堂本光一も“キモい”と苦言 ジャニヲタ迷惑行為なぜ絶えない

こじらぶ ライター
更新日:2021-08-07 06:07
投稿日:2021-08-07 06:00

接触系イベントで“やらかし”のリスク

 そして、メンバーと親しくなるほど、プライベートにまで踏み込んだ“やらかし”はできない、という自制が働く。メンバーに“やらかし”現場を見られて嫌われたくないからだ。接触系イベントには身分証提示もあり、顔も身元も割れているとなれば、メンバーから報告がいけば“出禁”にもなる。有料ではあるが、メンバーと堂々と触れ合う機会があるのに“やらかし”でそれを失いたくはないと思うのが普通だろう。

 一方でジャニーズはそうした接触系イベントは極めて少なく、TVやライブステージ以外でのメンバーを一方的にでも見ること自体がレアであり、“やらかし”てでも追いかけることが、日ごろから溜め込んでいる彼らへの“想い”をぶつける恰好の機会になってしまっている。

 さらに、彼らに強引に触れたり、カバンに物を入れるなどして直接怒られたり、ブログで注意を受けても、「大好きなメンバーに自分を知ってもらえた」と喜ぶファンまでいる。

マナー違反どころか法律に抵触する場合も

 だが、“やらかし”は大好きなメンバーやグループのライブの機会を奪ったり、時に「アイドルを辞めてしまいたい」とまで思い詰めさせてしまうもので、結果的に自身の首を締めることにもなる。さらにマナー違反にとどまらず法に触れる可能性もある。

 メンバーが思うように活動できるよう、自制心を持ちルールに則って応援するのがファンのあり方であろうし、“やらかし”によりSNSに投稿された武勇伝や画像は拡散せずファン同士が注意し合うことも必要だろう。

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STARTO ENTERTAINMENT、秋元康系女性アイドル、ローカル、地下アイドル等数々の現場を経験。Xでもご意見を募集しております。

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