手首こするはソッコー見直し!香水の香りを長持ちさせるテク

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2022-03-23 06:00
投稿日:2022-03-23 06:00
 ほんのりいい香りのする女性って素敵ですよね。でも、香水をつけると夕方には香りが薄くなってしまうことも……。そこで今回は、香りを長持ちさせるつけ方や賢い保管方法をご紹介します。

少しの工夫で簡単!香水のいい香りが長持ちする5つのテクニック

 せっかく香水をつけるなら、一日中いい香りをまとっていたいと思いますよね。実は、香水はつける際のちょっと工夫で、香りが長持ちしやすくなるんですよ。さっそくチェックしてみましょう。

1. 体温の高い部位に香水をつける

 香水は、体温が高い部位につけたほうが香りが持続しやすいといわれています。手首や首筋など、太い血管が通っていて脈がとれる部分は体温が高いので意識してみましょう。

 また、腰や膝の裏側につけると、強すぎず、ほのかな優しい香りになりますよ。

2. 香水はこすらずに自然乾燥させる

 香水を手首につけた後に軽くこすっている人がいますが、これは間違ったつけ方。香水は、“含まれている香りの粒子がアルコールと一緒に揮発する際に香る”、という仕組みになっていますが、こすってしまうと香りの粒子が潰れて壊れてしまうのだとか……。

 香りを長持ちさせたいのであれば、香水をつけてからそのまま自然乾燥させましょう。

3. 香水は遠くから吹きかける

 香水をつける時、近い場所から吹きかけるよりも肌から20cmくらい離して吹きかけるのが◎。より広い面積に香水がかかるため、香りも長持ちします。

 ただし、洋服に香水をかけてしまうと染みになる場合があるので、かからないように注意して吹きかけてくださいね。

4. ワセリンで保湿してから香水をつける

 濡れた手にアルコールスプレーをかけても、なかなか蒸発しませんよね。これと同じく、潤った肌の上に香水をつけると「揮発=香りが飛び立つ」のを遅らせることができます。

 おすすめなのが、無香料のワセリン。事前に肌をワセリンで保湿してから香水をつければ、揮発が遅くなるので、夕方までいい香りを持続できますよ。

5. 持続時間の長い香水をつける

 香水には、香料の濃度によっていくつかの種類があります。濃度が薄く持続時間が短い順にいうと、オーデコロン→オードトワレ→オーデパルファム→パルファムの順。

 つまり、いい香りをより長く持続させたいなら、パルファムを購入するのがベストです。ほのかに香らせたいのか、より強く香らせたいのか、その日の気分によって使い分けても良いですね。

使い切れない香水の香りを長持ちさせる! 賢い保管方法

 香水って、少量でもしっかり香るので、なかなか使い切れないんですよね。そこで、より香りが長持ちする賢い保管方法をチェックしておきましょう!

蓋をしっかり閉めて密封する

 香水を長持ちさせる保管の基本は、しっかり蓋をしての密封。そのため、少量ずつ別の入れ物に移して使うのがベストです。

 何度も蓋を開けずに済むので香りも長持ちしやすいですし、外出先にも手軽に持っていくことができますよ。入れ物は、蓋がしっかりしていて密封できるものを選びましょう。

冷蔵庫で保管する

 直射日光に当てずに涼しい場所に保管するのも、香水の香りを長持ちさせるコツのひとつです。室内でも良いですが、より香りを長持ちさせたいのであれば冷蔵庫やワインセラーでの保管もおすすめ。

 香りが移らないようにジップロックなどで密封して保管しましょう。ただし、お子さんがいるご家庭の場合は、間違えて飲んでしまわないよう十分に注意してくださいね。

香水の香りを長持ちさせる方法と一緒に知りたい「嗅覚疲労」

 香りを長持ちさせる方法と一緒に知っておきたいのが、「嗅覚疲労」についてです。実は、人は長い間同じ香りを嗅ぎ続けると、嗅覚が慣れて匂いを感じなくなる「嗅覚疲労」が起こると言われています。

 つまり「香水が香らない」と思っているのは香りに慣れた自分だけで、周囲の人は香りを感じているかもしれないのです。ぜひ一度、夕方くらいに周囲の人に香りがするか聞いてみると良いでしょう。自分では気付けない香水のつけ過ぎを防げますよ。

香りを長持ちさせるコツを掴んでいい気分を持続させよう

 自分がいい気分になれる香りって、いつまでも嗅いでいたいものですよね。ぜひ、この記事を参考に香水の香りを長持ちさせるコツを掴んで、毎日心地良く過ごしてください。

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

ビューティー 新着一覧


今さらですが「ボトックス注射」って何。目尻、眉間のシワを一撃!?【目元の美容医療に定評ある女医が解説】
 イートップクリニック院長の増田えりかと申します。この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、テッパンの不安や疑問...
えっ、麻酔は? 40女が「大手美容クリニック」でヒアルロン酸をぶち込んで驚いたこと
 今年3月、ほうれい線治療のためにヒアルロン酸を入れてきました。ヒアルロン酸の持続期間は1年から1年半。注入前よりほうれ...
タイパ抜群! 忙しい40代こそ実践したい「ながら美容」5選
 肌の乾燥、たるみ、シミ、シワ、ボディラインの崩れ…。30代までは何もケアをしなくても保てた美しさが、40代になると一気...
求心顔って何?老けてみえる? 3つのメイクテクで遠心顔っぽくごまかす
 最近よく聞く「求心顔」と「遠心顔」。「私は求心顔らしいけど、イマイチどういう意味なのかわかってない」「求心顔は老けて見...
辛口だなぁ…。20代男性に聞く「一緒に仕事をしたくない40代のリップメイク」完全再現&改善方法
 ビジネスシーンにおいて、リップメイクは印象を大きく左右する要素の一つです。40代女性の無意識メイクが、20代男性に「一...
美容医療で人気の「ハイフ」丸わかり!【気鋭の敏腕女医解説】どこまで変われる?痛くないの?
 はじめまして! イートップクリニック院長の増田えりかと申します。突然ですが、美容医療にどんなイメージをお持ちですか? ...
一重まぶたさんのメイクのお悩みに…個性を生かして可愛く盛るコツ4つ
 切れ長でシャープな印象を与える一重の女性。ミステリアスで魅力的ですが「メイクすると腫れぼったい印象になってしまう」と悩...
夏の暑さに負けない体を作ろう! お家でできるおすすめ有酸素運動4選
 猛暑日が続く夏に、屋外でのウォーキングやジョギングは危険な場合があります。特に女性は、紫外線も気になって運動不足になり...
髪の毛パサ子で10歳も老けて見られた!“シャンコン&ドライヤー”基本のお手入れに3つの+α【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
「鏡を見てもやる気出ない…」自分磨きのモチベをアップさせる対処法5つ
「アラフォーにもなって見た目を磨いたところで、何になるんだろう…?」「自分が思っている以上に周りは自分に興味がないはずな...
40代でも胸は大きくなる? 垂れるのはまだ嫌!アラフォー世代向け「美胸キープ術」【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代でもチュールコーデを楽しむ!“赤ちゃんおばさんみたい”って…残念エピ&オバ見え回避術
 おしゃれ好きには市民権を得た感のあるチュール素材ですが、40代女性としては「甘すぎるコーデになりそう」「オバ見えしない...
ピルは避妊薬だけではない。まだまだ誤解ばかりのピルの効能と「ホルモンバランスの乱れ」
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
顔の輪郭たるたる、ぼや~ん。アラフォーから始めるシェーディングのコツ&失敗例
 アラフォーになってから痛感する肌悩みが、たるみで輪郭がぼやけて見える問題です。そこで大事になるのが「シェーディング」。...
40代美容家愛用“パサつき髪撃退”ヘアケア3選 夏のお疲れ顔に投入中!
 猛暑にウンザリしつつも、仕事や家事、子育てに介護に…と何かと忙しい毎日を送っているみなさん! ふと鏡を見た瞬間に「なん...