“フィリピンパブと愚兄”の話…恋愛運UPの夏の花グラジオラス

斑目茂美 開運花師
更新日:2022-06-08 06:00
投稿日:2022-06-08 06:00

気を付けるポイントは3つ

1. 管理する場所が日当たり、水はけ、風通しが良い場所であること
2. 水やりは土が乾いたらたっぷり。基本的にはあまりいらない
3. 数年は同じ場所でも構わないが、基本的には連作障害を起こすので場所を変えて育てること

 グラジオラスは陽の光をたっぷり浴びて、大好きな太陽に向かって元気に真っ直ぐ咲いているイメージですが、毎年ワタクシが大注目しているお宅の庭は、違います。

 グラジオラス愛に満ちた方であるのは間違いがなく、壁も塀も無い、開放的で結構な広範囲に植えられた色とりどりのグラジオラスの大群は、ほぼ全て倒れ、自由気ままに曲がりながらも華やかに咲いております(笑)。放任主義で個性を大切にしているんでしょうな。

次の夏も咲かせたいなら…

 グラジオラスは風通しが良い場所を好むわりに、風で倒れやすいのも特徴。無事真っ直ぐに育てるためには支柱を立てるか、株元に盛り土をして茎を支える必要がございます。風で倒れた茎は曲がって育っていきますので、早い段階で起こしてあげてくださいませ。

 また球根植物であるグラジオラスは開花したら切り取り、葉は球根につけた状態で光合成とお礼肥で球根を太らせた後、掘り起こすのが無難。秋には付いていた葉が枯れますが、それが掘り起こしてもいいよ、というサインです。

 冬の間は凍結しないように保管し、春になったらまた植えていただければ、夏に再び綺麗なお花を咲かせますわよ。

切り花として楽しむ

 恋愛運、勝負運のUPが期待できる、といわれているグラジオラス。もちろん開運アイテムとしてもこの上なく良いお花ですが、特筆すべきは“コスパの良さ”でございます。

 1本の長いグラジオラスには茎の中盤から先端にかけて、たっぷりとした蕾を蓄えております。時間の経過と共に下の蕾から徐々に咲き始め、アナタの手入れ次第では、夏の暑い時期でも2週間程度は楽しめる脅威のお花なのでございます。

 グラジオラスの本数で密会時間をお知らせする用事もないのでしたら、安心して1、2本のグラジオラスをアナタのお家に飾ってくださいませ。えー、どなたさまも密会時間のお知らせはスマホでお願い致します。

一緒に飾るなら「ヒマワリ」

 そして、共に飾っていただきたいお花のオススメは「ヒマワリ」。金運を上げるといわれるヒマワリもまた夏のお花の代表格でございます。

 ヒマワリの意外な楽しみ方は、「花びらが無くなっても気にすることは無いのだよ」。グラジオラスの寿命とヒマワリとでは、多少の違いがございますが、ヒマワリには萎れた花弁を取り除いても美観に耐えるフォルムが残るという強みがございます。

 ヒマワリの真ん中の目玉みたいに見える種子部分とガクが残り、それはそれで何だかアートの匂いがしますw。おまけにグラジオラスとヒマワリは、花瓶の中の水も少ない方が好ましく、底から5センチ程度で十分。ただし、夏のお水替えは毎日必要でございます。手を洗うタイミングであれば、そんなに億劫なことでは無いはず。ぜひ、お試しあれ。

 恋愛運をあげるグラジオラスが、アナタに素敵な恋愛をもたらしてくれますことを……遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


『あんぱん』の方言、実際どう? 高知県民からの評価を聞いた。「あの俳優の声質と土佐弁が相性抜群」
 現在NHKにて絶賛放送中の連続テレビ小説「あんぱん」。今田美桜が演じる主人公・のぶと北村拓海演じる嵩の二人が、どのよう...
ジメジメ湿度が憎たらしい! 梅雨の「嫌~な思い出」エピソード集。白いスカートが一瞬でビシャッ
 毎年ゆううつな、ジメジメとした梅雨の季節。髪はうねるし、メイクは崩れるし、傘があっても結局びしょ濡れ…なんてこと、あり...
休日がない(涙)私のストレス発散法。祝日ゼロな“魔の6月”はこう乗り越えた!
 祝日がない6月を乗り切った同士の皆さま、お疲れ様です! ただ、残念なことに7月と8月の祝日もたった1日だけ(涙)。休み...
お兄ニャン、そんな無防備スタイルで大丈夫? “たまたま”を心配する妹猫の優しさにキュン♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ゲフッ…炭酸でむせるのは“老い”のせいか。ついに来た「更年期の地雷」はそこかしこに。麺のむせはどうする?
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
世話めんどくせっ!ズボラでも枯らさない「タフネス植物」たち。NASAが認めたスタイリッシュなツワモノも
 猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋さんに今年も恐怖の季節がやってまいりました。  いやはや最近の日本の夏は、...
「社会人としての責任ですよー」休日に勘弁して! 私が“退職”を決意したLINE3つ
 仕事を辞めるのにはさまざまな理由がありますが、中には「あるLINEがきっかけで退職を決めた」なんて人もいるようです。い...
夫がイクメン=家庭円満とは限らない。妻でも母でもない“私”を取り戻すのは悪いこと?
「おしゃれは自分のため」と言いつつも、パートナーから「きれいだね」なんて一言があれば、それだけで1日中気分がよくなるもの...
「大阪万博」開幕から2カ月、どうなった? 変化した5つの常識。インパク、わんぱく…ファン専門用語も解説
 4月13日に大阪・夢洲で開幕し、連日にぎわいを見せている大阪・関西万博。累計入場者数も900万人を突破し(6月23日現...
美猫が勢ぞろい! 天才モデルに令和の王者まで♡ 癒しの“にゃんたま”の9連発
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 2025年6月にご紹介したもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかし...
記憶から消えていく…加工アプリを使わずに撮った、本当の顔
 踊り子として全国各地の舞台に立つ新井見枝香さんの“こじらせ”エッセーです。いつでも、いついつまでも何かしら悩みは尽きな...
にゃんたま族はヒモが好き。誘惑に吸い寄せられて…この通り!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
【動物&飼い主ほっこり漫画】第99回「気分転換も必要ニャン」
【連載第99回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
「スメハラ」ですよ! 香水に“マナー”があるの知ってる? ビジネス、プライベート別の付け方をおさらい
 上手く使えば人の心を鷲掴みにできるアイテム、香水。香りは人の記憶に強く残るので、相手に自分の印象を残したいときに役立ち...
イタタ…妻が困る「非常識」夫のトンデモLINE3選。「挨拶するわけないやろw」ってどの口が?
 恋は盲目。“彼氏”のときは見えなかったけど、“夫”になったら気になりまくる非常識なパートナーに頭を抱えている女性もいる...
【女偏の漢字クイズ】「妻、委、要、妾、姿」の中の仲間外れはどれだ?(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...