「妻からの疑惑の目」をすり抜ける 浮気男のナナメ上な奇策

並木まき ライター・エディター
更新日:2019-04-18 06:00
投稿日:2019-04-18 06:00
 浮気をしている男たちは、あの手この手で妻や彼女にバレないよう画策をしているようです。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男たちがパートナーからの疑惑を避けるために「あえて心がけている」というナナメ上な奇策をお届けします。

1:何も予定がない日にもあえて遅く帰宅する

「デートの日だけ、遅く帰宅するといかにも怪しいと思うんで、浮気を始めてからは、とくに予定がなくても遅めに帰宅するようにしています。

 妻には、これまでとは別のプロジェクトに携わるようになったと説明していて、今のところ疑っている様子もありません」(35歳男性/コンサルタント)

「浮気相手とは毎週水曜日に会っているんですが、その日だけ遅いと怪しいかなと思い、ふだんから遅く帰る日を増やしています。

 マンガ喫茶に寄って、時間を潰すことが多いですね」(40歳男性/IT)

 ◇  ◇  ◇

 浮気相手との逢瀬の日だけ遅い帰宅となると、パートナーに違和感を抱かせると警戒している男ほど、日頃から“帰宅時間の遅い俺”をブランディングしているようです。

2:LINEの返信をわざと遅らせる

「浮気を始めてから、浮気相手と会っているときに不自然にならないよう、妻からのLINEへの返事を常に遅らせるようにしています。

 デートのときだけ返信が遅いとバレバレだと思ったので」(34歳男性/マスコミ)

「浮気中は、どうしても妻へのLINEに返しにくいタイミングが多い。

 なので、仕事中とか日頃から返事を遅くすることで、俺にLINEしてもなかなか返事が返ってこないのが普通だと思わせるようにしています」(41歳男性/外資系金融)

 ◇  ◇  ◇

 デート中には、どうしてもスマホチェックもおろそかになりがち。

 “返信が遅い俺”を演出することで、疑惑の目をすり抜けようとナナメ上な作戦を繰り出している男もいるのです。

3:泥酔キャラを演じる

「今、浮気相手にめちゃハマっているのでデートでも泊まりでゆっくり会いたいんです。でも無断で外泊すれば妻に怪しまれるじゃないですか?

 なので、わざと『最近、歳のせいで酒に弱くなって、飲むと寝ちゃう』というキャラづくりに走ってます。妻と飲みに行き、わざとその場で寝たフリとかやってます」(44歳男性/保険)

「浮気相手とエッチしたあとは眠いし、できればその場で寝ちゃいたい。

 帰るのが面倒なので、最近は『酒を飲むと店で寝てしまう』と妻には伝えています。

 ちょっと怪しいかなと自分でも思うんで、週末とかに妻と外食して酒を飲み、眠気に勝てなくなるキャラを必死で演じています」(41歳男性/製造)

 ◇  ◇  ◇

 無断外泊や朝帰りなど、夫の帰宅時間が遅くなれば浮気を疑う妻も多いのが実情です。

 “酒に弱くなった俺”を印象づけることにより、浮気相手とのお泊まりデートを楽しもうと裏をかく男もいるのですね。

 一つ屋根の下で暮らす妻や彼女にしてみれば、パートナーの些細な変化にも敏感に気づくと思いきや、男たちはそのナナメ上をいく発想で、疑惑の目をすり抜けようと画策することもあるようです。

「なんだかキャラが変わった」と感じたら、その時点で浮気を疑ってみてもいいのかも……。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


セックスレスの彼がその気になる寝室3カ条 お勧めの香りは?
 セックスレスに悩む女性が少なくありません。恋人やパートナーと一緒に眠る時、セックスに至らない時、女としての魅力がないの...
内藤みか 2022-10-20 06:00 ラブ
絶対家に行っちゃダメ! LINEで学ぶモラハラ彼氏との別れ方
 世の中には、女性に偉そうな態度をとり、精神的苦痛を与え続けるモラハラ彼氏が存在します。でも、ストレスが溜まり心も傷つく...
恋バナ調査隊 2022-10-19 09:42 ラブ
好きなのになぜNG? スキンシップが苦手な女性と男性の本音
 好きな男性には自然と「触れたい」と思う女性が多いでしょう。しかし一方で「好きでもスキンシップは苦手……」と、悩む女性も...
恋バナ調査隊 2022-10-19 06:00 ラブ
LINEの返信が来ない…仕事で忙しい男性と連絡をとる方法は?
「片思い中の男性から連絡が来ないっ」  スマホを握りしめ、通知が来るたびにカレじゃないとガッカリして連絡を待ち続ける…...
若林杏樹 2022-10-19 06:00 ラブ
30代女子なぜ恋愛が億劫に?男性への理想は切り捨てられます
 30代以降の恋愛って、よくも悪くも20代の頃とは変わってくる。世間の30代女子を見る目は、やっぱり20代とは違う。 ...
ミクニシオリ 2023-01-08 19:30 ラブ
文化系男子の好きなタイプは?流行追うよりmyセンスで勝つ
 ワイルドな体育会系男子も魅力的ですが、物静かで知的、自分の世界観やセンスを持っている文化系男子も根強い人気がありますよ...
恋バナ調査隊 2022-10-17 06:00 ラブ
【LINE】指先までお前でいっぱい…ポエマー彼氏にドン引き!
 あなたは、好意を抱いている男性からポエマーのようなLINEが届いても、変わらずに好きでいられるでしょうか?  今回は...
恋バナ調査隊 2022-10-16 06:00 ラブ
40代婚活女子必見「年下彼氏の将来性を見極める」方法とは?
 40代になって婚活をしている女性は、多くの経験を積んできたからこそ「年下彼氏」ができた時に、頼りなく感じて将来を不安に...
恋バナ調査隊 2022-10-16 06:00 ラブ
抜いたヒゲを並べて楽しいの?夫の許せないクセを暴露します
 無意識にしてしまう「ささいなクセ」は、男女問わず誰にでもあるもの。そうとはわかっていても、一緒に暮らす夫の「不快なクセ...
恋バナ調査隊 2022-10-15 06:00 ラブ
「事実婚は既婚者ではない」独身と偽る夫にモヤモヤする女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-10-15 06:00 ラブ
「戸籍汚れずラッキー」事実婚の夫は独身だと偽りリスク回避
「冷酷と激情のあいだvol.112〜女性編〜」では、事実婚の手続きを終えている夫・タカノリさん(仮名)が、今でも外に対し...
並木まき 2022-10-15 06:00 ラブ
なんなん?男も服も「人の物が欲しくなる女」の心理と対処法
「隣の芝は青く見える」といいますが、よく見えるだけでなく我慢できなくなってしまう人もいますよね。恋愛においては、人の彼氏...
恋バナ調査隊 2022-10-15 06:00 ラブ
「離婚したいけど心配」なら独身に戻ってよかった話を読もう
「一生を共にする」と誓った相手でも、さまざまな理由から離婚という選択をする夫婦は少なくありません。ただ離婚に踏み切る前は...
恋バナ調査隊 2022-10-14 06:00 ラブ
「アラフォーが勝てるプロフ」で年下男子とマッチング率UP!
 マッチングアプリで年下のイケメンに何度もいいねしてるのに、ちっともマッチングしない……。そんな悩みを抱えているアラフォ...
内藤みか 2022-10-13 06:00 ラブ
ガツガツ&焦ってる認定は回避!さりげなく好意を伝える魔法
 恋愛にガツガツしていると、周囲から「焦ってるんだな……」と思われがちな大人女子。そんな視線が気になると、好きな人にアプ...
恋バナ調査隊 2022-10-13 06:00 ラブ
車の座席はいじっちゃダメよ…不倫がバレた違和感ときっかけ
 不倫には大きなリスクが伴うとわかっていても、好きになってしまった気持ちに負けてズルズルと関係を続けてしまう人はたくさん...
恋バナ調査隊 2022-10-12 06:00 ラブ