未来の義兄とノーパンデートSEX!開発される悦びを知った#3

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2022-07-19 14:18
投稿日:2022-07-08 06:00

こんなにいやらしい顔をするなんて…鏡の前でのセックスに興奮

――勉強になる読者さんも多いと思います。続けてください。

「最初のエッチでは正常位でしたが、私たちは様々な体位で交わるようになりました。ホテルで夜景を観ながらのバックだったり、バスルームで湯を張ったバスタブに浸かり、後ろ抱きされながらの背面座位だったり……そうそう、バスルームの洗面台に手をついてバックからハメられた時は興奮しました。

 目の前に鏡があって、彼の欲情する表情はもちろんのこと、貫かれるごとに私の乳房がぶるん、ぶるんと揺れて……。浴室だけに、ペニスが行き来するニチャニチャという肉ずれの音も響くんです。

 鏡を見ると、頬を紅潮させて、半開きにした口端からよだれを流す自分と目が合って……『ああん、私、なんてエッチな顔をしてるの』と思うと、さらに興奮がエスカレートしていくんです。

 ホステスという仕事柄、鏡を見る機会は多いのですが、セックスの時、自分がこんなにいやらしい顔をするなんて思わなかった。

 それも愛しいRさんに抱かれているからだと強く感じました」

初めての冒険! 背徳のノーパンデート

――続けてください。

「Rさんとは、ノーパンでデートもしたこともありました。

 一度私が『ボディにフィットした服ってランジェリーに気を遣うのよね』と言うと、『じゃあ、ノーパンでデートしようか』って。

 そんなこと言われたのは初めてで驚いたんですが、そこは彼に従って『Rさんが言うなら、ちょっとだけ冒険しようかな』とノーパンデートをしました。

 もちろんストッキングも穿かずに(笑)。

 で、ヴァギナから蜜が滲んでも目立たないよう、黒のワンピースにしましたね。

濃厚なセックスに身も心も満たされ

 ハイヒールで歩くたび、アソコが風に撫でられて……。彼と腕組みしながら、耳もとで『風がアソコに吹きつけてくるの……焦らされているようで、アナタの舌が欲しくなっちゃう』なんて囁きながらショッピングをして、食事をして、ホテルに行ったんです。

 中途半端に『風の愛撫』を受けた分、その夜のクンニリングスは、かなり感じました。仰向けにされてたっぷりと舐めしゃぶられたあと、今度はうつぶせになって、ヒップを高く突きだすように言われて……彼の舌の動きも激しかったし、肉ビラをチューッと吸われる吸引力もすごかった。

 気持ちよくて、たまらなくてそのままバックでハメてもらいました。

 しばらく抜き差しをしていると、彼『右腕を後ろに伸ばして』って言うんです。私が言う通りにすると、彼の手が私の右手をギュッとつかんで引き寄せてきて……。体が反りかえった分、挿入されたペニスの角度はもちろん、結合感も強まって、気持ちよさが倍増。

 しまいには左手も掴まれて、エビ反りのような体勢で交わったんです。

 ちょうど夜景ごしのガラスにその姿が映りこんで、その光景があまりにもいやらしかったので、私、思わず見入ってしまいました。

 彼が腰を穿(うが)つたび、乳房が揺れ弾み……2人の喘ぎ声が重なって、部屋には汗と性臭が充満して……。ノーパンデートから始まった濃厚なセックスに、私は身も心も満たされていました。

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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