苦手な女性上司と良い関係を築くには 押さえたいポイント4つ

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2019-04-14 06:08
投稿日:2019-04-14 06:00
 女性の管理職が増えている昨今ですが、「同性である女性上司はなんとなく苦手」と思う方も多いようです。「いつもピリピリしていて話しかけにくい」、そんな声もありますね。では、そんな女性上司とはどんな風に接したら良好な関係性を築けるのでしょうか。

苦手な女性上司と良い関係を築く4つのポイント!

 どんなに「苦手」だと思っても、職場で毎日のように顔を合わせる女性上司。楽しく仕事をするためにも、良い関係を築きたいですよね。

 そこで、女性上司と接する時に押さえておきたい4つのポイントをお伝えします!

1. 苦手意識は伝わる!まずは尊敬を

「嫌われてるかも?」「苦手かも?」、そう思うと、女性同士はなかなか仲良くなれないものです。女性上司がよっぽど鈍感ではない限り、あなたが感じる苦手意識は伝わってしまうでしょう。

「そうはいっても好きになれない」そう思うのであれば、まずは、女性上司を尊敬してみるところから始めてみましょう。

「出世をするほどに仕事を頑張ってきた」、「育児や家事との両立をしている」など、今ある事実だけをピックアップしてみると、きっと見えない努力が浮かび上がってくるはずです。

 関係性を築くには、まずは自分から。「好き」までいかなくとも、「尊敬」をすることは良い関係を築く上で大切だと思います。

2. 女性だからこそ体調不良に寄り添う

 女性同士じゃないと分からないことってありますよね。ツラい生理期間はもちろんのこと、女性ホルモンのバランスが崩れやすい30〜50代は、特に体調不良が起こりやすい時期でもあります。

 もしも、女性上司の顔色が悪かったり、風邪を引いていたりなど、体調不良が見受けられるのであれば「大丈夫ですか?」と、寄り添ってみましょう。

 いつもは強気な女性上司でも、同じ女性。女性だからこその気遣いを見せると、きっと好印象を抱かれると思います。

3. 見た目への誉め殺しは逆効果!仕事で媚びを売る

「メイクいつも綺麗ですよね!」「お洋服素敵ですね!」なんて、大袈裟な誉め殺しは女性上司には響きません。「社交辞令でしょ!」なんて、パチンと返されてしまう可能性もあるでしょう。

 そんなことに媚びるなら、仕事で媚びを売りましょう。仕事に関して相談をしたり、教えてもらう時、「分かりやすいです!さすがです!」「本当に勉強になりました!◯◯さんに相談して良かったです!」と、言われた方が、きっとグッとくるはずです。

 なんといっても、人一倍仕事を頑張ってきた女性上司ですから、あなたの仕事への意欲や努力を認めてくれるはずですよ。ただし、見せかけだけではNG。「この間教えたでしょ!」なんて言われないように、気を付けましょう。

4. 細やかな気配りには甘えつつ、しっかりお礼を

 女性上司が持つ、細やかな気配り力はすごいです。残業中に差し入れしてくれたり、家族のことを気にかけてくれたりなど。

 そんな時、恐縮し過ぎたり、強がってしまったりする気持ちも分かりますが、そこは上司の提案や好意を素直に受け取り、最大限に感謝して甘えることをおすすめします。甘えるのが苦手な方もいるかもしれませんが、「もしかしたら、自分との間合いを詰めたいのかもしれない!」と、ポジティブに考えてみると受け入れやすいはずです。

 そして、肝心なのはその後の対応です。しっかりお礼を伝えるようにしましょう。この時、ほんの気持ちとして、「ドリンク剤」や「お菓子」などをさりげなくデスクに置いておくと、なお良いかもしれません。

「苦手」が「意外と好きかも」に変わることもある

 同性の上司と良い関係性を築くってなかなかハードルが高い気がしますが、日々を過ごすうちに「苦手」が「意外と好きかも」に変わる可能性だって十分にあります。

 とにかく大切なのは、女性上司だからといって構えすぎないこと!仕事をする上で、女性も男性も関係ありませんから。

 ただし、女性上司の中には、いわゆる「お局様」がいることをお忘れなく。一挙手一投足全てにネチネチ何かを言われる。そんな場合には、深く関わらないのが懸命でしょう。ある程度の距離を置き、日々をやり過ごすしかありません。

 どんな女性なのかを見極めるアンテナをピンと立てて、ぜひ、上手な関係性を築いていってくださいね。

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

ライフスタイル 新着一覧


コロナ後初の海外! 私が異国の地でワーケーションする理由
 こんにちは。複業家の林知佳です(占い師もやってます!)。全4回にわたり、コロナ後初の海外について書かせていただきます。...
“たまたま”のプロレスごっこ!「にゃんたまアタック」に悶絶
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
私、ナメられてる? いっつも遅刻してくる人の心理&対処法
 人と待ち合わせをしたら時間を守るのがマナーです。でも、中には約束時間を守れず、毎回遅刻してくる人も……。そんな人が周り...
ウォーキングの楽しみ方8選 “アメとムチ”で3日坊主から脱却
 健康のために運動をはじめたくても、「どうせ長続きしない」と、最初から諦めてしまう人は多いでしょう。でも、そんな人におす...
「私は一応慶応卒だけど」ママ友からの性悪マウントLINE3選
 子育て中の女性が避けて通れないのが「ママ友との付き合い」ですよね。最近では、保育園や小学校でも保護者同士でLINEの交...
悩み相談で友達を失う地雷ポイント!優しさは“機能”じゃない
 みなさんはメンタルがヘラっちゃった時はどうしてますか? 人によって解決法はいろいろあると思いますが、中には友人や恋人に...
成長過程の少年“たまたま”にきゅん♡ 澄んだ瞳も美しすぎる
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
“フィリピンパブと愚兄”の話…恋愛運UPの夏の花グラジオラス
 まだ携帯電話が世間一般に普及していない頃のお話しでございます。本コラムにも何度が登場しておりますが、ワタクシには若干一...
夫の実家に帰省したくないのです…“ダラダラ滞在”回避法アリ
 お正月やお盆など、大型連休になると訪れるイベント”義実家への帰省”。せっかくのお休みなのに「義実家のことを考えただけで...
マタタビで“たまたま”たちがコロンコロン♪宴会の思い出だよ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
子なし夫婦は不幸ですか? つらいだけ? いいえ、違います
 一昔前までは、結婚すれば子供を持とうとするのが当たり前のような風潮でしたが、今は時代が変わり、子供を持たないことを選択...
「トイレ掃除した雑巾でw」嫉妬まみれの“女の敵は女”LINE!
 昔から「女の敵は女」といいますよね。もちろん美しい女同士の友情もたくさんあるのですが、中には激しい嫉妬から「女の敵は女...
「愚痴と悪口」ボーダーラインはどこ? 常連の言葉に納得!
 嫌なことがあれば、誰でも愚痴りたくなりますよね。好きなものを食べて、お酒でも飲んで愚痴って、ささっと寝る。それでまた明...
「大人の女の友情」なぜ続かない?諦めてしまうのは簡単です
 大人になるにつれて、人間関係に悩む女性は多いです。仲が良かった学生時代の友達とも、疎遠になってしまった人もいるでしょう...
アニキの“たまたま”チェックに緊張…オシ★アナ好きも必見
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
花のプロ直伝!万能ドクダミチンキの作り方 虫除けにもグー
 いつもお世話になっている横浜の某商店街にあるお花屋さんに、ゲリラ訪問した時のお話しでございます。  本コラム「笑...