魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男たちがパートナーからの疑惑を避けるために「あえて心がけている」というナナメ上な奇策をお届けします。
1:何も予定がない日にもあえて遅く帰宅する
「デートの日だけ、遅く帰宅するといかにも怪しいと思うんで、浮気を始めてからは、とくに予定がなくても遅めに帰宅するようにしています。
妻には、これまでとは別のプロジェクトに携わるようになったと説明していて、今のところ疑っている様子もありません」(35歳男性/コンサルタント)
「浮気相手とは毎週水曜日に会っているんですが、その日だけ遅いと怪しいかなと思い、ふだんから遅く帰る日を増やしています。
マンガ喫茶に寄って、時間を潰すことが多いですね」(40歳男性/IT)
◇ ◇ ◇
浮気相手との逢瀬の日だけ遅い帰宅となると、パートナーに違和感を抱かせると警戒している男ほど、日頃から“帰宅時間の遅い俺”をブランディングしているようです。
2:LINEの返信をわざと遅らせる
「浮気を始めてから、浮気相手と会っているときに不自然にならないよう、妻からのLINEへの返事を常に遅らせるようにしています。
デートのときだけ返信が遅いとバレバレだと思ったので」(34歳男性/マスコミ)
「浮気中は、どうしても妻へのLINEに返しにくいタイミングが多い。
なので、仕事中とか日頃から返事を遅くすることで、俺にLINEしてもなかなか返事が返ってこないのが普通だと思わせるようにしています」(41歳男性/外資系金融)
◇ ◇ ◇
デート中には、どうしてもスマホチェックもおろそかになりがち。
“返信が遅い俺”を演出することで、疑惑の目をすり抜けようとナナメ上な作戦を繰り出している男もいるのです。
3:泥酔キャラを演じる
「今、浮気相手にめちゃハマっているのでデートでも泊まりでゆっくり会いたいんです。でも無断で外泊すれば妻に怪しまれるじゃないですか?
なので、わざと『最近、歳のせいで酒に弱くなって、飲むと寝ちゃう』というキャラづくりに走ってます。妻と飲みに行き、わざとその場で寝たフリとかやってます」(44歳男性/保険)
「浮気相手とエッチしたあとは眠いし、できればその場で寝ちゃいたい。
帰るのが面倒なので、最近は『酒を飲むと店で寝てしまう』と妻には伝えています。
ちょっと怪しいかなと自分でも思うんで、週末とかに妻と外食して酒を飲み、眠気に勝てなくなるキャラを必死で演じています」(41歳男性/製造)
◇ ◇ ◇
無断外泊や朝帰りなど、夫の帰宅時間が遅くなれば浮気を疑う妻も多いのが実情です。
“酒に弱くなった俺”を印象づけることにより、浮気相手とのお泊まりデートを楽しもうと裏をかく男もいるのですね。
一つ屋根の下で暮らす妻や彼女にしてみれば、パートナーの些細な変化にも敏感に気づくと思いきや、男たちはそのナナメ上をいく発想で、疑惑の目をすり抜けようと画策することもあるようです。
「なんだかキャラが変わった」と感じたら、その時点で浮気を疑ってみてもいいのかも……。
ラブ 新着一覧