2. 大きさだけじゃない! 美しい胸のポイントは?
「そもそも、ただ大きいだけじゃあ、美しいバストとは言えないわ。美胸の3大ポイントは『形』『バランスのいい大きさ』『ハリ・弾力』よ」
「3大ポイント……。たとえば、『バランスのいい大きさ』って、どれくらいですか?」
「全身を鏡で映してバスト・ウエスト・ヒップにメリハリがついているなら、『その人にとってのバランスのいい胸』と考えて大丈夫よ。
目安として、バストとウエストに20cmくらい、ウエストとヒップに25cmくらいの差がある体型が黄金比といわれているわね。
それに加えて、胸が垂れていなく、輪郭がはっきりしていれば『形のいいバスト』といえるわ」
由香さんは、感心したようにうなずいています。
「あとは『ハリ・弾力』。しっとりと柔らかく、触れたいと思えるような肌であれば理想的ね」
「なるほど。トータル的なバランスが大切なんですね!」
「えぇ。胸の大きさは乳腺の発達と関連しているといわれていて、成長期を過ぎると乳腺の発達は終わってしまうから、20代後半以降に劇的なバストアップを望むのは難しいかもしれないわ。でも……」
えりのボスは自信たっぷりにいいました。
「メリハリボディやハリツヤのある肌は、自分の意志でつくれるものよ。オンナは総合力で勝負しましょう!」
3. 美しい胸に効果的な栄養素とは?
美しい胸をつくるには、食べ物から摂取する栄養が大切。
バランスのいい食生活は女性ホルモンや成長ホルモンの分泌を整え、女性の健康的なからだづくりをサポートします。
「特定の食べ物を食べればバストアップできる!」という考え方ではなく、健やかなからだづくりを根本的に支えるような食生活を意識しましょう。
積極的に取り入れたい栄養素と、代表的な食材を紹介します。
3-1. たんぱく質
たんぱく質は筋肉や皮膚、ホルモンなど、全身を構成する重要な栄養素です。バストのおもな構成要素は脂肪ですが、その土台には肋骨全面に広がる大胸筋があります。
大胸筋のコリを防いでしなやかに保つとともに、良質なたんぱく質を摂取して美胸づくりを支えていきましょう!
たんぱく質は豆、卵、肉、魚などさまざまな食品から摂取できます。
3-2. 大豆イソフラボン
大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと分子構造が似ており、エストロゲンに似た働きをします。
女性らしいからだづくりの強い味方となる大豆イソフラボンは、豆腐やおからなどの大豆製品から摂取可能です。
ビューティー 新着一覧