晩秋の「寺家ふるさと村」を歩く 2021.12.2(木)

コクハク編集部
更新日:2021-12-02 06:00
投稿日:2021-12-02 06:00
 最近やけに寒いなあと思ったら、もう12月なんですね。約4カ月ぶりに「寺家ふるさと村」に行ってみました。

稲刈り後の田んぼと山の紅葉

 色づいた田んぼがみたいなあ、なんて思っていたのに、いつの間にか稲刈りは終わっていました。そりゃそうだ。

 残念。来年こそは!

 それでも周囲の山々の紅葉の美しいこと。

 この日は、よく晴れていて青空に色づいた木々がとても鮮やかでした。

林の中をお散歩

 以前お邪魔したときは田んぼの周りを散策しただけでしたが、今回はちょっと足を延ばして林の中を歩いてみようと思います。

 小高い丘になっている雑木林には、このように階段がついています。

 いうても、結構な急勾配。なかなかしんどいぞ。転ばないようにしなければ!

 足元で枯葉がカサカサ鳴るのが楽しいなあ。土と葉っぱの甘い匂いもします。

ドングリの思い出

 かわいいドングリも拾いました。子どものころ集めたドングリからイモムシが発生した記憶が……。幸い母が虫好きだったので、そのまま水槽で飼いましたよ。

 その後、彼らは無事に小さな蛾になり巣立っていきました。この経験があるからか、筆者はイモムシにそれほど苦手意識がありません。おかん、ありがとう。

 とはいえ、ドングリには虫だけでなく、雑菌も付着している可能性もあるので、保存する際は煮沸するか、冷凍したほうがよいそうです。

里山との共存に憧れる

 雑木林を抜け、また周囲をぶらぶら。休日の午後ということもあり、犬の散歩に来ている人が多かったです。

 こんな里山感満載なのに、実は東急田園都市線からバスで10分ちょいなんですよね。近くには団地もあります。こういう場所が近くにある生活ってちょっと憧れます。夏にはホタル鑑賞もできるそうですよ。

野菜直売所でお買い物も

 野菜の直売所もありました。これはうれしい! どのお野菜もぷりっぷりなのに、とってもお安かったです。エコバック持ってきてよかったー。

 お野菜だけでなく、ここの田んぼで収穫された新米も売っていたので早速ゲット。

 夏に来た時に見た稲たちが、お米になっているのを見ると感慨深いです。そうだ! たまご街道でたまごを買ってTKGにしよっと。うーん、地産地消♡

BlueDOOR Coffeeで一休み

 散策のおしまいは、BlueDOOR Coffeeでちょっと一息。ログハウス風のこぢんまりとしたコーヒー屋さんです。

 さっきまで林の中を歩いていたと思ったら、いつの間にやらおしゃれコーヒーショップにいるなんて、不思議だなあ。

 外のベンチでホカホカのカフェラテをいただきます。家族連れや、ロードバイクでやって来たと思われるお兄さんたちが、思い思いに一休みしていました。

 コーヒーだけでなくちょっとしたお菓子も売ってたけど、お腹周りが不安な筆者は心を鬼にして我慢しましたよ……。トホホ……。

 今度は家から走ってこようかしらん。そしたら気兼ねなく食べられるかなあ。

 ◇  ◇  ◇

 年末に向け、なんとなくせわしない気持ちでいましたが、優しい里山の景色にすっかり癒されました。横浜の小さな秘境「寺家ふるさと村」でリフレッシュ、おすすめですよ。

(編集K)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


人間の決断回数は1日35,000回! 悩ましい「決断疲れ」の最終兵器は猫?
「今日のランチはどこに行こうかな?」「仕事も疲れてきたし、カフェにコーヒーでも買いに行こうかな? それとももう一踏ん張り...
【調香師直伝】汗かいても“爽やかフェロモン女子”!夏の疲れを癒す簡単手作りデオドラントスプレーも紹介
 汗をかく行為はフェロモン放出にとって重要ですが、汗自体のにおいがよくないとフェロモンを上手に活かせません。  本...
育休明けのモヤモヤがしんどい。先輩ママの体験談から紐解く3つの解決法
 育休明けのママたちは、職場復帰するにあたって多くのモヤモヤを感じているようです。子供と仕事と生活の間で、ベストな答えを...
透明ボードの下から失礼しますよ♡ 不思議&かわいい空飛ぶ“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
未来のような街の先に…
 未来のような街は、まるで先の見えないトンネルのよう。  その先にあるものは明るいものであってほしい。
ほっこり癒し漫画/第77回「もふもふサマー」
【連載第77回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
【難解女ことば】蒲魚、何て読む? 予測変換出てこない…
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
8年前に“ゆるFIRE”した男 新NISAより確実なリターンは自分への投資
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
母親は夢を諦めなきゃダメですか?夫を「支えてあげて」の言葉が悔しい
 かつて漫画家を目指していた夫婦の絵里奈と拓郎。双子の子供ができたことを機に、夢を諦め堅気の生活をしている。  夜...
浮気より酷い夫の裏切り SNSには私の知らない「もう1人の彼」がいた
 かつて漫画家を目指していた夫婦の絵里奈と拓郎。双子の子供ができたことを機に、夢を諦め堅気の生活を暮らしている。 ...
妊娠妻の電話に出ない…いまだ夢見る漫画家志望の夫とワンオペ妻の軋轢
 初夏の印象が霞むほどの汗ばむ陽気の午前中。  林絵里奈は井の頭公園の池のほとりのベンチに腰を掛け、在りし日のデー...
「晩ごはん何?」焼肉、すき焼き却下でもやし炒め! 家族間攻防LINE3戦
 仕事で疲れて帰宅した時、一番楽しみなのは晩ごはんですよね! とはいえ、主婦としては毎日の晩ごはんのメニューを考えるのも...
【ファミマ】コンビニ衣類正直レビュー、ショーパンゆる履きはOKだけど
 ファミリーマートとファセッタズム(FACETASM)のデザイナー落合宏理氏が共同開発した衣類「コンビニエンスウェア」。...
【独自】すいかばか初の“夕方専用すいか”、気になる出来栄えは?
 すいか生産量全国47位、ごくごくレアな山梨県ですいか作りに情熱を注ぐ「寿風土(こどぶきふうど)ファーム」代表の小林栄一...
インフルエンサー退職願望のアラフォー、“発信=スキル”なる大きな勘違い
 普通の会社員を続けることに不安を感じる女性が増えています。周囲に自分の才能を活かして稼いでいるがいると、「自分も何か発...
職場やママ友“ケチな人”との付き合い方5選 1円単位で文句ブーブーは勘弁
「この飲み会、私はあまり飲んでないから、あなたたちが多めに払ってくれるよね?」「ここの料理、5,000円もするの? え〜...