未来の義兄とノーパンデートSEX!開発される悦びを知った#3

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2022-07-19 14:18
投稿日:2022-07-08 06:00

ホステスであることを隠しながら関係を

――彼(Rさん)との関係の続きを詳しくお聞かせください。

「はい、前回もお話しした通り、月に3回くらい逢って食事をし、セックスする関係になりました。彼にはあくまでも『モデル』と言っていましたので、ホステスの件はいっさいナイショです。

 私は銀座のクラブで働いていたのですが、お客さまと同伴の際、彼のオフィスのある青山近辺には極力近づきませんでしたね。

 万が一、お客さまと一緒の時に彼と遭遇したことを想定し、『この人は大切なクライアント』と、とっさに言える準備もしていました。

 LINEがすぐに返せない時は『ごめんなさい、仕事が長引いて』とか『スポンサーやクライアントとのお食事会があって……』と、上手に対応していました。

『仕事の調子はどう?』と訊かれた時は、『最近は、会社の新入社員用のマナー動画やパンフレットの仕事が多くて、企業内でしか見られない仕事が多いかな』とか『新人モデルのウォーキングレッスンの講師をしているの』など、適当にごまかしました。

 彼もそのあたりは深く聞かず、『応援しているから』とにっこり。

 そして、お決まりのようにホテルで情熱的に抱き合いました」

回を重ねるごとに肌が馴染んでいく

――続けてください。

「彼とのセックスは回を重ねるごとに濃厚になっていきました。

 初めての時もよかったけれど、さらに体や肌が馴染んでいくんですね。安心感と刺激がいいバランスで全身を包んでくれる感じ。

 そして、相手の感じる部分も次第にわかってくるのも嬉しいですね。未開の場所を開拓するかのように、彼の感じる部分をじっくりと観察しながら愛撫し、性器をこすり合わせました。

 フェラチオの際、裏スジとカリのくびれが交差する『包皮小帯』を重点的に舌先で責めると、『ううっ、そこ……いいよ』と、普段なら決して聞けないようなセクシーな声を聞かせてくれて……その声を聞くだけで私のアソコも潤みを増していくんです。『もうすぐこのペニスを挿入してもらえる』と思うと、ますます興奮しちゃって……(笑)。

彼の意外な性感帯を知る発見の喜び

 それに、彼は乳首を甘噛みされるのも好きなんです。

 これ、フェラをしている際に私が腕を伸ばして彼の乳首を摘まんだら、いつも以上にエロティックな声で『あうっ』って呻(うめ)いたんですね。

 すぐに、『あ、ここだ』と思って、ペニスを吐き出して、乳首をチロチロ舐めたんです。もちろん、舐めていないほうの乳首は、指で摘まんだり弾いたりして……。

 すると、体をくねらせていっそうセクシーな声をあげるので、軽く乳首を噛んだら、案の定『それ、いい……すごく、いい』って(笑)。

 思わぬ彼の性感帯を見つけて、最高に嬉しかった。男の人って、意外と乳首が感じるんじゃないかしら」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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