に見える薄情そうなリップメイクになってしまえば、その瞬間に男たちから「怖そう」「キツそう」と、こちらも容赦ないレッテルを貼られる展開にも陥りがちです。

まとめ

 婚活市場において、モテるメイクとモテないメイクは、ときに紙一重です。

「こんなイメージの女に見られたい」を体現するには絶好の手法であるものの、第三者的な視点を忘れてしまった仕上がりだと、私たち女性が想定もしなかった辛辣なジャッジをくだされる引き金にもなっているようです。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


食欲の秋ですが! ダイエット失敗談“あるある”6連発、そりゃ痩せないよね…
「ダイエットをしても、いつも必ず失敗してしまう」と、痩せられないことに悩む人は多いようです。なぜ、みんななかなか痩せられ...
歳は取るもの、尿はちょい漏れるもの!? 40代向け尿漏れ対策に取り入れたいセルフケア【薬剤師解説】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
【美容のウソ・ホント】顔マッサージを毎日するのはOK?NG?医師3人の見解は/専門家監修
 SNSにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマでも相反する意見...
40代、ほうれい線が目立つよ…。王道人気のヒアルロン酸は回数限定!?【抗加齢学会正会員の女医が解説】
 東京・赤坂にある「イートップクリニック」院長で抗加齢学会正会員の医師、増田えりかと申します。この連載では美容医療“若葉...
古い下着は運気を下がるだけじゃない!風水的には「寿命3年、処分時に感謝」、ビジュの見極めは?
 皆さんは、同じ下着を何年くらい使いますか? 半年で替える人もいれば、3年以上使っている人もいますよね。実は、風水では古...
40代こそおすすめ!進化続行中のオルチャンメイクで女っぷりを底上げしましょ♡
 オルチャンメイクといえば、どうしても可愛らしい印象が強くて「40代には向いていない」と思っている人は多いはず。でも、オ...
豊胸の覚悟までは…【薬剤師監修】30代からの理想のブラジャー選びと5つの育乳方法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
産婦人科医の「腟ヒアルロン酸」セミナーに潜入! 感度が高まるって本当? 女性への実技も見学してきた
 目元のシワやほうれい線、眼頭下から頬中央まで斜め下方に表れるゴルゴラインなどを目立たなくさせる方法して、主流の美容整形...
ダイエットしてもバストキープは可能? 女性の永遠のテーマ、きれいに痩せる4つのコツ
 ダイエットしたいけれど、バストが痩せるのは嫌だと悩む女性は多いですよね。実際に、お腹の脂肪だけを落として、バストキープ...
40代美容家が無限リピする「お値段以上」ヘアオイル2品。うねりもクセも怖くない!
「ヘアオイル」の種類は多けれど「お値段以上」で「しっとりツヤツヤ」。この2つをクリアするヘアオイルって、案外見つからない...
全力共感!胸が小さい女性、胸が大きい女性「あるある悩み」攻防戦10選
「自分以外みんな巨乳に見える!」と感じながら生きている“貧乳”女性もいれば、「羨ましい」と言われるたびに、「いやいや結構...
“アレの元気”がない彼氏はEDかも?【薬剤師監修】二人でできる“勃起スコア”チェック&EDの改善方法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
額と眉間のボトックスは、美容クリニックで最も多いクレーム!?【目元の美容医療に定評ある女医が解説】
 イートップクリニック院長の増田えりかと申します。この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、テッパンの不安や疑問...
性生活にも支障が…つらい膣のかゆみと痛みは萎縮性膣炎かも【薬剤師解説】症状、原因、治療法は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代「秋のアイメイク」正解は? 必要最低限新調するだけで“ほんのり若返り”トレンド感【美容家解説】
 秋の訪れが近づいてきて、メイクやファッションにも季節感を取り入れたくなるタイミングです。秋アイメイクの最適解は?
まさか、乳がん?生理が終わったのに胸が張る…【薬剤師監修】気になる理由と受診の目安
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...