なるほど納得! 若さについてイヤミを言う人の残念な正体

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2022-03-11 06:00
投稿日:2022-03-11 06:00
 みなさんの周りには、「あんな年の重ね方をしたいな」と思える先輩はいますか? やっぱり私は、先輩であるお姉さんたちのようになりたいのですが、同時に、「絶対こうなりたくない!」というのもあります。今回は実際に遭遇したイヤな人の例を紹介します。
 さて、どろんぱは営業終わり。マキさんがママに愚痴っています。

 

 

中身のない人ほど若さに固執する

「年を重ねるのが怖い」と散々言いまくっている私ですが、実はそれほど抵抗感はありません。昔ほど嫌じゃないし、怖くない。その理由のひとつに、自分自身が経験を重ねて、精神的に大人になったからだと思います。

 そして、もうひとつの大きな理由は、周りのお姉さんたちが皆カッコよく輝いているからです。

 私は昔から、実年齢よりも上に見られがちなので、「老けてるね」とよく言われます。ある時、私よりも20歳も年上のお客さん(他店のホステスさん)に、同じようなことを言われました(詳しく書くのも癪なので、内容は割愛)。それが何度もしつこく、イヤミったらしいので腹が立ってしまい、お姉さんに愚痴をこぼしたのです。

 するとお姉さんは、「若い時にチヤホヤされて、それが抜けないまま中身ゼロで生きてきたんだね~」とサラリ。なんと、そのお客さんは、若い新人さんをイビるクセがある人なんだとか……。

 改めてお姉さんたちが、先輩でよかったなと思った瞬間でした。

 若さは、確かに美しいです。だけど、美しさとは若さだけじゃない。そして年齢の若さにかまけていると、あっという間に中身のない大人になってしまいます。ついつい見失いがちな、この出来事を胸に刻んで、良い30歳を迎えたいと思います!

登場人物紹介

マキさん:どろんぱのナンバーワンホステス。おっとりしているので怒ることは少ないが、今回はどうにも我慢できなかったみたい。3人の子持ち。

ママ:どろんぱのママ。若い頃、良い先輩に育てられたこともあり自己肯定感が高め。そのため後輩をいびるようなホステスが大嫌い。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


辛酸なめ子さんの猫テレパシー入門 猫語翻訳アプリで疑問が…
 漫画家の辛酸なめ子さんは、猫の鳴き声を翻訳してくれるアプリ「MeowTalk」で猫との絆を深め、改めて気付いたことがあ...
シンママは外出したらダメ?母の「独身なんだから」に苦笑い
 はじめまして。シングルマザー3年目の孔井嘉乃です。私には、6歳になる息子がいます。  家庭の事情はそれぞれあって、離...
貴島明日香さん 愛猫が「自分らしくていい」と教えてくれた
 私は毎朝、午前3時すぎに起床。月~金曜日は朝の情報番組「ZIP!」にお天気キャスターとして出演しているので、めちゃくち...
蔵前散歩でお茶とクラフトジンの専門店巡り 2022.2.22(火)
 リモートワーク推奨下の日々を送る中、コロナ以前より「お茶」を飲む機会が増えました。日中はコーヒーをがぶ飲みしているので...
日向ぼっこ中♡“にゃんたま”のウィンクは腹モフOKのサイン?
 きょうは、みんなで日向ぼっこの時間にお邪魔しました。  丁寧に毛繕いをして、フワフワになったお腹とにゃんたまωを...
鬼ピンチ!仕事の嘘がバレた時どうする? 4つの影響&対策法
 仕事をするうえで、とっさに嘘をついてしまった覚えはありませんか? さまざまな理由でついてしまった嘘だとしても、繰り返し...
どこが違うの? お金の話を積極的にできる人・できない人
 みなさんはお金の話をするのは得意ですか? なんだか「生々しくて苦手」と感じている人もいるかもしれません。どちらかと言え...
“にゃんたま”柄が変化した? 摩訶不思議ミステリーを調査中
 きょうは、にゃんたまωミステリー。  「こんなの見たことない!今年にピッタリなウシ柄“にゃんたま”」の時に、 ...
「合わない上司」にストレス限界! タイプ別&6つの対処方法
 職場には年齢や価値観が違う人がたくさんいるため、「合わない」と思う相手がいるのは当然のことでしょう。しかし、その相手が...
氷川きよしさんも衣装に愛用!高貴な「紫色」の花で格上げを
 ワタクシごとで恐縮ですが、ここ最近、氷川きよしさんから目が離せません。某公共放送の園芸番組で毎月務めてらっしゃるMCの...
ルーティンがあると安心!いつでも“抱っこ”で乗り越えてきた
 はじめまして。シングルマザー3年目の孔井嘉乃です。私には、6歳になる息子がいます。  家庭の事情はそれぞれあって、離...
真似したい!切手の一工夫で“もらうと嬉しい手紙”に早変わり
 コロナ禍で他人と対面するのが憚れる中、封書やハガキの良さが見直されているとか。e-mailでもなければ、LINEでもな...
くるっとターンは何のため? くびすをかえす“にゃんたま”君
 きょうは、「くびすをかえす」にゃんたま君にロックオン。  好きな子の声が後ろから聞こえた?  前方に会いた...
うっかりポチっ! 職場LINEに誤送信した時のごまかし方5選
 最近では、職場での連絡にLINEを使っている人が増えていますよね。でも、そんな職場LINEだからこそ、プライベートなL...
電動キックボードはレンタルできる! 2022.2.12(土)
  最近、街中で電動キックボードをよく見かけます。実際、電動キックボードってどんな感じなんだろう? と思っていました。そ...
勝手な想像はNG! 人の本心を知りたくなったらやるべきこと
 なにか言われたわけではないのに、「ああ、この人私のこと、こう思ってるんだろうな……」と思い込んでしまう時って、ありませ...