どこからが恋? 心理から読み解く“女性が恋に落ちる瞬間”

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2019-04-15 06:00
投稿日:2019-04-15 06:00
 なんとなく気になる男性が現れた時、「これは恋なの?」と自分に問いた経験がある方は多いはず。頭で理解した上で行動に移りたい、それが女性だと思うのです。そこで今回は、女性が恋に落ちる時をテーマに書いてみます。

どこからが恋?女性が恋に落ちる瞬間

 一目惚れのように分かりやすければ良いものの、中には複雑な感情が入り乱れていて恋かどうか判断できないこともありますよね。そこで、どんな時に恋に落ちてしまうのか、その瞬間に実はどんな心理が働いているのかを見ていきましょう。

実は「◯◯だった」と分かった時

 まずは、ありがちなものから。

 冷たいようで優しい、強いのに弱い、デキなさそうなのにデキる、ふざけているのに努力家、など、男性のギャップを見た時に女性は恋に落ちやすいです。いわゆる「ギャップ萌え」ですね。

 これには、「ゲインロス効果」という、マイナスの印象後にプラスの印象を与えられると好印象を持ちやすくなるという心理効果が働いているそう。ちなみにこれは、男女共通です。

 ただし、プラスからマイナスの印象に変わってしまうと「ロス効果」だけとなり、逆に恋から遠ざかってしまう場合も。最初の印象がいかに大切か、ということですね。

突然の行動にドキドキした時

 例えば、突然触れられた手が大きかった、突然耳打ちをされた、など、男性の突然の行動にドキドキした時、これも恋に落ちる代表的な瞬間でしょう。

 これは、不安や恐怖などのドキドキを共有した相手を好きになりやすくなる「吊り橋効果」が関係しています。突然のドキドキが、恋愛によるドキドキだと錯覚してしまうんですね。不意打ち上手な男性は確信犯かもしれません!!

 とはいえ、この吊り橋効果の場合には恋愛感情が持続しないことも多いようです。ドキドキが続くかどうかが、恋かどうかの判断基準となるでしょう。

至近距離を許している時

 他人に入ってこられると不快・不安だと思う距離のことを「パーソナルスペース」と言います。個人差はありますが、一般的には45cm以内が親密だと認識する距離なんだとか。

 逆に考えると、一緒に歩くとよく手が触れる、いつも近くにいる、など、至近距離を許せる男性は、あなたにとって知らず知らずのうちに恋愛対象になっているのかもしれません。

 ちなみにこれ、モテる女性が活用しているテクニックでもあるそうですよ。気になる相手には、正面より真横に座ると良いそうです。豆知識として!

気がつくと探してしまう時

 気になる男性と一緒の空間にいる時に、ふと探してしまうことってありませんか?なんだか気がつくと目で追ってしまう、見つめてしまう、それはすでに恋に落ちている可能性が高いです。そして、そんな時、あなたの瞳はキラキラと輝いているはず。

 というのも、興味のある異性を見る時、人の瞳孔は勝手に開く傾向にあるそうです。自律神経の勝手な働きですので、コントロールはできません。まさに「目は口ほどにものを言う」ですね。

 自分で確かめられないのが残念なのですが、恋に落ちた後、男性の気持ちを確かめたい時に使えそうです。

「どこからが恋?」と思ったあなたはすでに落ちてます

 結論として。そもそも特定の人を頭に浮かべながら「どこからが恋?」なんて思った時点で、あなたはすでに恋に落ちているのだと思います!

 それにしても、「恋に落ちる」という言葉を考えた人って本当にすごいですね。浮かれてみたり、苦しくなったり、まさに1度落ちると抜け出せない大きなブラックホールです。

 とにかく、人が恋に落ちるということは素晴らしきこと!落ちたことを確認できたなら、今度は恋愛に役立つ記事を読んでみてくださいね。

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

ラブ 新着一覧


結婚前は好きだったのに…夫の嫌いなところと3つの打開策
 結婚前は、大好きで仕方なかった夫の性格や癖。それなのに、結婚して夫になり、気がつけば大嫌いになってしまったという人は多...
恋バナ調査隊 2023-01-14 06:00 ラブ
47歳で婚歴ゼロの理由は? 過去をひた隠す恋人に不安な女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-01-14 06:00 ラブ
「古傷をえぐる行為だ」恋人の詮索に嫌悪する47歳男性の憂鬱
「冷酷と激情のあいだvol.125〜女性編〜」では、恋人・ナオトさん(47歳仮名)が過去の恋愛について自分に一切明かして...
並木まき 2023-01-14 06:00 ラブ
見知らぬIDで「これだーれだ」彼の奥さんから修羅場LINE3選
 不倫相手vs妻の修羅場は、映画「危険な情事」にあるようにすさまじく、そして壮絶に描かれてきました。娯楽としてスカッとす...
2023-01-14 06:00 ラブ
女の浮気は男のせい?「私はダメな女」と卑下する前に読んで
 好きな彼がいるのについ出来心で浮気してしまったら、「私はなんてダメな女だ」と落ち込むでしょう。その浮気が原因で彼を失っ...
恋バナ調査隊 2023-01-13 06:00 ラブ
恋の始めかたを忘れてしまった人へ 即試して欲しい3つのこと
 長引くコロナ禍で「恋の始めかたを忘れてしまった……」とぼやく女性が大勢います。  今までは知らない人と顔を合わせて交...
内藤みか 2023-01-12 06:00 ラブ
友情結婚とは? 従来婚との違いと決めておきたい4つのルール
 友情結婚とは、恋愛感情や体の関係がなくても「友情」という気持ちの繋がりで婚姻関係を結ぶこと。まだ認知度はさほど高くはあ...
恋バナ調査隊 2023-01-11 06:00 ラブ
知らないと損!男性がコクるまでの“恋愛の仕組み”を理解せよ
 なかなか本命の恋人関係になれず、友達止まりであったり、大人の関係になったりしていませんか?  誰かを好きになると、「...
若林杏樹 2023-01-11 06:00 ラブ
旅行中だからこそわかる彼の本性!経験者たちの悲喜こもごも
 今の彼との結婚を考えているなら、旅行がおすすめ。これまで見たことのない彼の本性がポロリと出る瞬間を見逃さないで! 結婚...
恋バナ調査隊 2023-01-10 06:00 ラブ
セックスレスで離婚する際、子供にどう伝える?シミュレーションしてみた
 前回、離婚を考えた時に問題になる「お金」についてお話ししました。今回はもう1つ大きな懸念である「子供」について考えてい...
豆木メイ 2023-01-10 06:00 ラブ
婚約中の筆者が考える「マッチングアプリ婚」うまくいく人・いかない人の決定的な違い
 新年を迎えると、なんとなく身が引き締まりますね。昨年はやりきれなかった仕事や恋愛の目標に対して「今年こそは」と燃えてい...
ミクニシオリ 2023-01-10 06:00 ラブ
恋愛は喧嘩した後が大事! 絶対に仲直りできるセリフ4つ
 大好きな彼と喧嘩してしまった時って、本当に落ち込みますよね。怒りにまかせて言ってしまったセリフに後悔したり、意地を張っ...
恋バナ調査隊 2023-01-09 06:00 ラブ
チューの回数激減!黄信号・キスしなくなった彼氏の心理5選
 彼氏と最後にキスしたのはいつですか? 最近、彼氏がキスしてこなくなっているなら、静かに“別れのとき”が近づいているのか...
恋バナ調査隊 2023-01-08 06:00 ラブ
マッチングアプリに生息する「地雷男」特徴5つで自己防衛!
 出会いの方法のひとつとして当たり前になってきた、マッチングアプリ。便利な反面、一見普通に見える男性の中に、地雷男が隠れ...
2023-01-07 06:00 ラブ
「私の体ばかりねだる中年彼氏ってどうなの?」43歳女の憂鬱
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-01-07 06:00 ラブ
「中年の恋愛は性生活の充実が重要」と断言するアラフィフ男
「冷酷と激情のあいだvol.124〜女性編〜」では、アプリで知り合った恋人・ユウジさん(49歳・仮名)とのデートが、体の...
並木まき 2023-01-07 06:00 ラブ