のんべえ必須!熱海・來宮神社の“酒難除守” 2022.5.17(火)

コクハク編集部
更新日:2022-05-17 06:00
投稿日:2022-05-17 06:00
 東京から新幹線で1時間足らず。海に温泉、最近ではこんなおしゃれスポットも人気の観光地「熱海」。ここに、全国ののんべえがお参りに来る神社があるのをご存じですか?

來宮神社へGO!

 熱海駅からJR伊東線で1駅。徒歩だと30分ほどでしょうか。こちら「來宮神社」になります。公式HPによると

來宮神社は、古くから来宮大明神と称し、熱海郷の地主の神であって来宮の地に鎮座し、来福・縁起の神として古くから信仰されています。

 とのこと。伊豆方面を訪れる旅行者の参拝も多く、筆者が到着した土曜日の午前11時ごろでも大勢の人でにぎわっていました。

のんべえに大人気「酒難除守」

 來宮神社がのんべえに人気なワケーー。それは、この「酒難除守」がいただけるからなんです。どうですか? 盃と千鳥の絵柄がラブリーでしょ。千鳥足にならないようにねってことですかね。芸が細かい。

 なんでも來宮神社の神様ったら、ご近所の伊豆山神社の神様との会合の約束を、飲み過ぎでバックレたんですって。おいおい、神様よ。それあかんやつやで! 以来、來宮神社の神様は禁酒に励んだそう。この神話が元になり、お酒にまつわるトラブル回避にご利益があるとされているんです。

お酒のトラブルなら誰にも負けない

 自慢じゃないけど、お酒のトラブルは多いです。スマホや財布など、失くしたモノは数知れず。いつの間にやら、膝をすりむいたり、大きな青あざが出来たりなんてことは日常茶飯事。

 挙句、派手にすっ転んで、足と腰を骨折して1カ月弱入院したこともあります。ほんと、ほとんどの災いはお酒が引き起こしているんですよ。「全部酒のせいだ」ってやつっすわ。ええと……。うん、ごめんなさい。自分のせいです。それでも、酒! 飲まずにはいられないッ!

 そんなわけで來宮神社の「酒難除守」は必須アイテムなんですよ。

ご神木のオーラに癒される

 お参りを済ませ、お守りをゲットしたら境内の奥に進んでみましょう。來宮神社と言えば、ご神木「大楠」も有名です。

 このクスノキの樹齢はなんと2千年超え! なんとも神々しいオーラを放っています。ほんと、なんか空気が違うんですよ。全国2位の巨樹の認定を受けているだけあって、見上げると一面の緑色。自然と心も落ち着いてきます。

「この木に比べたらほとんどのことはたいしたことないな」と思えます。

 いやいや、「たいしたことないな」で片付けられないレベルの酒難続きだからお参りに来ているわけですが。

おわりに

 お守りもゲットとしたし、これで一安心。ということで、さっそくビールを飲んでしまいました。

 境内の売店で熱海ビール880円(税込)なり。神社で飲めるなんて珍しくない? っていうか、これって神様も公認ってことなんじゃない? いやっほぅ、神様ありがとう! ってな感じで、ありがたく頂戴いたしました。なんならおかわりもしてしまった……。だから、そういうところやぞ、自分よ!

 こんな筆者にも「酒難除守」のご利益はあるんでしょうか? ほんと、神のみぞ知るってやつですね。

(編集K)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


ほっこり読み切り漫画/第58回「サクラ鳴く」
【連載第58回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 生きものたち、...
夏空が秋にかぶさる風景 季節がバトンタッチする時期がきた
 夏空が秋にかぶさる。そうだ、あしたはもう「秋分の日」。  ここまでくると「いよいよ今年も後半戦」という感じがして...
気づけば10年前のまま…大人のメイクは年単位で見直すべし!
 みなさんはぶっちゃけ、メイクの勉強をしていますか? 私はお恥ずかしながら、10代の時に雑誌を参考にして習得した以来、や...
妊娠5カ月、4畳のシェアハウスへの単身引越しに踏み切った話
 先日、夫の実家で親戚の子どもたちと上の子の5歳の誕生日を祝いながら、ふと「ってことは、自分も人の親という立場に置かれて...
気が付けば先輩社員の立場に…「職場で憧れられる存在」に5つの共通点
 仕事がバリバリできて見た目も完璧な女性は、職場の頼れる存在であり、憧れる存在でしょう。「私も少しは後輩から憧れられる女...
2023-09-21 06:00 ライフスタイル
「ほよよ顔」がたまらにゃい!プー太郎君の“たまたま”を激写
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ギャラ飲みは私の天職! 月収100万円、一度だけ恋人関係になった人も…
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
「必ず夢は叶う」は罪なアドバイス? どっちにしろ人生は続くのです
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
日持ち抜群「ジンジャー科のお花」の摩訶不思議、1週間過ぎても元気!
 ワタクシの大切なお花友達のAさんは、見た目は男性ですが、心は妄想が止まらない夢見る乙女。朝の精神統一は「花を触ること」...
子育てワンオペ問題…親頼みのママにモヤモヤ、男性の育児休暇は必要?
 先日友人と、子育てについての話になりました。  私の仲の良い友人たちは、自分の子どもが乳児の時に、実家の協力が得...
おなら、誤爆、カビパン…40年生きてたら、恥ずかしい思い出ぐらいね
 生きていれば、誰にでも一つや二つの恥ずかしい思い出があるものですよね。時間が経って忘れた頃に、ふと思い出してしまうと、...
親との距離感むずい…小言付き同居or孤独な別居、子連れで出した答え
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
遊びスイッチ全開にゃ! 猛ダッシュ“たまたま”の一瞬をパチリさせて~
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
死語説もあるけど便利な「OL」、海外では通用しない?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
私が稼ぐしかない!「月経ディスク」で起業、元居酒屋店員の猪突猛進人生
 パワフルの塊のようなアラサー女性がいます。「株式会社MONA company」代表取締役の向井桃子さん(35)。生理用...
月経ディスクにベットする女の覚悟「ストレスを減らす手伝いがしたい」
 生理用品の一種で使い捨て可能な「月経ディスク」を企画・販売する「MONA company」代表取締役の向井桃子さん(3...