個別にLINEを交換
――続けてください。
「U君を玄関まで見送る際、私はスマホを出して『U君のLINEのアドレス教えて』と言いました。本来ならば、家庭教師との直接のやり取りは禁じられ、必ず本部を通さなければいけませんが、今回は事情が違います。
彼も私の意を汲んだように快諾してくれましたね。
もちろん、すぐには連絡をしません。金曜日に初エッチをして次の火曜日までどれほど長かったか――。
童貞喪失を思い出し、何度も自慰を
その間、私は何度も鏡の前に立ち、彼がつけてくれたキスマークを見つめ、体を熱くしました。それだけじゃありません。キスの味や童貞喪失の瞬間を思い出しながら、ベッドの中でいくども自慰に耽(ふけ)りました。
早く彼の逞(たくま)しいペニスに貫かれたい。次はフェラチオもしてあげたいし、クンニもして欲しい。シックスナインも教えてあげたいし、アヌスだって弄ってあげたい……などと、次々に淫らな行為に思いを馳せましたね。
あの初々しいピンクのペニスを思い出しただけで、体が火照ってしまうんです。今度はたっぷりとしゃぶってあげたい……。
本当に最低の母親ですが、心も体も完全にメスになっていました。
帰り際の一瞬のキス
火曜日にU君が来てくれた時、それはそれは嬉しかったですよ。
いくぶんか大人びたように見えたのは、きっと童貞を卒業したからかしら……なんて勝手に思ってしまって(笑)。
で、息子の授業が終わり、見送りの際に玄関先で『今度は外で逢えないかしら?』と誘ったんです。
LINEを交換しているのに、あえてそれを使わず直接誘ったのは、多少の焦らしもあったでしょうか。
彼、顔を真っ赤にしながら、うなずいてくれましたね。
LINEで連絡する旨を伝えると、不意に彼の顔が近づいてきたんです。
一瞬だけ唇が重なり、すぐさま、彼は踵(きびす)を返して立ち去っていって……。
メスの本能が…2度目の逢瀬を計画
彼の後ろ姿を眺めつつ、私はキスの余韻と、再び彼に抱かれる期待に下腹を熱くしました。
早く抱かれたい……その思いはリビングに戻って、息子の顔を見ても変わらぬまま。完全にメスの本能を取り戻してしまったんですね。
その日から、私は彼との2度目の逢瀬を計画し始めたんです。
わずかに残る胸のキスマークを見ながら――。
続きは次回。
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