ニオってる?夏の汗・皮脂が臭う原因と対策【部位別に解説】

コクハク編集部
更新日:2023-01-26 19:03
投稿日:2022-08-04 06:00

4. 漢方薬で根本的に体質ケア!

 からだの内側から根本的に体質ケアをしていきたい方には、医薬品の漢方薬がおすすめです。

 プレ更年期から更年期の女性は、女性ホルモンの影響で体臭が強くなりやすいもの。漢方薬で自律神経に働きかけ、内側からアプローチするのも有効です。

 体臭の発生は、からだの中の老廃物が溜まってしまっている状態が原因と考えられます。血液や水分の巡りを改善することで、老廃物の排出を促したり、皮膚を引き締めたりすることで汗を抑え、汗を調整する自律神経を整えて正常に戻していきます。

 また、血液の巡りがよくなると、疲れにくく、ストレスに耐える力が高まるなどのメリットもあります。

 忙しい現代女性が、毎日3食バランスのいい食事を作ったり、運動を毎日続けたりするのはちょっと大変……。でも、漢方薬なら症状や体質に合ったものを毎日飲むだけなので、無理なく気軽に継続できますよ。

 それでは、お手頃価格で体臭ケアを考えたい方におすすめの漢方薬をご紹介します。

<体臭に悩む更年期・プレ更年期の女性におすすめの漢方薬>

・防己黄耆湯(ぼういおうぎとう):疲れやすく、水太り傾向のある人で、汗をかきやすい場合などに用います。

・知柏地黄丸(ちばくじおうがん):体力が中等度以下で、口渇のある人の顔や四肢のほてりなどに用います。

 なお、漢方薬を選ぶときは、自分の体質に合ったものを選ぶことがとても重要です。

 体質に合わないものを選んでしまうと、十分な効果が出ないだけでなく、副作用が起こることもあるのです。購入するときはできるだけ、漢方のプロである医師・薬剤師に相談するようにしましょう。

 オンラインで自分にぴったりな漢方を提案してくれるサービスも人気なので、チェックしてみてくださいね。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ビューティー 新着一覧


【2023年人気記事】たかがパンツされどパンツ、30年ぶりのTバックで…
 あけましておめでとうございます。2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記...
サマンサタバサ、4℃大量閉店 エビちゃんOL系が令和世代にウケない背景
 これも時代か…。かつて若者の人気ブランドだった「Samantha Thavasa(サマンサタバサ)」の経営危機が報じら...
31歳女が勇気を出して「人生初まつげパーマ」に挑戦してみた
 恥ずかしながら、30代になってもまつげパーマをした経験がありませんでした。そんな私がまつげパーマに挑戦したきっかけは、...
自分の顔見てぎょ!「まぶたのたるみ」すっきり見せるケア&メイク法
 自分の顔を鏡で見たとき「アイメイクしているのに目元に元気がない…」と感じたことがあるアラフォー、正直に挙手!  そ...
意外と見られてる!“愛の証”キスマークの消し方と隠し方…安心してつけて
 大好きな彼との熱い時間に、ついてしまったキスマーク…。会社に行くのも気まずいし、友達に見られるのも嫌! と悩む人もいる...
盛りブラよりスポブラ! 貧乳40女が直面したブラジャー問題
 自他ともに認める貧乳です。ええトシこいて、あばら浮いてます。  よって筆者のブラジャーは盛り重視。「寄せて上げる」ど...
おならが臭う、げっぷが出る!【医療専門家監修】腸活から知るセルフケア
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
廃盤になったら外出できない!? 40代美容家愛用「底見えコスメ」厳選2品
 物価高に苦しむ今は「本当に使えるもの」に厳選して、コスメ選びをしたい人も増えていますよね。  40代のメイクでは、ア...
「膣が乾いて痛い…」40代、夜の生活で実感した老い問題どうしてる?
 40代女性の悩みの一つとして、「夜の生活で感じる老い」があります。若い頃とは違い、老いを感じはじめる年齢でもありますよ...
双子級にそっくり!レブロンがボビィブラウンの名品ハイライターを食った
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
そのふらつきは脳の病気?自律神経の乱れ?【医療専門家監修】5つの整う
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
コンプレックスが悪目立ち!今すぐ見直したい残念メイクテク3選
 コンプレックスを解消するためのメイクが、実は逆効果になってしまっていたら悲しいですよね。  メイク手法が定着している...
「膣おなら」の原因は?【医療専門家監修】性交渉や運動中に恥ずかしい…
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
値段差4300円!SUQQUソックリの「エクセル」お粉はプチプラの鑑だ
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
愛用する化粧水が“改悪”の悲劇!敏感肌の30女が頼った「2つのブランド」
 敏感肌ですぐに赤くほてってしまうタイプのため、鎮静効果のある化粧水を長年愛用してきました…が、それがリニューアルされて...
【ユニクロ】絶賛セール中!ドローストリングショルダーバッグが超使える
 今年はユニクロのラウンドミニショルダーバッグが流行りましたが、ドローストリングショルダーバッグも大容量で魅力的なのを知...