わさびの刺激がたまらない♡
こちらはお店でもオープン初期から出している人気メニュー。まずは、お酒と一緒にこれを注文し、前菜としてつまみながら、ゆっくり他のメニューを吟味するという常連さんも多いそうです。
マグロとアボカドが絶妙のハーモニーを奏でることは結構知られていますが、そこに加えられるさまざまな調味料の中でも味のアクセントになっているのは「わさび」です。
マグロとアボカドはネットリした食感なのに、レモンの爽やかさにわさびのピリリが相まって、アッサリ食べやすくなります。だから、どんどん手が出ちゃうんだな。バゲットにはたっぷりのせるのが◎。
アボカドは茶色くなった完熟を。マグロの代わりに茹でたエビやサーモンでもおいしいですよ。ハーブは、あさつき、バジル、パセリなどお好きなものを何でもどうぞ。
クロワッサンにはさんでサンドイッチにすれば、ちょっとしたランチにもなります。
【材料】
・マグロ刺し身 約100グラム
・アボカド 1個
・刻みねぎ、好みのハーブ 適量
・練りわさび 小さじ1
・レモンジュース 大さじ1
・マヨネーズ 大さじ2~3
・塩、こしょう 少々
・バゲットまたはクラッカー 適宜
【レシピ】
(1)マグロをまな板の上で適当に刻む。
(2)アボカドの皮をむき、種を取って、ボウルに入れ、つぶす。
(3)②のボウルにマグロ、ねぎ、ハーブ、その他の調味料を入れ、混ぜる。
(4)食べる時に、軽くトーストしたバゲット、クラッカーにのせる。
本日のダンツマ達人…佐藤伸さん
▽佐藤伸(さとう・しん)
1964年、北海道生まれ。小中学生の頃に好きだったテレビ番組「料理天国」で本場のフランス料理に魅了され、料理監修で番組に協力していた「大阪あべの辻調理師専門学校」に札幌からはるばる入学した。銀座8丁目のバー「ランコント」の系列キッチンで4年間働いた後、2002年4月に独立、銀座に店を出した。確かな腕前は折り紙付き。優しい笑顔で、白い調理服が似合う。
▽ビストロ ヴォージュ
店名はパリ最古の「ヴォージュ広場」に由来する。佐藤シェフは3つ星フレンチの名店「ランブロワジー」の料理が好きで、店近くの広場から名前をもらったという。2013年に現在の場所に移転し、テーブル数が倍になった。フレンチをベースにした創作料理で、ボリュームもたっぷり。フォアグラがドーンとのっかったサラダは味だけでなく見た目も圧倒される。春は自家製マヨネーズとオリーブオイルの「ホワイトアスパラ」がオススメ。「材料があれば、アレンジメニューもできますよ」とのこと。
東京都中央区銀座5-4-15 西五ビル7階
(日刊ゲンダイ2020年2月18日付記事を再編集)
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