蔵前散歩でお茶とクラフトジンの専門店巡り 2022.2.22(火)

コクハク編集部
更新日:2022-02-22 06:00
投稿日:2022-02-22 06:00

コロナ禍でお茶を飲むようになりました

 リモートワーク推奨下の日々を送る中、コロナ以前より「お茶」を飲む機会が増えました。日中はコーヒーをがぶ飲みしているのですが、夜ともなると、さすがに控えましょ、と自制心が働くようです。

 お茶の種類にもよりますが、カフェイン含有量もコーヒーの半量、はたまた3分の1以下といったデータもあるぐらい。頭がシャキッとして眠れなくなることはないのですが、さすがに控えましょ、と自制心が働くようです(苦笑)。

 ここ最近愛飲していた丸八製茶場の加賀坊茶を飲みつくしてしまい、さて、どうしよう。前から気になっていた「NAKAMURA TEA LIFE STORE(ナカムラ ティー ライフ ストア)」を覗いてみることにしました。メディアでもよく取り上げられている日本茶の専門店です。

 静岡・藤枝市の老舗お茶問屋の中村家さんのご主人と、デザイン会社がタッグを組んで2013年に通販からスタートさせたこちら。取り扱う茶葉はいずれも無農薬有機栽培、はい、オーガニックです。煎茶をメーンに取り揃え、収穫日や収穫場所、栽培方法などが明記されたスタイリッシュな缶入りで売られています。

深煎りの「茎ほうじ茶」をゲット

 ですが、筆者のお目当ては、ほうじ茶。香ばしい香りが好みでして、2種類あるうち、より深煎りだという「茎ほうじ茶」(100グラム、1026円=税込み・以下同)を購入しました。

 開封すると茶葉のいい香りが……。煎茶とは異なり、注ぐお湯の温度に気を遣う必要がないのもいいですよね。耐熱ガラスのポット(急須)に熱湯をこぽこぽと注ぐだけ。テクニック不要、大変おいしくいただきました。

出がらしも有効活用したい

 二煎目も楽しんだあと、ふと。立派な茶葉をこのまま破棄してしまうのはもったいないなと思い立ったわけです(貧乏症……苦笑)。

 で、トライしたのが「茶香炉」。実はお店のレジ前にも「茶香炉」を置いていて、お会計時に優しい香りに癒されたんですよね。なので、出がらしで真似っこしてみました。

 からっからに自然乾燥させた出がらしをアロマポットの受け皿に入れ、熱を加えて香りを楽しんだのですが、手軽でエコな感じもして、もー大満足。大事に大事に育てられた茶葉、余すことなく(?)満喫できます(茶香炉はキャンドルを使う場合は、誤って倒したりしないようくれぐれもご注意ください)。

春はやっぱり出会いと別れの季節です

 そして、もう一軒。蔵前のおいしい飲み物といえば、WESTSIDE COFFEEやSOL'S COFFEE STAND、コフィノワといったコーヒースタンドやカフェも点在していますが、昨夏、クラフトジンの蒸溜所がオープンしました。

「東京リバーサイド蒸溜所」。ガラス越しに店奥の蒸留器が見えて「ココ」で造られているんだなあとライブ感が漂います。

 路面に面しており、軒先では好みのジンで作ったソーダ割などもテイクアウトできますが、この日のお目当ては、ボトル。お酒が好きな方への贈り物として選びにいきました。

 あれこれ目移りしながら購入したのは、「REVIVE from BEER」というバドワイザーを原酒に用いた有色のジン。360mlで5500円ナリ。

 エコバックと化粧箱(別途500円)でラッピングしてもらうと、なかなかの高級感♡

 お気づきの方も多いかと思いますが、こちらのブランドカラーは人気宝飾ブランドのティファ○ーブルーに似ていませんか。店員さんいわく、お客様からちょくちょく尋ねられるそうですが、ティファ〇ーブルーは関係ないそうで、欧州のあるジン名産地の“ご当地カラー”を参考にされたとのこと。ブルーではなくグリーン系、“ジングリーン”だとも仰っていました。

 ジンのボトルは1本1000円台~。ちょっとしたお返しや気軽な誕生日プレゼントにもおすすめです。

蔵前散歩をもっと楽しむために…

 せっかくですから、焼き菓子専門店「アトリエ タミゼ」や、田原町にある「洋菓子レモンパイ」でドリンクのお供をゲットするのもよろしいかと。

 でもって、浅草の「三定」で天ぷらを肴に一杯引っかけたり? 蔵前から浅草まではゆっくり歩いて20分ぐらいでしょうか。坂もなく平坦な道のりなのも嬉しいポイントです。

 春も間近。暖かくなったら(!)、テクテクしませんか。

(編集O)

NAKAMURA TEA LIFE STORE
address:東京都台東区蔵前4-20-4

東京リバーサイド蒸溜所
address:東京都台東区蔵前3-9-3

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


【漢字探し】「鰯(イワシ)」の中に隠れた一文字は?(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
母が急病、社長の「帰りなさい」に涙…一生ついて行くと決めたLINE3選。元カレの言葉にホッ
「この人だけはどんな自分も受け入れてくれる」「この人だけは失いたくない」など、絶対的な信頼や必要性を感じる人に出会えると...
【マジかよ】ごま油×ミルクコーヒーに反響。老舗メーカーの“推しレシピ”にネット困惑「ヤバそう」「勇気でない」
「金印純正ごま油」などで知られる老舗メーカー「かどや製油」。企業公式X(旧Twitter)が2025年10月1日に投稿し...
「夜職だって立派な仕事」それ、本気で言ってる? 水商売への “本心”に気付いてしまったスナック嬢の独白
 最近は本当に“キラキラ夜職”が表に出る時代になりましたね。が、私は本当に危ないと思っています。 「そんなことない...
私が『愛の、がっこう。』に重ねた親との苦しい関係。振り返ってわかる“完璧じゃない”からこそ得られたもの
 フジテレビ系で放送されたドラマ『愛の、がっこう。』を観ながら、ふと「わたしの親も、今で言えば“毒親”だったのかもしれな...
スター猫になれるかな? 夢見るハチワレ“にゃんたま”の練習風景をチラリ☆
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
浮気を警戒したら逆ギレ!?  私が「絶対に謝りたくない」と思った瞬間7選。何でこっちが悪者なの?
「仕方なく謝ったけど…これ私、悪くないよね?」誰しもそんな気持ちになったことがあるのではないでしょうか。  今回は...
30代はご褒美ボディケア、中年女は塗り薬まみれ。色気から進化した風呂上りの「おばケア」事情
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
定時で帰っていいよ→役立たずってことですか!? 職場で出会った「めんどくさい女」図鑑。扱いに困るよ~
 あなたの周りに“めんどくさい女”はいませんか? 今回は体験談を交えながら、接し方に困る女性の7つのケースをご紹介します...
女性の“性”は「下ネタ」なのか? タブー視する社会に言いたい、語り合うことで生まれる安心感
 性の話題は「恥ずかしい」「隠すもの」とされがちですが、思い切って触れてみると、不思議と距離が縮まります。普段は口にしづ...
45歳、いつになれば楽になる? 自由に生きてるはずの私が、定食屋の秋刀魚で涙を滲ませた理由
 踊り子として全国各地の舞台に立つ新井見枝香さんの“こじらせ”エッセーです。いつでも、いついつまでも何かしら悩みは尽きな...
月経不調はストレスで悪化する? “脳疲労”と生理痛を軽くするセルフケア【専門医監修】
「生理痛はいつものこと、仕方ない」「PMSは気のせい」--などとガマンしてそのままにしていたり、鎮痛薬でやり過ごしたりし...
“推し”は最初から決まっていた…元芸能人が明かす「オーディション番組」の過酷な裏側と選ばれる子の共通点
 世間を揺るがす芸能界のさまざまな噂。ニュースとして報じられ、真実が明らかになることも増えました。現在は清浄化が行われて...
「お尻トントン、もっと~!」可愛すぎる“にゃんたま”の甘えに抗えない♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「寝てるカナ!」「ぁりがとぅ」それ、なんとかならん? Z世代が震えた“大人のクセ強”LINE6選
 流行り言葉は目まぐるしく移り変わりますが、やっぱり受け入れられない言葉はあるもの。今回は、どうしてもモヤモヤしてしまう...
「生理痛で婦人科に行くなんて大げさ」は間違い。月経不調の陰に潜む病気のリスク【専門医監修】
「月経前や月経中の腹痛がひどい」「頭痛や気持ちがわるくなったりする」「イライラが止まらない」…そんな月経にまつわる不調を...