実はコスパ最強の蘭「レナンセラ」飾るだけでも“女性美”UP!

斑目茂美 開運花師
更新日:2022-05-25 06:00
投稿日:2022-05-25 06:00

戻ってきた世の中にワクワクが止まらない

 もーワタクシ、ワクワクが止まりません!

 少しずつ以前の生活を取り戻してきた世の中。ゴールデンウィークも3年ぶりに賑わい、ワタクシの住む神奈川にも多くの観光客が戻ってまいりました。まぁ、おかげさまで今年の「母の日」の花屋は随分と落ちついた感じではありましたけどねw。

 規模の調整はございますが、コロナ禍で自粛などを余儀なくされていたイベントも各地で徐々に開催されるようになり、なんだかホッとした喜びを感じております。イベント装飾のお仕事も少しずつ戻ってきて、ワタクシのストレス発散仕事、“ビックサイズフラワーアレンジメント”をお作りする機会も増えて、ますます“ノーストレス生活”を達成しております。

 そんなワタクシの安定した元気・やる気を支えてくれる花色は、ズバリ真っ赤。猫店長「さぶ」にニャーニャー叱られながらも、踊りながら作るビックサイズの真っ赤なフラワーアレンジメントに欠かせない、ヤンキードラマの鈴木紗里奈さんを見過ぎてバンバン惜しみなくブっ込んじゃうお花の正体とはいかに……。

 今回は「あら不思議! 周りの空気をゴージャスに大変身! レナンセラ」の解説でございます。

レナンセラってなんですか?

 レナンセラとは、中国・東南アジア・フィリピンなどに分布する着生蘭類でございます。肉厚で短い葉を左右交互に出しながら上に伸びていくため、10数種あるものの中には、高さ3mに達するビッグサイズな品種もございます。

 花色はオレンジもございますが、多くは燃えるような深い緋色。花単体は小さいものの、固くしっかりした茎にたくさん付け、見た目も重量もかなりなボリューム。現在一般の市場に出回っているものは全長80cm程度のものが多く、色・花数ともにゴージャスなお花でございます。

 別名・腎葯蘭(ジンヤクラン)といい、花粉塊の形からラテン語のレネス(腎臓)とギリシア語のアンセラ(葯、オシベの一部)の2語がくっついた名前のようですが、ゴージャスな見た目の割になんだか生々しいですな。

アランセラという種類もあります

 濃紫が特徴的なバンダをはじめとした蘭の仲間同士を掛け合わせたりしながら、人工的に作られた園芸品種もあり、切り花以外に花鉢としても購入可能になってまいりました。市場に出回る蘭の中で、同じように深く赤い花色が特徴の「アランセラ」という種類もございます。

アランセラ」と「レナンセラ」。パッと見の形状も似ているのに、名前まで似てしまっている……。ややこしいこっちゃ。

「アランセラ」は、花びらが細く、形状がサソリにも似ていることから「サソリラン」とも呼ばれております。どちらも蘭で間違いはございませんが、「アランセラ」の方が花びらが細く、今回ご紹介する「レナンセラ」に比べると、ややボリュームに欠けるかな~。でも充分ボリューミーでござんすよ。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


恋人は責任を感じ…体調不良の原因は意外なところにあった
 潜在的な患者も含めるとおよそ30〜60人にひとりの女性がかかると言われている甲状腺疾患。バセドウ病は、甲状腺機能が亢進...
カレから一途に愛される女性とは?「尽くす女」の行動に注意
 大人になると恋愛するのも腰が重い……。久々にいい人が現れても「この人チャラくないかな?」と見極めるまでに時間がかかりま...
イケメンを40分間貸し切り! 噂の撮影会を体験してきました
 可愛い女の子を囲む撮影会が開催されているのをあちこちで見かけます。  そうした撮影会は、大抵は男性が何人も女の子...
冒険の予感にワクワク!見事な“ツーにゃんたま”にロックオン
 今日はまだ行ったことのない場所へ、アニキが連れてってくれるんだ!  タンケン♪ タンケン♪ 楽しいな~♪ ...
生活保護者の柩に添えられた友人からの別れの花は「心の花」
 たとえお花を特別意識していない方であっても、長い人生の中で「心に残る花」と出会う場面にいつか遭遇するかもしれません。そ...
“察してちゃん”になってない? 7つの特徴や良い対応方法!
 大人になるにつれて、ついつい本心を隠してしまうシーンってあると思います。でも、「そのくらい察してよ」と事あるごとに相手...
お弁当デビューして節約! 無理なく続けるための3つのコツ
 OLの皆さん、通勤の日のランチは何を食べていますか? コンビニでおにぎりとサラダチキンと……「合計587円です」。毎日...
「ちょっとだけよ」チャトラ君に懇願して“にゃんたま”チラリ
 猫のヒゲ袋(マズル)も、ぷくぷく可愛いくて大好き部位だけど、にゃんたまωを見られたら今日はラッキーデー◎。  希...
うわべだけのママ友はいらない! 無理に付き合わないコツ4つ
 共通点があることは、人間関係を深くする上で大事なポイントです。学生時代の友達作りの流れを見てみると「部活動を共に頑張っ...
恋人と話し合い投薬治療を続けるも…また全身に湿疹が出現!
 潜在的な患者も含めるとおよそ30〜60人にひとりの女性がかかると言われている甲状腺疾患。バセドウ病は、甲状腺機能が亢進...
ズルい!「キミが1番好きだよ」の裏に隠されたオトコの真理
 気になるカレから口説かれるとテンションが上がりますよね。その気になってしまって、気がつけばお泊りなんてことも。でも、そ...
大変なことに!“にゃんたま君”がカメラバッグにマーキング?
 むむむ! くんくん! おいらの縄張りに怪しいものがあるぞ!  知らない猫の匂いがする……?  きょうは、私...
お試しの価値アリ!ふわモコ可愛い「ミモザ」の素敵な飾り方
「ウチの野菜はなんだかみんなデカ過ぎる」  お花のお買い物がてら、家庭菜園で採れるお野菜の差し入れを何かとしてくだ...
「負けられないにゃ!」“にゃんたま”が雌猫ちゃんを取り合い
 きょうは、モテ三毛猫ちゃんに群がるにゃんたま君ふたり。  こんなシーンに出くわしたらドキドキしちゃいます。 ...
皆の憧れの的…いつまでもオバサンにならない女性の特徴5つ
「あの人はいつ会っても若い」そんな女性、あなたの周りにもいませんか?  美人だから、というだけじゃない。いつもパワフル...
アナフィラキシーだった…バセドウ病治療は危険と隣り合わせ
 女性ではおよそ30〜60人に1人、男性ではおよそ50〜100人に1人がかかると言われている甲状腺疾患。圧倒的に女性に多...